<TOPICS>どのオフィスを選べばよい?それぞれの特徴を解説
ベンチャー企業におすすめのオフィスや選ぶときのポイントとは?レイアウト・デザイン例も紹介!

ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは、新しい技術やビジネスモデルを基に急成長を目指す企業のことを指します。一般的に、革新的なアイデアや高い成長性を持ち、リスクを取って新しい市場に挑戦する姿勢が特徴です。大企業とは異なり、機動力や柔軟性を活かして急速な事業拡大を図ります。
一方、スタートアップ企業は、ベンチャー企業の初期段階を指す言葉として使われることが多いです。スタートアップは、まだビジネスモデルを確立する前の段階にある企業を指し、資金調達や顧客開拓などの課題に直面しています。
ベンチャー企業とスタートアップ企業の主な違いは、事業の成熟度にあります。ベンチャー企業は既にある程度の事業基盤を確立し、成長軌道に乗っている段階にあります。一方、スタートアップはアイデアの検証や事業の立ち上げ段階にあり、まだ安定した収益を上げていない場合が多いです。
ただし、これらの用語は明確な区分があるわけではなく、文脈によって使い分けられることがあります。両者とも革新性と成長志向を持つ点では共通しており、経済の新陳代謝を促進する重要な役割を果たしています。
ベンチャー企業に求められるオフィス環境

ベンチャー企業にとって、優れたオフィス環境は成功への重要な要素です。急速な成長と変化に対応できる柔軟性、創造性を刺激する空間、そして従業員のモチベーションを高める快適さが求められます。
優れたオフィス環境が重要な理由は、ベンチャー企業の特性に深く関わっています。まず、革新的なアイデアが生まれやすい環境が必要です。また、チームの協力や情報共有を促進し、迅速な意思決定を可能にする空間設計が重要です。さらに、優秀な人材を引きつけ、維持するためにも、魅力的なオフィス環境は欠かせません。
ベンチャー企業に適したオフィス環境には、以下のような特徴が挙げられます。
【ベンチャー企業に求められるオフィス環境】
- ・フレキシビリティの高い空間設計
- ・コラボレーションを促進するオープンスペース
- ・創造性を刺激するデザイン性
これらの要素を取り入れることで、ベンチャー企業の成長と革新を支える理想的なオフィス環境を実現できます。
ベンチャー企業に適したオフィスの種類

ベンチャー企業には、その成長段階や事業特性に応じて最適なオフィスの形態が異なります。
ここでは、ベンチャー企業に適した主要なオフィスタイプを紹介します。各タイプの特徴やメリット・デメリットを理解することで、自社に最適なオフィス選びの参考にしていただけるでしょう。
【ベンチャー企業に適したオフィスの種類】
- ・居抜きオフィス
- ・セットアップオフィス
- ・シェアオフィス
- ・コワーキングスペース
- ・バーチャルオフィス
- 居抜きオフィス -
居抜きオフィスとは、前の入居者が使用していた設備や内装をそのまま引き継いで利用するオフィスです。机や椅子、電話回線などの基本的な設備がすでに整っているのが特徴です。
メリットとしては、初期費用を抑えられることや、すぐに業務を開始できる点が挙げられます。一方、デメリットは自社の希望通りのレイアウトやデザインにするのが難しい場合があることです。
法人登記は可能です。ただし、物件によっては制限がある場合もあるので、契約前に確認が必要です。
居抜きオフィスはIT系のスタートアップや、コスト意識の高いベンチャー企業に向いています。特に、急成長を見込んでいるため長期の契約を避けたい企業には適しているでしょう。
- セットアップオフィス -
セットアップオフィスは、オフィス家具や通信設備などが予め設置されている賃貸オフィスです。居抜きオフィスと似ていますが、より計画的に設計されているのが特徴です。
メリットは、初期投資を抑えつつ、比較的新しい設備を利用できることです。デメリットは、自由なカスタマイズが制限される場合があることです。
法人登記は通常問題なく行えます。ただし、契約時に確認することをおすすめします。
人材やIT関連のベンチャー企業など、迅速な事業立ち上げを重視する企業に適しています。
- シェアオフィス -
シェアオフィスは、複数の企業や個人が一つのオフィススペースを共有する形態です。各テナントは必要な分だけのスペースを借りることができます。
メリットは、コストの削減と柔軟な契約が可能な点です。デメリットは、プライバシーが限られることや、他の入居者との調整が必要な場合があることです。
法人登記は可能な場合が多いですが、シェアオフィスの運営会社によって方針が異なるため、事前確認が必要です。
フリーランスや少人数のスタートアップ企業に向いています。
- コワーキングオフィス -
コワーキングスペースは、独立して働く個人や小規模チームが集まって働く共有オフィス環境です。シェアオフィスよりもさらにオープンな雰囲気が特徴です。
メリットは、他の利用者とのネットワーキングの機会が豊富なことや、柔軟な利用が可能な点です。デメリットは、静かな環境を求める作業には不向きな場合があることです。
法人登記については、スペースによって対応が異なります。多くの場合、バーチャルオフィスサービスと組み合わせて提供されています。
クリエイティブ系のフリーランスや、IT系のスタートアップなど、コミュニティを重視する業種に適しています。
- バーチャルオフィス -
バーチャルオフィスは、物理的なオフィスは持たずに、住所や電話番号などのオフィス機能だけを提供するサービスです。
メリットは、コストを大幅に抑えられることです。デメリットは、実際の作業スペースがないことや、顧客との対面ミーティングに制限がある点です。
法人登記は通常可能です。むしろ、法人登記のための住所提供がバーチャルオフィスの主要なサービスの一つです。
オンラインビジネスや、顧客先で作業することが多いコンサルティング業など、実際のオフィスをあまり必要としない業種に向いています。
ベンチャー企業向けのオフィス選びのポイント

ベンチャー企業がオフィスを選ぶ際には、特有の需要や成長性を考慮する必要があります。適切なオフィス選びは、企業の成長と成功に大きな影響を与えます。
以下に、ベンチャー企業がオフィスを選ぶ際の重要なポイントを紹介します。
【ベンチャー企業向けおオフィス選びのポイント】
- ・ブランディングのしやすさ
- ・立地条件の良さ
- ・初期費用の負担や契約内容の自由度
これらのポイントを押さえることで、ベンチャー企業の特性に合ったオフィス選びが可能になります。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
- ブランディングのしやすさ -
ブランディングのしやすさは、ベンチャー企業にとって非常に重要です。なぜなら、オフィスは企業の顔であり、企業文化や価値観を体現する場所だからです。適切なブランディングは、顧客や投資家に対する印象を向上させ、従業員のモチベーションも高めます。
ブランディングがしやすいオフィスかどうかは、いくつかの点から判断できます。まず、カスタマイズの自由度が高いかどうかです。壁や床の色、レイアウトの変更が可能であれば、企業の個性を反映しやすくなります。
次に、エントランスの印象も重要です。来客を迎える場所が企業イメージを反映できるかどうかで、第一印象が大きく変わります。また、建物全体の雰囲気が自社のブランドイメージと合致するかも考慮すべきポイントです。
さらに、社名やロゴを目立つ場所に掲示できるかどうかも、ブランディングの観点から重要です。これらの要素を考慮することで、企業の個性を表現しやすいオフィスを選ぶことができます。
- 立地条件の良さ -
立地条件の良さは、ベンチャー企業の成長と運営効率に直結する重要な要素です。優れた立地は、人材の確保や取引先とのコミュニケーション、さらには企業イメージの向上にも寄与します。
立地の良いオフィスを選ぶ際には、いくつかの条件を確認するとよいでしょう。まず、交通アクセスの良さが重要です。主要駅からの距離や、複数の交通手段が利用可能かどうかを確認しましょう。
次に、ビジネス環境も考慮すべきです。同業他社や関連企業が集まるエリアであれば、ビジネスチャンスも増えるでしょう。周辺施設の充実度も重要な要素です。飲食店やコンビニなど、従業員の利便性を高める施設が近くにあるかどうかを確認しましょう。
また、エリアの将来性も考慮に入れるべきです。再開発計画などがあり、エリアの価値が上昇する可能性があるかどうかを調べておくとよいでしょう。
最後に、セキュリティも重要です。24時間利用可能で、セキュリティ設備が整っているかどうかを確認しましょう。これらの条件を満たす立地を選ぶことで、ビジネスの成長と従業員の満足度向上につながります。
- 初期費用の負担や契約内容の自由度 -
初期費用の負担や契約内容の自由度は、ベンチャー企業にとって特に重要です。なぜなら、ベンチャー企業は急成長する可能性がある一方で、資金繰りが厳しい場合も多いからです。
適切な初期費用と柔軟な契約内容は、いくつかの理由で重要です。まず、資金の有効活用が可能になります。過度な初期投資を避けることで、事業成長に資金を回すことができます。
次に、スケーラビリティも重要です。企業の成長に合わせて、オフィススペースを柔軟に拡張できる契約内容が望ましいでしょう。リスク管理の観点からも、柔軟な契約は有利です。長期契約による縛りを避けることで、事業環境の変化に対応しやすくなります。
さらに、キャッシュフロー管理の面でも利点があります。月々の固定費を抑えることで、安定した財務管理が可能になります。これらの要素を考慮することで、ベンチャー企業の特性に合った、柔軟性の高いオフィス選びが可能になります。
ベンチャー企業におすすめのオフィスデザインやレイアウト例

ベンチャー企業のオフィスには、事業の成長と従業員の生産性を支援するさまざまなスペースが必要です。
以下の表で、おすすめのスペースとその概要を紹介します。
ベンチャー企業におすすめのスペース | 概要 |
---|---|
執務スペース | メインの作業エリア。オープンレイアウトで柔軟性と協業を促進 |
ミーティングエリア | チーム内外のコミュニケーションを活性化する打ち合わせスペース |
ラウンジ | リラックスや気軽な交流のための多目的スペース |
Web会議スペース | オンラインミーティングに適した防音設備を備えた個室 |
屋外スペース | テラスや屋上など、気分転換やインフォーマルな会話に活用 |
個人ブース | 集中作業や短時間の通話に適した小規模な個室 |
リラクゼーションスペース | 休憩や瞑想などのためのくつろぎの空間 |
フレキシブルスペース | イベントやプロジェクト単位で利用可能な可変性の高いエリア |
レイアウトを決める際のポイントは、柔軟性と機能性のバランスです。将来の拡張や変更を見据えた可動性の高い家具の選択、異なる作業スタイルに対応できるゾーニング、そして企業文化を反映したデザイン要素の取り入れを心がけましょう。
- expaceによるオフィスデザイン実績 -
expaceは、多様な企業のニーズに応えるオフィスデザインと設計の実績を持っています。ここでは、expaceが手掛けた先進的なオフィスデザインの事例をいくつかご紹介します。
expaceは、TOPPANグループの環境デザイン事業部が提供するサービスで、企画から設計、施工までをワンストップで提供しています。クライアント様の要望を丁寧にヒアリングし、最適なオフィス空間を創出することに特化しています。
●利便性の高いセットアップオフィス【HF浜松町ビルディング様】

HF浜松町ビルディングのセットアップオフィスは、ベンチャー企業にとって魅力的な特徴を多く備えています。
まず、エレベーターを降りてすぐに目に入る印象的なデザインが、企業ブランディングに貢献します。複数のレイヤーで構成された空間は、奥行きと立体感を生み出し、訪れる人々に強いインパクトを与えます。

また、多様な働き方に対応できる柔軟なスペース構成も特徴です。中央の造作カウンターやファミレスブース、小上がりスペースなど、用途に応じて使い分けられる空間が用意されています。
これにより、チーム作業や個人作業、リフレッシュなど、さまざまなワークスタイルをサポートします。
関連記事:HF浜松町ビルディング セットアップオフィス 新設
●フレキシブルな働き方を実現できるオフィス【NC建材株式会社様】

NC建材株式会社様のオフィスデザインは、フレキシブルな働き方を実現する上で優れた特徴を持っています。オープンスペースには大型モニター付きの造作棚が設置され、情報共有やコミュニケーションの促進に役立ちます。これは、チーム間の連携や情報の即時共有を支援する設計です。

また、個別ブースの設置により、オンライン会議や集中作業のための空間も確保されています。さらに、カフェブースはスライディングウォールで仕切ることで大人数の会議室としても利用可能となり、空間の多目的利用を実現しています。
このように、さまざまな業務スタイルに対応できる柔軟なレイアウトは、変化の激しいベンチャー企業の業務形態に適しており、生産性の向上につながります。
関連記事:NC建材株式会社様 オフィス営業所新設
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まとめ
ベンチャー企業にとって、適切なオフィス選びは成功への重要な一歩です。急成長と変化に対応できる柔軟性、ブランディング効果、そして従業員の生産性向上を考慮したオフィス環境が求められます。
居抜きオフィスやセットアップオフィス、コワーキングスペースなど、多様な選択肢の中から自社に最適なものを選ぶことで、事業の成長を加速させることができます。立地条件や初期費用、契約の自由度なども重要な検討ポイントです。適切なオフィス環境を整えることで、優秀な人材の獲得や定着、そして企業価値の向上につながります。ベンチャー企業の特性に合わせたオフィス選びが、持続的な成長の基盤となるのです。
TOPPANでは、お客様のニーズに合わせた、オフィス空間をご提案しています。
企業価値を高めるオフィス改修のご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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