<TOPICS>オフィスの改装や新規設計を検討されている方必見!
おしゃれなオフィスデザイン事例11選|内装・レイアウトのコツも解説

おしゃれなオフィスデザイン・内装の事例

実際のオフィスデザイン事例を通じて、各エリアにおける効果的なデザインの工夫をご紹介します。TOPPANが手がけた以下の事例から、快適でおしゃれなオフィス空間を実現するためのヒントを見ていきましょう。
- エントランスのデザイン事例 -
エントランスは「企業の顔」ともいえる重要な空間です。来訪者に良い第一印象を与え、企業ブランディングを効果的に伝えるデザイン事例をご紹介します。
■ 東亜ディーケーケー様

建物の顔となるエントランスには、ブラックと木目を組み合わせた意匠を採用し、高級感のある空間を実現しています。正面に配置されたルーバーデザインは、エントランスの演出としての役割だけでなく、奥にある従業員通用口を目隠しする機能も兼ね備えています。
実用性も重視されており、エントランスから倉庫へ直接アクセスできる動線を確保。大きめの扉を設置することで、荷物の運搬もスムーズに行えるよう工夫されています。これにより、来訪者の動線と業務用の動線を適切に分離することに成功しています。
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■ 横浜某オフィス

神奈川県横浜市に位置する本オフィスでは、「社員のやる気向上をもたらす空間づくり」をテーマに、1階エントランスから上階の専有部まで、統一感のあるモダンなデザインが施されています。
風除室には「クラスアートストーン」を左右に配し、壁面や床には左官やタイル素材を用いることで、上質な印象と広がりを両立。照明や巾木などの細部にも意匠性が込められており、企業イメージの向上にもつながる空間となっています。
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■ 株式会社NICHIJO様

「新たな道を拓く」というコンセプトのもと、雪の結晶や一本道をモチーフとした空間デザインが採用されています。エントランスには特殊塗装材を使用したロゴ壁を設け、光の反射で雪の結晶を表現。床や天井を同系トーンで整え、斜めのラインで空間に奥行きをもたせる工夫も見られます。
企業ブランディングと快適な動線設計が融合した、印象的なエントランス事例です。
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- リフレッシュスペースのデザイン事例 -
従業員の心身の健康やコミュニケーション活性化に欠かせないリフレッシュスペース。ここでは、リラックスできるだけでなく、偶発的な交流を生み出す工夫が凝らされた事例をご紹介します。
■ NC建材株式会社様

オフィスの一角に設けられたカフェブースは、執務室とは異なる落ち着いた雰囲気を演出しています。このスペースの特徴は、スライディングウォールを活用することで、大人数での会議室としても利用できる柔軟性を備えている点です。
限られたオフィススペースを最大限に活用し、気分や状況に応じて使い分けができる多目的な空間として設計されています。社員がリラックスできる空間でありながら、必要に応じて会議スペースとしても活用できる、効率的な空間設計を実現しています。
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■ VORT六本木一丁目 セットアップオフィス

開放感と可変性を重視したオフィス設計が特徴のオフィス事例です。
間仕切りを極力設けず、キャスター付きの家具で柔軟なレイアウト変更を可能に。会議室にはガラスパーテーションを採用し、全体にナチュラルな木目調素材を用いることで、自然と調和する雰囲気を演出しています。ペンダント照明やディスプレイの設置により、リラックスと集中を両立できる空間となっています。
関連記事:VORT六本木一丁目 セットアップオフィス 新設
■ 株式会社文昌堂様

「安心感・居心地の良さと新しさをMIXさせた空間」をテーマに、歴史ある企業文化と現代的な働き方の融合を図ったデザインです。
7階に設けられたリフレッシュ・フォーカスエリアは、ランチやコーヒーブレイクに最適な空間となっています。壁際には一人で集中して作業ができるハイカウンターも設置されており、休憩だけでなく、気分を変えて集中したいときにも活用できます。執務エリアとは異なる雰囲気で、リラックスと集中の両方をサポートする多機能なリフレッシュスペースの事例です。
関連記事:株式会社文昌堂 様 オフィス改修
- ワークスペースのデザイン事例 -
従業員が1日の大半を過ごすワークスペースは、生産性に直結する重要なエリアです。多様な働き方に対応し、集中と協業を両立させるためのデザイン事例を見ていきましょう。
■ 本町オフィスビル

10階建てオフィスビルの地下2階という特殊な環境を、共有ラウンジ・ワークスペースとして改修した事例です。「地下2階のGreenParkが繋ぐ共用空間」というデザインコンセプトのもと、緑を豊富に取り入れることで、地下であることを感じさせない明るく開放的な空間を実現しています。
天井には自然光のような光が差し込む「コエルクス」照明を設置し、壁面には空間の広がりを演出するグラデーション印刷を施した「三軸織物」を採用。さらに、環境に配慮したオレフィン素材を用いた建材を使用するなど、サステナビリティにも配慮した設計となっています。
関連記事:本町オフィスビル 地下2階スペース改修
■ 株式会社リブ・コンサルティング様

出社する理由となるような“自社らしさ”を感じられる空間を目指して設計されたオフィスです。壁を極力設けず、視線の抜けを意識したレイアウトにより、一体感と開放感を両立。
モバイルバッテリーの導入でフロア電源を最小限に抑え、自由度の高い働き方を実現しています。LEDビジョンの設置された中央カウンターが、社内外に企業の存在感を強く印象づけています。
関連記事:株式会社リブ・コンサルティング様 オフィス移転
■ L.Biz日本橋セットアップオフィス


「住まうように働く空間」をコンセプトに、働き方の多様性に対応するため、ソファ席やカフェスペース、デスク席などをバランスよく配置。木目や石目、左官を取り入れた内装により、温かみと洗練さを兼ね備えた空間に仕上げています。カラーリングも抑えたトーンで統一されており、リラックスしながらも集中できる環境が整っています。
関連記事:L.Biz日本橋セットアップオフィス 新設
- 会議室のデザイン事例 -
会議室は、活発な議論や意思決定を促すための重要な空間です。機能性はもちろん、クリエイティブな発想を刺激するデザイン性の高い会議室の事例をご紹介します。
■ 名駅南オフィス

ガラスパーテーションを採用することで、執務室との視覚的なつながりを確保しながら、適度なプライバシーを保つ設計となっています。これにより、空間に圧迫感を与えることなく、実際の業務の様子を来訪者に伝えることができます。
内装では、壁面や机に木目を効果的に取り入れることで、温かみのある雰囲気を演出。ダウンライトを適切に配置することで、リラックスしながら打ち合わせや面接が行える快適な空間を実現しています。
関連記事:名駅南オフィス 営業所新設
■ タカラスタンダード株式会社様

福岡県の工場内オフィスの改修事例です。「決められた場所に囚われない働き方」をテーマに、ABWを取り入れた自由度の高いレイアウトが特徴。
会議室は、木目調のテーブルやダウンライトにより、温かみのある空間となっています。加えて、造作家具による統一感あるデザインが施されているのも魅力です。
関連記事:タカラスタンダード株式会社様 鞍手工場 オフィス改修
おしゃれなオフィスデザインの種類とスタイル

オフィスデザインのスタイルは、企業の業種やブランドイメージ、働き方の方針に合わせて選ぶことが大切です。自然素材の温かみを活かしたナチュラル系から、直線的なラインとシックな配色でクールに仕上げるモダン系、企業カラーを前面に打ち出すブランディング系まで、それぞれに異なる特徴と適した活用シーンがあります。
まずは代表的な3つのスタイルを比較し、自社に合うデザインの方向性を確認してみましょう。
【スタイル比較】
スタイル | 主な特徴 | 向いている企業・用途 | 主な活用エリア |
|---|---|---|---|
ナチュラル・バイオフィリック | 木材・グリーン・自然素材を活用した温かみのあるデザイン | クリエイティブ系・ウェルビーング重視 | リフレッシュスペース・ワークスペース |
スタイリッシュ・モダン | シックな配色と直線的なラインで構成されるかっこいいデザイン | IT企業・コンサル・都市型オフィス | エントランス・執務スペース |
コーポレートブランディング重視 | 企業ロゴ・コーポレートカラーを内装全体に反映したデザイン | 採用強化・来客対応が多い企業 | エントランス・応接室・会議室 |
- ナチュラル・バイオフィリックスタイル -
木材や観葉植物などの自然素材をオフィスに取り入れる「バイオフィリックデザイン」は、人が本能的に自然とのつながりを求める性質に基づいた設計手法です。社員のストレス軽減やウェルビーイングの向上に寄与するだけでなく、集中力や創造性を高める効果も期待されています。
特にリフレッシュスペースやワークスペースとの相性がよく、気分転換を促しながら社員同士の自然な交流も生まれやすくなります。木目調のカウンターや植栽を各所に配置したワークスペース、自然光と木目の床材を活かしたリフレッシュエリアなどの施工事例があります。
参考事例:VORT六本木一丁目 セットアップオフィス 新設
参考事例:大宮某オフィス 改修
- スタイリッシュ・モダンスタイル -
ブラックやグレー、ホワイトなどのシックな配色と直線的なラインを組み合わせたスタイリッシュ・モダンスタイルは、先進的で洗練された印象を空間に与えます。照明や床材、家具をトータルでコーディネートすることで、統一感のあるクールな空間が実現できます。
IT企業やコンサルティングファームなど都市型のイメージを打ち出したい企業に適しており、採用活動やブランディング面でもプラスに作用します。施工事例では、スケルトン天井にライン照明を配して開放感を演出した執務スペースや、ブラックと木目を組み合わせて高級感を持たせたエントランスなどがあります。
参考事例:HF池袋ビルディング セットアップオフィス新設
参考事例:タカラスタンダード株式会社様 鞍手工場 オフィス改修
- コーポレートブランディング重視スタイル -
企業のコーポレートカラーやロゴ、経営理念をオフィスの内装に反映させるスタイルは、社員への「インナーブランディング」と来訪者へのアピールを同時に実現できます。エントランスや応接室、会議室など来客動線を中心にブランドを表現することで、採用活動や商談、企業イメージの向上にも効果を発揮します。
施工事例としては、コーポレートカラーを取り入れたグラデーションカーテンや発光サインを配したエントランス、企業のイメージカラーを用いた左官材で壁面を仕上げたエントランスなど、空間全体でブランドの世界観を伝えるデザインが挙げられます。
参考事例:リーテックス株式会社様 オフィス増床
参考事例:株式会社三洋産業様 本社屋改修
オフィスデザイン・内装を改善するメリット

オフィスデザインは、企業の成長と発展に大きく影響を与える重要な要素です。従業員が一日の大半を過ごすオフィスの環境は、働く人々の心身の健康やパフォーマンスに深く関わっています。
以前は画一的で機能性のみを重視したオフィス環境が一般的でしたが、近年は従業員の働きやすさや快適性を考慮し、デザイン性にもこだわる企業が増えています。特に、AppleやGoogleといったグローバル企業は、創造性を引き出すユニークなオフィスデザインで知られ、多くの企業の参考モデルとなっています。
オフィスデザインを改善することで得られるメリットは、以下の5つが挙げられます。
【オフィスデザインを改善するメリット】
- ・従業員のモチベーションの向上
- ・社内のコミュニケーションの活性化
- ・業務の効率化・生産性の向上
- ・企業のイメージ・ブランディングの向上
- ・優秀な人材確保に有利
それでは、これらのメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 従業員のモチベーションの向上 -
一般社団法人日本オフィス家具協会が実施した調査によると、オフィス環境の良し悪しが仕事へのモチベーションに影響すると回答した人が全体の71.4%にも上ります。この結果は、快適なオフィス環境が従業員の仕事への意欲を高める重要な要因となることを示しています。
快適なオフィス環境で働く従業員は、仕事への取り組み姿勢が積極的になり、企業への定着率も向上する傾向にあります。実際に、オフィス環境の改善に取り組んだ企業では、従業員の離職率が低下したという報告も見られます。
- 社内のコミュニケーションの活性化 -
適切なオフィスデザインは、社内のコミュニケーションを活性化させる重要な役割を果たします。オープンなミーティングスペースやカフェのような雰囲気のリフレッシュエリアを設けることで、部署を越えた自然な交流が生まれやすくなります。
活発な社内コミュニケーションは、業務の円滑な進行だけでなく、新しいアイデアの創出や問題解決にも寄与します。また、社員同士の信頼関係を深め、チームワークの向上にもつながります。
- 業務の効率化・生産性の向上 -
適切なオフィスデザインは、業務の効率化と生産性の向上に直接的な影響を与えます。動線を考慮したレイアウトや、用途に応じた適切なスペース配置により、無駄な移動時間を削減し、業務に集中できる環境を整えることができます。
生産性の向上は、企業の競争力強化において欠かせない要素です。特に少子高齢化による労働人口の減少が進む日本では、限られた人材で最大の成果を上げることが求められており、オフィスデザインによる業務効率化の重要性が増しています。
- 企業のイメージ・ブランディングの向上 -
オフィスデザインは、企業の価値観や文化を視覚的に表現する重要な手段でもあります。特にエントランスや応接室といった来客エリアは、取引先や採用候補者に対して企業の先進性や信頼性を強く印象づける空間です。
コーポレートカラーを内装全体に反映させたり、自社製品やカタログをエントランスに展示したりすることで、訪れた人に企業の個性や世界観を自然に伝えられます。
こうしたブランドを意識したデザインは社員にとっても有効で、日常的に企業の方向性を再認識する機会となり、組織への帰属意識を高める役割を果たします。
- 優秀な人材確保に有利 -
株式会社アーバンプランが実施した調査によると、就活生の85%以上が企業選びの際にオフィス環境を重視していることが明らかになっています。オフィスデザインは、企業の魅力を伝える重要な要素として、優秀な人材の獲得に大きな影響を与えます。
オフィスデザイン・内装を変更するデメリットと対策

オフィスデザインの変更は多くのメリットをもたらす一方で、いくつかのデメリットも存在します。メリットだけに目を向けて計画を進めると、思わぬ問題に直面する可能性があります。事前にデメリットを理解し、対策を講じておくことが、オフィスデザイン変更を成功させるための鍵となります。
- 内装工事・設備変更にかかるコスト -
オフィスデザインを変更する際には、当然ながら費用が発生します。具体的には、以下のような費用が挙げられます。
- ・内装工事費:壁紙の張り替え、床材の変更、天井工事など
- ・インフラ整備費:電気・通信・ネットワーク配線の工事など
- ・什器・家具購入費:デスク、椅子、収納棚、パーテーションなど
- ・設計・デザイン費:デザイン会社や設計事務所に支払う費用
- ・移転・引越し費:既存オフィスの原状回復費や引越し作業費
費用の相場は、改修の規模によって大きく異なります。オフィス全体を全面的に改装するフルリノベーションの場合、坪単価20万〜50万円程度が目安です。
一方、エントランスや会議室など、特定のエリアのみを改装するポイントリノベーションであれば、工事内容に応じて数十万円から数百万円程度で実施可能な場合もあります。予算を計画する際は、どこまで変更を加えたいのかを明確にし、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
- 移行期における業務効率の一時的な低下 -
新しいオフィス環境に移行した直後は、従業員がデザインに慣れるまで一時的に業務効率が低下する可能性があります。レイアウトや設備が大幅に変わることで、従業員が戸惑いを感じてしまうためです。
例えば、以下のような状況が考えられます。
- ・新しい座席配置や動線に慣れず、備品や資料の場所が分からなくなる
- ・フリーアドレス制を導入したことで、誰がどこにいるか把握しづらく、コミュニケーションに時間がかかる
- ・新しい予約システムやIT機器の操作に手間取る
- ・集中スペースやフォンブースなどの新しいエリアの利用ルールが浸透せず、適切に活用されない
こうした混乱を最小限に抑えるためには、工事開始前に従業員へ変更内容を十分に説明し、新しいオフィスの使い方に関するマニュアルを作成・共有するなどの対策が効果的です。
- セキュリティ・安全性・音環境への配慮 -
デザイン性を追求する際に見落としがちなのが、音環境・セキュリティ・安全性といった実務面での配慮です。仕切りのないオープンな空間では話し声やWeb会議の音が業務の妨げになりやすく、吸音パネルや個室ブース、サウンドマスキングなどの対策が欠かせません。
セキュリティ面では、機密部署をエントランスから離して配置し、ICカードでアクセスを管理するゾーニング設計が求められます。消防法や建築基準法に基づく避難経路・通路幅の確保も必須です。空調や照明、電源コンセントの配置が内装計画と整合しているか、事前に専門業者を交えて確認しておきましょう。
おしゃれなオフィスデザインを成功させるポイント

オフィスデザインを改善する際には、以下の4つの重要なポイントに注目する必要があります。
【オフィスデザインを改善する時のポイント】
- ・従業員の意見を取り入れる
- ・コンセプトとテーマを明確に決める
- ・デザインに統一感・インテリアの一体感を持たせる
- ・動線・レイアウトを考慮した間取り設計
- ・リノベーション・リニューアルで段階的に進める
これらのポイントを押さえることで、より効果的なオフィスデザインの改善が実現できます。
以降では、各ポイントについて解説します。
- 従業員の意見を取り入れる -
実際にオフィスで働く従業員の声を反映させることは、快適な職場環境を作り上げる上で重要な要素となります。社員へのヒアリングや経営者との面談を通じて、現状の課題を明確にし、改善策を検討することで、より実践的なオフィスデザインが可能になります。
- コンセプトとテーマを明確に決める -
オフィスデザインを成功させるためには、明確なコンセプトを設定することが不可欠です。社員がどのような働き方を求めているのか、会社が目指すべき理想の働き方は何かを検討し、具体的なコンセプトを決定します。
例えば「デザイナーやライターが自由な発想で仕事ができるオフィス」というコンセプトであれば、クリエイティブを刺激する遊び心のあるエントランスや、カラーリングの工夫を取り入れることで、目指すべき空間を実現できます。
- デザインに統一感・インテリアの一体感を持たせる -
オフィス全体に統一感のあるデザインを施すことで、より洗練された空間を創出できます。具体的には、企業のコーポレートカラーを内装や家具に取り入れたり、オフィス家具のデザインを統一したりすることが効果的です。
ただし、社員の要望を取り入れすぎるあまり、一部では派手なデザインの家具、別の場所では異なるテイストの家具というように、統一感が失われないよう注意が必要です。デザインや家具の選定は、事前に決めたコンセプトに沿って進めることが重要です。
- 動線・レイアウトを考慮した間取り設計 -
効率的な業務遂行を実現するためには、オフィス内の動線を適切に設計することが重要です。動線を考慮する際のポイントは以下の通りです。
- ・業務上連携の多い部署同士は近い場所に配置する
- ・人が集まりやすいオープンミーティングスペースをオフィスの中央に配置する
- ・設備や備品へのアクセスのしやすさを考慮する
- ・通路幅は十分な広さを確保する
動線を設計する際のコツとして、メインとサブの動線を分けることが挙げられます。メインの動線は出入口からの直線的な通路とし、サブの動線はそこから分岐させて各エリアにアクセスできるよう設計します。これにより、人の流れがスムーズになり、業務効率の向上が期待できます。
- リノベーション・リニューアルで段階的に進める -
オフィスデザインの改善は、必ずしも全面改装で進める必要はありません。予算や優先度に応じてエントランスや会議室など特定エリアだけを改装するポイントリノベーションも有効な選択肢です。
フルリノベーションは坪単価20万〜50万円程度が目安となる一方、ポイントリノベーションなら数十万円から数百万円程度で実施できる場合もあります。
改装を検討する際は、まず現状の課題を洗い出し、社員へのアンケートやヒアリングで意見を収集したうえで、設計施工会社に相談するという3つのステップで進めると、計画のブレを防ぎながらスムーズに着手できます。
【エリア別】おしゃれなオフィス内装・レイアウトのデザイン・施工のコツ

効果的なオフィスデザインを実現するためには、各エリアの特性や用途を理解し、それぞれに適したデザインを施すことが重要です。エントランスから執務スペース、コミュニケーションエリアまで、場所ごとに求められる機能は異なります。
以下、各エリアのデザイン・施工における重要なポイントを解説していきます。
- エントランス -
エントランスは、来訪者が最初に目にする企業の顔となる重要な空間です。企業の第一印象を決定づける場所として、ブランドイメージの確立に大きな影響を与えます。
デザイン・施工する際は、企業のロゴやコーポレートカラーを効果的に取り入れ、自社らしさを表現することが大切です。また、来訪者をおもてなしするための快適な待合スペースの設置や、インターホンやカウンターの配置など、利便性にも配慮が必要です。さらに、自社製品やカタログを展示するスペースを設けることで、企業の事業内容も効果的にアピールできます。
- ワークスペース -
ワークスペースは、社員が日々の業務を遂行する中心的な場所です。生産性の向上や業務効率の改善に直結する重要なエリアとなります。
デザイン・施工する際は、社員が快適に作業できるよう、動線や機能性を重視します。各設備へのアクセスのしやすさや、移動時の利便性を考慮したレイアウトが求められます。また、自然光を取り入れやすい配置や、適切な照明計画も重要です。さらに、災害時の避難経路確保など、安全面への配慮も忘れてはいけません。
- ラウンジ(リフレッシュスペース) -
ラウンジは、社員が業務の疲れを癒し、リフレッシュできる空間です。また、部署を超えた社員同士の自然なコミュニケーションを促進する場としても機能します。
デザイン・施工する際は、リラックスできるソファや仮眠スペースの設置が効果的です。カフェのような雰囲気づくりや、遊び心のある家具の導入も、くつろぎの空間を演出するポイントとなります。社員同士の交流を促すため、オープンな設計とし、自然と会話が生まれやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
- 集中スペース -
集中スペースは、社員が周囲の視線や雑音を気にすることなく、業務に専念できる環境を提供する場所です。重要な資料作成や締切の迫った作業など、高い集中力が必要な際に活用されます。
デザイン・施工する際は、遮音性や防音性に優れた材質の選定が重要です。また、落ち着いた色調の壁紙や照明を採用し、集中力を高める環境づくりを心がけます。執務スペースとは別の場所に設置することで、他の社員からの声かけや電話対応などの中断を防ぐことができます。
- 会議室・応接室 -
会議室・応接室は、社内外のミーティングや商談が行われる多目的な空間です。用途や参加人数に応じて柔軟に対応できる環境が求められます。
デザイン・施工する際は、電源やLAN配線、モニター設置などの機能性を重視します。また、機密情報を扱う場合も多いため、高い遮音性や防音性の確保が必要です。特に来客用の応接室では、コーポレートカラーを取り入れるなど、企業ブランディングを意識したデザインが効果的です。
- フォンブース -
フォンブースは、Web会議や電話での打ち合わせに特化した個室型のスペースです。オープンなオフィス環境において、プライバシーを確保しながら通話できる重要な機能を果たします。
デザイン・施工する際は、高い防音性と遮音性を備えた構造が不可欠です。また、周囲からの視線を遮断できる設計も重要です。Web会議での使用を想定し、適切な照明や背景となる壁面のデザインにも配慮が必要です。さらに、長時間の使用でも快適に過ごせるよう、換気設備の設置も検討しましょう。
- オフィスの外観・ファサードデザイン -
建物の外観やファサードも、オフィスデザインの重要な構成要素です。外観は来訪者や採用候補者が最初に目にする部分であり、企業イメージの発信や採用ブランディングに直結します。看板や外装素材、植栽、照明といった要素を組み合わせ、内装デザインとの統一感を持たせることで、企業としての世界観をより強く伝えられます。
たとえば工場や倉庫のように平坦になりがちな建物でも、複数のカラーや型を組み合わせたルーバーをランダムに配置すれば、視点や時間帯で表情が変わる印象的な外観に仕上げることが可能です。外観まで含めたトータルデザインを意識してみましょう。
オフィスデザインの設計・施工を依頼する際の注意点

オフィスデザインの成果は、設計・施工を依頼する会社選びによって大きく左右されます。施工実績や提案力、費用感の妥当性はもちろん、プロジェクト完了後のサポート体制まで含めて比較検討することが欠かせません。
また、東京をはじめとする都市部では物件の制約条件や費用特性に独自の傾向があるため、事前の情報収集も重要です。依頼先の選定から都市部特有の注意点まで、押さえておきたい要点を整理します。
- 設計施工会社の選び方と確認すべきポイント -
オフィスデザインの依頼先を選ぶ際は、過去の施工事例や空間づくりの提案力、完了後のアフターサポート体制を確認することが大切です。1社だけで判断せず、複数の会社から見積もりを取り、費用や対応範囲を比較しましょう。実際の施工事例を写真や現地見学で確認し、担当者との相性も見極めることで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
設計から施工までを一貫して任せられるワンストップ対応の会社を選べば、設計意図が施工段階でずれるリスクを抑えられ、窓口の一本化によりスケジュール管理もスムーズに進みます。
- 東京や都市部でのオフィスデザイン依頼の特徴 -
東京をはじめとする都市部では、原状回復義務やビル管理規定など物件特有の制約に注意が必要です。内装工事の範囲がビルオーナーとの調整で限定されるケースもあるため、早い段階で条件を確認しておきましょう。費用面でも坪単価が地方より高くなる傾向があり、予算配分には慎重さが求められます。
こうした制約がある中で、あらかじめ内装が整備されたセットアップオフィスを活用する方法も選択肢の一つです。港区や豊島区、文京区などでは、間仕切りを最小限にした開放的な設計と多様な働き方への対応を両立したセットアップオフィスの施工実績も増えています。
オフィスデザインに関するよくある質問

オフィスのデザインやレイアウトを検討する際、多くの企業や担当者が共通して抱える疑問があります。ここでは、特によく寄せられる4つの質問について、わかりやすく解説します。
- おしゃれなオフィスデザインの費用相場は? -
オフィス全体を改装するフルリノベーションの場合、坪単価20万〜50万円程度が費用の目安となります。一方、エントランスや会議室など特定エリアに絞ったポイントリノベーションであれば、数十万円から数百万円程度で実施できるケースもあります。
費用を左右する主な要因は、施工面積や内装材のグレード、電気・通信などのインフラ整備の有無です。予算に限りがある場合は、優先度の高いエリアから着手し、段階的に改善を進める方法も検討してみてください。どこまで変更するかを明確にしたうえで、複数の会社から見積もりを取って比較することが大切です。
- オフィスデザインを改善するメリットは? -
オフィスデザインを改善することで、従業員のモチベーション向上や社内コミュニケーションの活性化、業務効率の向上といった効果が期待できます。さらに、企業ブランディングの強化や優秀な人材の採用にもつながり、経営的なメリットも大きいと言えます。
- オフィスデザインを変更するデメリットは? -
主なデメリットとしては、施工費やレイアウト変更にかかるコストが挙げられます。特にフルリノベーションの場合は数百万円単位の投資が必要になるケースもあります。また、デザイン変更に伴って業務フローが変わることで、一時的に生産性が低下する可能性もあるため、段階的な導入や従業員への事前説明が重要です。
- オフィスデザインを改善する際のポイントは? -
快適で機能的なオフィスを実現するには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- ・実際に働く従業員の声を取り入れる
- ・オフィスの役割や理想の働き方に基づいたコンセプトを明確に設定する
- ・デザインに統一感を持たせつつ、動線やゾーニングを工夫する
オフィス見学のご案内

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まとめ
オフィスデザインは、企業の成長と従業員の働きやすさを両立させる重要な要素です。従業員のモチベーション向上や生産性の向上、コミュニケーションの活性化など、さまざまなメリットをもたらします。
社員の意見を取り入れ、明確なコンセプトのもと、エリアごとの特性を活かした機能的なデザインを実現することで、企業価値の向上と人材確保にもつながります。オフィスデザインに投資することは、企業の持続的な発展のための重要な戦略といえるでしょう。
TOPPANでは企業の成長と従業員の働きやすさを実現する、オフィスデザインのご提案が可能です。
オフィスの改修や新規設計をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!
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