<TOPICS>押さえておきたい重要なステップを解説!
オフィス改装の効果・メリットは?事務所改装の流れやポイント・事例を紹介

オフィス改装の効果・メリット

オフィス改装とは、オフィスの内装や設備を新しくすることを指します。オフィスリニューアルやリノベーションとも同義です。
オフィス改装には以下のような効果やメリットがあります。
- ・業務効率・生産性の向上
- ・従業員のモチベーションの向上
- ・企業のブランドイメージの向上
- ・電気代の削減
- 業務効率・生産性の向上 -
オフィス改装により、働き方に合わせた空間にすることで業務効率の向上が期待できます。例えば、web会議の急増に伴い専用ブース席を設置したり、音問題に配慮した商材を取り入れることで、スムーズかつストレスなくweb会議を実施でき、結果的に業務効率アップにつながります。
また、動線を見直し、コピー機を利用しやすい場所に設置したり、ロッカーを出入口近くに配置するなど、業務効率を重視したレイアウト変更も有効です。
- 従業員のモチベーションの向上 -
快適なオフィス空間は、従業員のモチベーションアップにもつながります。使いやすく、きれいでおしゃれな、居心地の良いオフィスは従業員満足度を高め、会社への帰属意識や愛着を生みます。
また、この環境を維持したいというやる気にもつながるでしょう。オフィス改装は従業員のモチベーション向上に役立つ施策と言えます。
- 企業のブランドイメージの向上 -
おしゃれで洗練されたオフィス空間は、訪れたお客様に良い印象を与えます。加えて、会社案内やホームページ、広告などにオフィス写真を使えば企業アピールにもなり、ブランディングや採用力強化にもつながるでしょう。
オフィス改装は、企業イメージを高める効果的な手段の一つです。
- 電気代の削減 -
オフィス改装の際、照明をLEDに変更したり、空調機器を最新のものに入れ替えるなど、設備面の見直しをすることで無駄な電気代の削減が期待できます。
また、間仕切りの撤去で空調効率を上げたり、西日対策でブラインドやレイアウト変更を行うことでも、光熱費削減につながります。
以上のように、オフィス改装にはさまざまな効果やメリットがあります。業務効率化や従業員満足度の向上、ブランディング強化、コスト削減など、会社にとって大きなプラスになるでしょう。
オフィス改装の種類

オフィス改装には、「オフィス全体の改装」と「オフィスの部分的な改装」の2種類があります。
それぞれの特徴や適した企業、費用の目安を見ていきましょう。
- オフィス全体の改装 -
オフィス全体の改装とは、オフィス内のデザインやレイアウトを根本から見直し、一新することを指します。老朽化が進んでいるオフィスや、イメージを刷新したい企業に適しています。
全体の改装では自由度が高く、様々な工夫を施せるメリットがありますが、工数と費用は高くなる傾向にあります。
一般的な費用の目安は、坪単価で30~40万円程度と言われています。例えば100坪のオフィスの場合、改装費用は約3,000~4,000万円が相場です。
ただし、工事内容や素材によって金額は変動します。また、オフィス家具の費用は含まれていないので注意が必要です。
- オフィスの部分的な改装 -
オフィスの部分的な改装とは、オフィス全体ではなく、特定の場所だけを改装することを指します。オフィス自体の劣化は進んでおらず、全面的な改装は考えていないけれど、受付や会議室、執務スペースなど一部分を新しくしたい企業に適しています。
部分的な改装の場合、全体のイメージを保ちつつ、特定の場所の機能性やデザイン性を高めることができます。
費用の目安は、全体改装と同様に坪単価30~40万円程度です。改装箇所が限定的なので、全体改装に比べると費用を抑えられるメリットがあります。とはいえ、使用する素材によっては高額になる可能性もあるので、事前の見積もりと相談が大切になります。
オフィス改装の種類と特性を理解したうえで、自社の目的や予算に合わせて検討していきましょう。
オフィス改装の基本の流れ

オフィス改装を進めるには、一定の流れを踏むことが大切です。基本的なステップは以下の4つです。
- 1.改装する目的を明確化する
- 2.費用や期間の見積もりをとる
- 3.デザインやレイアウトを決める
- 4.改装工事を実施する
それぞれの詳細を見ていきましょう。
- ①改装する目的を明確化する -
オフィス改装を行う前に、まず改装の目的を明確にする必要があります。なぜ改装が必要なのか、オフィスのどのような問題を解決したいのかを具体的にすることが重要です。
例えば、コミュニケーション活性化のためのレイアウト変更なのか、集中して働ける環境づくりなのかなど、解決したい課題に優先順位をつけて整理します。
社員アンケートなども活用しながら、会社としての改装の目的を明文化しておくとスムーズに進められるでしょう。
- ②費用や期間の見積もりをとる -
次に、改装にかかる費用や工期の見積もりをとります。予算が決まっている場合は、その金額内で実現可能な範囲を専門業社に提案してもらうとよいでしょう。
また、改装期間は事前に入念に計画する必要があります。工事は土日や休暇中に集中することが多いため、スケジュール調整は早めに立てることがおすすめです。
工事中は別の場所に一時移転しなければならないケースもあるので、その際の仮オフィスの手配や予算なども考慮しておきましょう。
- ③デザインやレイアウトを決める -
いよいよ、具体的なデザインやレイアウトを決めていく段階です。目的に合わせた機能性と、従業員が働きやすい動線を意識することが大切です。
まずはゾーニングを検討します。執務スペース、会議室、休憩スペースなど、オフィスに必要な機能をどう配置するか。来客エリアはアクセスしやすい場所に、資料は検索性を考えて配置するなど、使い勝手を考えます。
加えて、内装やサインに企業のコーポレートカラーを取り入れたり、ロゴや企業理念を表現したデザインを採用するのもおすすめです。ブランディング向上や従業員のエンゲージメント向上につながります。
- ④改装工事を実施する -
デザインが固まったら、いよいよ改装工事です。工事期間中は普段通りの業務に支障が出る恐れがあるため、影響を最小限に抑える工夫が必要不可欠です。
事前に什器や備品の整理を済ませたり、一時的な移転先を確保しておくことが重要です。
改装工事では、間仕切り壁の設置や、床・天井の内装工事、電気設備や空調工事など大がかりな作業を伴います。工程表を入念にチェックし、必要な準備を計画的に進めていきましょう。
従業員への案内も早めに行い、円滑に工事が進むよう社内の協力体制を整えておくことも大切です。
オフィス改装は一つ一つのステップを丁寧に踏んでいくことが成功の鍵を握ります。目的を明確にして、入念な計画を立てて取り組んでいきましょう。
オフィス改装を進めるうえでの注意点

オフィス改装を成功させるには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。特に重要なのは以下の3点です。
- ・賃貸オフィスはオーナーに必ず確認を取る
- ・デザインを決める際は消防法を厳守する
- ・工事中の業務スペースを確保する
以下では、それぞれ詳しく解説します。
- 賃貸オフィスはオーナーに必ず確認を取る -
オフィスを賃貸している場合、改装する前にはオーナーに確認を取ることが大切です。
賃貸物件では、入居者に許可された工事の範囲が建物ごとに決まっています。オーナーの承諾なく勝手に工事を進めてしまうと、トラブルになる恐れがあります。
また、退去時の原状回復の範囲についても事前に確認しておきましょう。例えば、改装で追加した間仕切りは撤去が必要になるケースもあるので注意が必要です。
改装の内容について、事前にオーナー側とよく相談し、合意を得ておくことが円滑に進めるコツと言えます。
関連記事:A工事・B工事・C工事の違いとは?オフィス移転の際に費用を抑えるコツや注意点を解説
- デザインを決める際は消防法を厳守する -
オフィス改装では、消防法の定めを厳守しなければなりません。避難経路の確保は特に重要で、非常口まで物を置かない、通路の幅は一定以上確保するなど、ルールを守る必要があります。
加えて、天井まで届く間仕切りを設けた場合、個室扱いとなり、スプリンクラーや火災報知器の設置が義務付けられます。
デザイン性や機能性を高めるのは大切ですが、そのために安全性を損なってはいけません。消防署の検査で違反が見つかると、是正命令を受けたり、場合によっては罰則の対象になることもあるので注意しましょう。
社員の希望を聞きつつも、消防法に則ったプランニングを心がけることが求められます。
- 工事中の業務スペースを確保する -
オフィス改装では、工事期間中の業務スペース確保も大きな課題となります。
特に全面改装の場合は、一時的に別の場所に移転しなければならないケースがほとんどです。事前にしっかりと仮オフィスを手配しておくことが肝心です。
移転期間が長引くと、業務に支障をきたすだけでなく、余計なコストもかかってしまいます。工事の工程表を入念にチェックし、無駄のない移転計画を立てることが重要と言えるでしょう。
また、移転に必要な備品などもリストアップし、円滑に業務が継続できる体制を整えておくことも忘れずに。
以上の3点は、オフィス改装を進めるうえで特に留意すべき点です。
それぞれの項目について入念な事前準備を行い、トラブルを未然に防ぐよう心がけましょう。改装の目的を達成し、円滑に新しいオフィスへ移行できるはずです。
オフィス改装を成功させるポイント

オフィス改装を成功に導くには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは特に以下の2点に注目します。
- ・従業員の意見を反映させる
- ・実績豊富な業者に依頼する
- 従業員の意見を反映させる -
オフィス改装は、経営者や担当者だけで進めるのではなく、実際にそのオフィスで働く従業員の意見を反映させることが大切です。
なぜなら、改装後のオフィスは従業員が利用するものだからです。現場の生の声を取り入れることで、より働きやすく、効率的な環境を作ることができます。
具体的には、全社アンケートを実施したり、部署ごとにヒアリングを行うなどの方法が有効でしょう。
「今のオフィスの問題点は何か」
「あったらいいな、と思う設備や機能は何か」
といった質問を投げかけ、率直な意見を聞き出すことが重要です。
特に留意したいのは、一部の意見だけに偏らないこと。多様な従業員の声を幅広く集め、バランスを取ることが求められます。
加えて、要望をすべて叶えるのは難しい場合も。予算や物理的な制約の中で、優先順位をつけ、最適解を見出す姿勢も必要です。
従業員の声に真摯に耳を傾け、納得感のある改装プランを練り上げていきましょう。
- 実績豊富な業者に依頼する -
オフィス改装は、デザインや設計、施工など専門的な知識と技術が必要とされる一大プロジェクトです。成功のカギを握るのは、実績豊富な業者選びだと言っても過言ではありません。
オフィス改装の経験が豊富な業者なら、これまでの事例を基に、貴社の要望に沿った的確な提案が可能です。機能性とデザイン性を高い次元で両立させ、予算内に収める工夫も得意とするはず。
業者選びの際は、過去の施工実績を確認することが重要です。特に、自社のオフィスに近い規模や業界の事例を手がけている業者なら、より適切なアドバイスが期待できるでしょう。
また、アフターフォローの体制がしっかりしているかどうかもポイントの一つ。改装後、不具合が生じた際に迅速に対応してくれる業者を選ぶことが肝要と言えます。
数社の見積もりを取り、提案内容を比較検討することをおすすめします。価格だけでなく、経験や実績、アフターサポートなども重視し、総合的に判断することが成功への近道です。
expaceのオフィスデザイン事例
ここからは、TOPPANが手がけた実際の事例をご紹介します。
各社の要望やそれに対する提案、そして実現したオフィス空間の特長などを紹介します。
- NC建材株式会社様 -

NC建材株式会社様は、「多様な業務スタイルへの対応と、企業の魅力を伝える"魅せるオフィス"」への改装を希望されていました。
ご要望を受け、エントランスの企業ロゴにはプロジェクションマッピングを採用し、来訪者をお迎えする印象的な演出に。ガラスとルーバーを組み合わせた仕切りで、パブリックエリアから執務エリアの活気ある雰囲気を感じられるよう計画しました。
執務室は木目とカラフルなゾーニングで開放感を演出。隣接するオープンスペースにモニター付き造作棚を設け、情報共有とコミュニケーションを促します。
また、個別ブースやカフェブースの設置により、TPOに合わせて集中したり、リラックスしたりできる多彩な空間を用意。状況に応じた柔軟な働き方をサポートしています。
関連記事:NC建材株式会社様 オフィス営業所新設
- 株式会社ロッテ様 -

株式会社ロッテ様では、執務室の改修を通じてフレキシブルな働き方の実現を目指されました。
多様なワークエリアと、自由にレイアウトを変更できる共用エリアの増設がポイントです。
オープンで遮蔽物の少ない設計は、偶発的なコミュニケーションを生み出す効果があります。加えてロッテ様らしさを表現するため、ブランドカラーを差し色として使用するなど、企業アイデンティティーにも配慮しました。
また自社製品などを陳列可能なディスプレイ棚も新設するなど、企業風土醸成を促すような仕掛けも施しました。
関連記事:株式会社ロッテ様 執務室改修
- 株式会社文昌堂様 -

株式会社文昌堂様の事例では、「自社の魅力をアピール出来るオフィスにしたい」「部門間連携を高めたい」とご要望いただきました。
これを踏まえ、7階はABWを取り入れたコミュニケーションエリア、8階はメイン業務を行う執務エリアと、階層ごとに役割を持たせ、業務内容や目的によって柔軟に働けるようにしました。
7階は、商材サンプルや掲示物の展示が可能なマグネットウォールやキャビネットを設置し、コミュニケーションのきっかけづくりに。またフレキシブルに使えるコラボレーションエリアを色鮮やかな什器でデザインし、気軽な交流を促しています。
またミーティングエリアとコラボレーションエリアの間には、オリジナルのオープンラックを配し、ゾーニングと一体感を両立。リフレッシュ・フォーカスエリアには集中ブースも用意し、思い思いのスタイルで働ける環境を整えました。
関連記事:株式会社文昌堂 様 オフィス改修
オフィス見学のご案内
最新のオフィスを見学してみたい方必見!日経ニューオフィス賞を受賞したオフィスを見学可能です!
TOPPANの空間演出ブランドexpaceでは、TOPPAN社員が実際に働いているオフィスを間近で見学できる、オフィス見学会を実施しています。
より具体的にオフィスづくりのイメージをつかみたい方はぜひお申込みください!
まとめ
オフィス改装は、業務効率や従業員満足度の向上、ブランドイメージの向上など、様々なメリットがあります。改装の目的を明確にし、従業員の意見を取り入れながら、適切な業者選定や設計を行うことが成功のカギとなります。予算や工期、法規制などの制約もありますが、それらを念頭に置きつつ、理想のオフィス空間の実現を目指すことが大切です。事例を参考に、自社の課題やニーズに合ったオフィス改装を検討してみてはいかがでしょうか。働く環境を整えることで、業績アップや人材定着など、会社の発展につなげることができるはずです。
TOPPANでは、お客様のニーズに合わせて、デザイン性と機能性を兼ね備えたオフィス空間をご提案しています。企業価値向上につながるオフィス改修のご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
関連コラム

<TOPICS>A工事・B工事・C工事の違いとは?オフィス移転の際に費用を抑えるコツや注意点を解説

<TOPICS>オフィス移転でやることのチェックリスト23項目|時系列別に注意点も紹介