COLUMNS

コラム

TOPコラムチームビルディングの目的や取り組むうえで大切なこととは何か簡単に解説!

<TOPICS>チームビルディングの4段階をわかりやすくご紹介

チームビルディングの目的や取り組むうえで大切なこととは何か簡単に解説!


チームビルディングは、組織の成功と個人の成長を両立させる重要な戦略です。本記事では、チームビルディングの本質や、チームワークとの違い、そのメリットについて詳しく解説します。また、効果的なチームビルディングを実現するための5段階のプロセスや、成功のコツも紹介します。 これらの知識を活用することで、強固なチームを構築し、組織の競争力を高めることができるでしょう。ぜひ、チームビルディングの実践の際に参考にしてください。

チームビルディングとは

チームビルディングとは、組織内のメンバーが協力して目標を達成できるよう、個々の能力を最大限に引き出し、効果的なチームを構築するための取り組みです。

この取り組みは、単なる人員配置ではなく、メンバー間の相互理解や信頼関係を深め、チームとしての一体感を醸成することを目指しています。

チームビルディングは主に、以下のような目的で実施されます。

  • ・パフォーマンスの向上:メンバー間の連携を強化し、チーム全体の生産性を高める
  • ・コミュニケーションの活性化:オープンな対話を促進し、情報共有や意見交換を円滑にする
  • ・個々の能力開発:各メンバーの強みを把握し、それを活かせる環境を整える
  • ・組織の一体感醸成:共通の目標に向かって協力する意識を高める
  • ・問題解決能力の向上:チームとして課題に取り組む力を養う


これらの目的を達成することで、組織全体の競争力向上や革新的なアイデアの創出につながることが期待されています。

- チームワークとの違い -

チームワークとチームビルディングは似て非なるものです。チームワークは、既存のチーム内で協力して業務を遂行する際の姿勢や行動を指します。一方、チームビルディングは、そのチームワークを効果的に機能させるための基盤づくりと言えるでしょう。

具体的な違いとして、焦点や時間軸、アプローチ、目的、範囲などが挙げられます。チームワークは日々の業務遂行に重点を置き、現在の課題解決に注力しますが、チームビルディングは長期的な組織の成長や発展を目指し、将来的な目標達成に向けた準備を行います。また、チームワークは自然発生的に形成されることもありますが、チームビルディングは意図的かつ計画的に実施されます。

目的の面では、チームワークが効率的な業務遂行を目指すのに対し、チームビルディングはメンバーの潜在能力を引き出し、チームの総合力を高めることを目的としています。さらに、チームワークは特定のプロジェクトや課題に限定されることが多いですが、チームビルディングは組織全体の文化や風土の改善までを視野に入れています。

このように、チームビルディングはチームワークを向上させるための土台作りと捉えることができます。効果的なチームビルディングによって、より強固で生産的なチームワークも生まれるのです。

- チームビルディングの重要性 -

現代のビジネス環境において、チームビルディングの重要性は年々高まっています。その理由として、複雑化する課題への対応やイノベーションの促進、従業員エンゲージメントの向上などが挙げられます。

グローバル化やテクノロジーの進化により、企業が直面する課題はますます複雑化しています。個人の能力だけでは解決が困難な問題に対し、多様な視点と専門性を持つメンバーが協力することで、より効果的な解決策を見出すことができます。また、異なる背景や経験を持つメンバーが意見を交換し、協力することで、新しいアイデアや革新的な解決策が生まれやすくなります。チームビルディングは、このような創造的な環境を整えるうえで重要な役割を果たします。

さらに、効果的なチームビルディングは、メンバー間の信頼関係や帰属意識を高め、仕事への満足度や動機付けを向上させます。これは、人材の定着率向上にもつながる重要な要素です。また、チームビルディングを通じて培われた強い結束力は、急激な環境変化や予期せぬ困難に直面した際の組織の適応力を高めます。

加えて、チームビルディングによって促進されるオープンなコミュニケーションは、組織内での知識やスキルの共有を円滑にします。これにより、個々のメンバーの成長だけでなく、組織全体の能力向上にもつながります。

このように、チームビルディングは単なるチーム内の人間関係改善にとどまらず、組織の競争力強化や持続的な成長に不可欠な要素となっています。効果的なチームビルディングを実践することで、企業は変化の激しい現代のビジネス環境において、より強靭で適応力の高い組織を構築することができるのです。

チームビルディングを行うメリット

チームビルディングは、組織の成長と発展に欠かせない重要な取り組みです。効果的なチームビルディングを実施することで、以下のメリットが得られます。

  • ・チームの生産性を高めることができる
  • ・積極性・主体性を持たせることができる
  • ・リーダーシップを培うことができる
  • ・メンバー同士の良好な人間関係を築くことができる
  • ・適材適所を見極めることができる
  • ・メンバーのビジョン・マインドセットを形成できる


以降では、これらのメリットについて解説します。

- チームの生産性を高めることができる -

チームビルディングによって、チームの生産性を大幅に向上させることができます。その理由は、メンバー間のコミュニケーションが活性化し、情報共有や協力体制が強化されるからです。チームビルディングの過程で、各メンバーの強みや弱みを互いに理解し合うことで、効率的な業務分担が可能になります。

また、共通の目標に向かって一丸となることで、個々の力を最大限に発揮しやすい環境が整います。結果として、チーム全体のパフォーマンスが向上し、より高い成果を生み出すことができるのです。

- 積極性・主体性を持たせることができる -

チームビルディングは、メンバーの積極性や主体性を育む上で非常に効果的です。チームの目標や課題を共有し、その解決に向けて自ら考え行動する機会を提供することで、メンバーの当事者意識が高まります。また、自分の意見や提案が尊重され、チームに貢献している実感を得ることで、仕事に対するモチベーションも向上します。

さらに、チーム内で互いに刺激し合う環境が生まれることで、自発的に学習に取り組むようになるでしょう。このように、チームビルディングを通じて、メンバーの積極性と主体性を引き出し、組織全体の活性化につなげることができるのです。

- リーダーシップを培うことができる -

チームビルディングは、リーダーシップスキルを育成する絶好の機会となります。チームの目標達成に向けて、メンバーを導き、動機付けし、サポートする経験を通じて、リーダーとしての資質を磨くことができます。

また、多様な個性や意見を持つメンバーをまとめ上げる過程で、コミュニケーション能力や調整力、意思決定力といったリーダーに欠かせない能力が培われます。

さらに、チームの成功や失敗を通じて、自身のリーダーシップスタイルを振り返り、改善する機会も得られます。このように、チームビルディングは将来の組織を担うリーダーの育成にも大きく貢献するのです。

- メンバー同士の良好な人間関係を築くことができる -

チームビルディングを行うことで、メンバー間の信頼関係や相互理解を深めることができます。共通の目標に向かって協力し合う経験を通じて、個々の価値観や働き方の違いを受け入れ、互いを尊重する姿勢が育まれます。また、形式張らない交流の機会を設けることで、普段の業務では見えない一面を知り、人間関係を深めることができます。

特に重要なのは、心理的安全性の高い環境を築けることです。心理的安全性とは、組織において自身の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことを指します。チームビルディングを通じて、お互いを理解し合い、支え合う関係性が構築されることで、このような心理的安全性の高い環境が生まれます。結果として、メンバーが自由に意見を出し合い、創造的なアイデアが生まれやすくなるのです。

関連記事:職場の心理的安全性が高い組織とは?心理的安全性を高める方法をわかりやすく解説!

- 適材適所を見極めることができる -

メンバーの適性や能力を見極め、適材適所の人材配置を実現する上でもチームビルディングは有効です。通常の業務では見えにくい個々の特性や潜在能力が、チームビルディングの活動を通じて明らかになることがあります。例えば、普段は目立たないメンバーが、特定の課題解決において優れたアイデアを提案したり、リーダーシップを発揮したりする場面に遭遇することがあります。

また、メンバー同士が互いの強みや弱みを理解し合うことで、自然とチーム内での役割分担が最適化されていきます。これにより、各メンバーが最も力を発揮できる位置で働くことができ、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。さらに、この過程で発見された個々の特性や才能は、将来的な人材育成や配置転換の際にも貴重な情報となります。

- メンバーのビジョン・マインドセットを形成できる -

チームビルディングは、チームメンバー全体で共通のビジョンやマインドセットを形成する上で極めて効果的です。チームの目標や方向性について深く議論し、共有する過程を通じて、組織の価値観や目指すべき姿がメンバー一人ひとりに浸透していきます。この共通認識は、日々の業務における意思決定や行動の指針となり、チームの一体感を高めます。

また、チームビルディングの活動を通じて、変化や挑戦を恐れない前向きなマインドセットを育むことができます。新しい課題に取り組んだり、従来の方法を見直したりする経験は、メンバーの思考の柔軟性を高め、イノベーションを生み出す土壌となります。

さらに、成功体験を共有することで、「私たちならできる」という自信と前向きな姿勢が醸成されます。このように形成されたビジョンとマインドセットは、チームの長期的な成長と成功の基盤となるのです。

チームビルディングの5段階のプロセス

チームビルディングは、一朝一夕で効果が出てくるものではありません。優れたチームを構築するには、時間と努力が必要であり、チームの発展過程を理解して、適切なアプローチをとることが重要です。

この点において、心理学者のブルース・W・タックマンが提唱した「タックマンモデル」は非常に有用です。このモデルは、チームの発展を5つの段階に分類し、各段階での特徴や課題を明確にしています。

以下では、このモデルに基づいてチームビルディングの各段階を解説します。

- 1:形成期(チームが形成された段階) -

形成期は、チームが作られたばかりの段階です。この時期、メンバーはお互いのことをよく知らず、チームの目標や各自の役割も明確になっていません。メンバー間には緊張感があり、遠慮しながら相手の様子を探っている状態です。

この段階でのチームビルディングの課題は、メンバー間の信頼関係を構築し、チームの目標や各自の役割を明確にすることです。リーダーは、メンバー同士が打ち解けるような機会を設け、オープンなコミュニケーションを促進することが重要です。また、チームの目標や方向性を明確に示し、各メンバーの強みを活かせるような役割分担を考える必要があります。

- 2:混乱期(相互理解が重要な段階) -

混乱期になると、メンバー間で意見の対立や衝突が生じ始めます。各自の価値観や仕事のスタイルの違いが表面化し、チーム内に緊張や不和が生まれることがあります。この時期は、チームの結束力が試される重要な段階です。

チームビルディングとしての課題は、この対立を建設的な方向に導き、相互理解を深めることです。リーダーは、対立を抑え込むのではなく、むしろ積極的に意見交換の場を設け、異なる視点を尊重する雰囲気づくりが求められます。メンバー間の相違点を認識し、それぞれの強みを活かす方法を見出すことが重要です。

- 3:統一期(チームが安定している段階) -

統一期に入ると、チームの雰囲気が安定し始めます。メンバー間の相互理解が進み、チームとしての一体感が生まれてきます。各自の役割が明確になり、協力して目標に向かって進む姿勢が見られるようになります。

この段階での課題は、チームの結束力をさらに高め、効率的な協働体制を確立することです。リーダーは、チームの目標達成に向けた具体的な戦略を立て、各メンバーの能力を最大限に引き出すための支援をする必要があります。また、チーム内のコミュニケーションをより活性化させ、創造的なアイデアが生まれやすい環境づくりも重要です。

- 4:機能期(チームが効果的に機能している段階) -

機能期では、チームが最も高いパフォーマンスを発揮します。メンバー間の信頼関係が深まり、各自が自分の役割を理解し、自律的に行動できるようになります。チーム全体として柔軟性が高まり、問題解決能力も向上します。

この段階でのチームビルディングの課題は、高いパフォーマンスを維持しつつ、さらなる成長を促すことです。リーダーは、メンバーの自主性を尊重しながら、新たな課題や目標を設定し、チームの成長を促進する必要があります。また、チームの成果を適切に評価し、認識することで、メンバーのモチベーションを高く保つことも重要です。

- 5:散会期(チームとしての活動が終わる段階) -

散会期は、プロジェクトの完了やメンバーの異動などにより、チームとしての活動が終了する段階です。この時期、メンバーは達成感や喪失感など、さまざまな感情を抱くことがあります。

チームビルディングが成功したかどうかは、この散会期のメンバーの反応で判断できます。メンバーが互いの貢献を称え合い、惜別の気持ちを表すような場合、そのチームビルディングは成功したと言えるでしょう。リーダーは、チームの成果を振り返り、各メンバーの成長を認識して、次のステップに向けた前向きな姿勢を促すことが大切です。

また、培われた関係性や学びを組織全体に還元する方法を考えることも、チームビルディングの重要な成果となります。

チームビルディングを成功させるために大切なこと

効果的なチームビルディングを実現するには、以下のような重要な要素があります。

【チームビルディングを成功させるために大切なこと】

  • ・チームの目的やビジョンをしっかり共有する
  • ・心理的安全性を高める取り組みを取り入れる
  • ・メンバーの役割分担を明確にする
  • ・綿密にコミュニケーションをとる


以下では、これらの重要な要素について詳しく見ていきましょう。

- チームの目的やビジョンをしっかり共有する -

チームの目的やビジョンを明確に共有することは、チームビルディングの成功に不可欠です。共通の目標があることで、メンバーは同じ方向を向いて努力することができ、チームの一体感が生まれます。また、個々のメンバーが自分の役割とその重要性を理解することで、モチベーションが高まります。

しかし、ここで注意すべき点は、強制的な目標設定は避けるべきということです。トップダウンで一方的に目標を押し付けるのではなく、メンバーの意見を取り入れながら、共感できる目標を設定することが重要です。メンバーが自ら目標達成に向けて主体的に取り組めるよう、目的やビジョンの設定過程から参加させるのが効果的です。

これにより、チーム全体の当事者意識が高まり、より強力なチームが形成されるのです。

- 心理的安全性を高める取り組みを取り入れる -

心理的安全性を高めることは、チームビルディングの成功に大きく寄与します。心理的安全性が確保されていれば、メンバーは新しいアイデアを提案したり、建設的な批判を行ったりすることができ、結果としてイノベーションや問題解決能力の向上につながります。

心理的安全性を高めるには、まずリーダーが率先して失敗を恐れない姿勢を示すことが重要です。また、メンバーの意見や提案を真摯に受け止め、それに対して建設的なフィードバックを行うことも効果的です。さらに、チーム内でのオープンな対話を促進し、互いの違いを認め合い、尊重し合う文化を醸成することも大切です。

これらの取り組みを通じて、メンバーが安心して自己表現できる環境が整い、チームの潜在能力を最大限に引き出すことができるのです。

- メンバーの役割分担を明確にする -

メンバーの役割分担を明確にすることは、効率的なチーム運営と個々のメンバーの成長のために重要です。各メンバーが自分の責任範囲を理解していれば、自律的に行動でき、チーム全体の生産性が向上します。また、明確な役割分担があることで、メンバー間の協力体制も築きやすくなります。

役割分担を決める際は、各メンバーの強みや経験、興味を考慮することが大切です。ただし、固定的な役割に縛られすぎないよう注意も必要です。状況に応じて柔軟に役割を調整できる余地を残しておくことで、チームの適応力が高まります。

また、役割分担を決める過程にメンバーを参加させることで、自分の役割に対する理解と責任感が深まり、より効果的なチームビルディングにつながります。

- 綿密にコミュニケーションをとる -

チームビルディングにおいて、綿密なコミュニケーションは非常に重要です。頻繁で開放的なコミュニケーションにより、情報共有が促進され、問題の早期発見や迅速な解決が可能になります。また、メンバー間の信頼関係も深まり、チームの結束力が高まります。

ただし、役割分担を決めたからといって、各メンバーに仕事を丸投げしてはいけません。リーダーは定期的に進捗を確認し、必要に応じてサポートや助言を行うことが大切です。また、チーム全体でのミーティングだけでなく、個別の面談も適宜実施し、各メンバーの課題や懸念事項を把握することも重要です。

さらに、非公式なコミュニケーションの機会も大切にしましょう。雑談や気軽な意見交換の中から、新しいアイデアや問題解決のヒントが生まれることもあります。このように、多様なコミュニケーションの場を設けることで、チームの一体感が醸成され、より強固なチームビルディングが実現できるのです。

オフィス見学のご案内



最新のオフィスを見学してみたい方必見!日経ニューオフィス賞を受賞したオフィスを見学可能です!
TOPPANの空間演出ブランドexpaceでは、TOPPAN社員が実際に働いているオフィスを間近で見学できる、オフィス見学会を実施しています。
より具体的にオフィスづくりのイメージをつかみたい方はぜひお申込みください!

まとめ

チームビルディングは、組織の成功と個人の成長を両立させる重要な取り組みです。効果的なチームビルディングを実践することで、生産性の向上、メンバーの積極性や主体性の育成、リーダーシップの醸成など、さまざまなメリットが得られます。

チームビルディングにおける5段階のプロセスを理解し、目的やビジョンの共有、心理的安全性の確保、明確な役割分担、綿密なコミュニケーションなど、成功のコツを押さえることが重要です。これらの要素を適切に取り入れることで、強固なチームを構築し、組織全体の競争力を高めることができるでしょう。

TOPPANではコミュニケーション向上につながる、オフィスレイアウトのご提案が可能です。
チームビルディングを促進するコミュニケーションを重視したオフィスレイアウトをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!

関連コラム

<TOPICS>職場の心理的安全性が高い組織とは?心理的安全性を高める方法をわかりやすく解説!

<TOPICS>社内コミュニケーションを活性化させるアイデア|メリットと事例を紹介

お問い合わせ

TOPPAN 環境デザイン事業部

〒110-8560 東京都台東区台東1-5-1

TEL. 03-3835-6820