<TOPICS>アウターブランディングとの違いとは?メリット・デメリットをわかりやすく解説!
インナーブランディングとは?オフィスづくりに役立つ施策をご紹介!

インナーブランディングとは?
インナーブランディングとは、社員に向けて自社の理念やイメージ、価値観を伝えるブランディング活動のことです。インターナルブランディングと呼ばれることもあります。

対となる言葉にアウターブランディングがあり、こちらは社外の消費者や顧客に向けて行うブランディング活動のことです。テレビCMやWEBサイト、SNSを活用して社外の消費者、顧客にアプローチすることで、商品やブランドのファンを増やして売上を伸ばす施策です。
一方、インナーブランディングは、企業の成長や社員のエンゲージメントアップといった長期的な利益を目的として行う施策です。時間がかかり効果が短期的にわかりづらいため、ないがしろにされやすい取り組みではありますが、ブランディングにおいてはアウター・インナーどちらの取り組みも重要です。

アウターブランディングだけに力をいれようとしても、それを行う社員の企業理解が進んでいなければ最適な施策を行うことはできません。また、インナーブランディングだけに力をいれようとしても、他社にない強みが肝心の顧客に伝わらない事態に陥ってしまいます。
インナーブランディングとアウターブランディングは同じブランディングとして、どちらも力をいれるべき取り組みなのです。
インナーブランディングのメリット
次にインナーブランディングを行うメリットを3つご紹介します。
・社員のエンゲージメントが高まる
エンゲージメントとは、社員が会社に対して愛着や誇り、貢献の気持ちを持つことです。インナーブランディングを実施し、企業の理念や価値を広く浸透させることで、社員の自社に対する愛着や共感の気持ちを高めることができます。自分の所属している組織に価値や魅力を感じなければ、おのずと貢献の意欲も下がっていってしまうので、企業と社員の信頼関係の構築のためにも、インナーブランディングは重要な施策といえます。
・社員の定着率がアップする
インナーブランディングにより社員のエンゲージメントが高まると、自社にあった優秀な人財*の定着につながります。自社に魅力を感じずに離職していってしまう社員を減らすことにつながるほか、新入社員など新しく入ってきた人財に対しても積極的に指導しやすくなるため、社内の教育体制も構築されやすいメリットがあります。教育体制がしっかりと整うと新たな人財の定着にもどんどんつながっていくため、長期的に見て人財確保の好循環を生み、組織にとってポジティブな影響を与えることができるのです。
*凸版印刷では、激しい環境変化を克服し、永続的な発展を目指す企業にとって「人」は「財産」であるとの考えから人材を「人財」と表しています。
・魅力的なアウターブランディングにつながる

画像提供:PIXTA
インナーブランディングにより社員の自社への理解度が高まることで、より的確かつ魅力的な発信を行うことにつながります。社員のエンゲージメントが低いままでは、自社の強みやサービス、商品への理解や知識習得にはつながらないため、効果的に情報発信ができない可能性があります。アウターブランディングを強化する上でも、インナーブランディングにより社員の貢献度・仕事への理解度を高めることは重要なのです。
インナーブランディングのデメリット
魅力的なメリットがあるインナーブランディングですが、デメリットもつきものです。ここでは2つ紹介していきます。
・効果がでるのに時間がかかる
商品やサービスの売上など短期的な結果が見えやすいアウターブランディングと異なり、インナーブランディングの効果が表れるのには時間がかかるため、長い視野をもって考える必要があります。例えば離職率の低下や定着率のアップ、エンゲージメントの向上などは年単位で数字やアンケートを集計する必要があるため、すぐに実績につながるものではありません。インナーブランディングの特徴を理解し、社内でも長期的な効果を前提として説明することで、施策を行うことが重要です
・場合によっては多様性の排除につながる
インナーブランディングの方法次第ではありますが、社訓や企業理念への共感や愛社心を求めるあまり「強制」してしまうと、多様性の排除につながってしまいます。例えばこの企業理念に共感できないものは、自社の社員としてふさわしくない、などの発信をしてしまうと、理念に共感できない社員のエンゲージメントの低下や離職につながりかねません。理念の浸透は大切ですが、強制はせずに社員の意思に任せることで自発的な発信や理解につなげていきましょう。
オフィスづくりに役立つ!インナーブランディングの施策
メリット・デメリットを理解したところで、次にオフィスづくりにおいてインナーブランディングを取り入れていく方法を紹介していきます。

①コーポレートカラー/ロゴを取り入れる
会社の受付やエントランスにロゴやコーポレートカラーを使う場合は多いですが、社員が勤務中いつも目にするオフィス内部にも、コーポレートカラーを取り入れることがおすすめです。ただの色と侮ってしまいがちですが、例えばクラスTシャツや同じストラップ、同じアイテムが生み出す組織としての一体感は無視できません。コーポレートカラーやロゴなどCIに関わる部分の認知向上のためにも、積極的に取り入れてみましょう。
②自社商品・サービスをレイアウト・導入する
オフィス内部に自社が取り扱っている商品をレイアウトしたり、サービスを導入したりするのもおすすめです。自社商品やサービスをオフィス内部に置いておくことで、「この商品素敵だよね!」「このサービスってどうやって使うの?」等々、社員同士のコミュニケーションにもつながります。ひいては自社商品やサービスの理解にもつながるので、レイアウト什器の設置などの手間はかかりますが、導入を検討してみましょう!
③ブランドメッセージや社内の事例を発信する
ブランドのメッセージや社内の事例を壁面のアートやサイネージで発信するのもおすすめです。社内の連絡事項をポスターで掲示するなど昔ながらの方法もありますが、サイネージやディスプレイを活用して動画などで発信するのも情報の差し替えがしやすく効率的です。
インナーブランディングを意識したオフィス事例
次に実際にインナーブランディングを意識してつくられたオフィスの事例をみていきます!
1.コーポレートカラー×ディスプレイ棚が印象的な「株式会社ロッテ様 本社ビル 執務室」

オフィスの執務室の事例。ロッテ様らしさを表現するため、ブランドカラーを差し色として使用しています。自社製品などを陳列可能なディスプレイ棚を新設するなど、企業風土醸成を促すような仕掛けも施しました。
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2.自社のフェイクグリーンが彩る「日本地工株式会社様 食堂」

オフィス内食堂の改修事例。壁面に日本地行様のフェイクグリーンを使用することで、商品に愛着が沸くような仕掛けを施しました。個人利用、グループ利用ができる多様な席を設けることで、食事や打合せ、リフレッシュなど多目的コミュニケーションエリアとして活用いただけるように企画・設計を行いました。
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3.コーポレートカラー×シームレスを叶えた「株式会社エー・アール・シー様 オフィス」

オフィスの移転事例です。温かみのある素材をベースに、コーポレートカラーのオレンジと植栽のグリーンを差し色にすることで、働きやすさや居心地のよさを追求しました。「人と人のつながりを持てる温かいオフィス」をコンセプトに、シームレスにオフィス内を見渡すことのできる空間を目指しました。
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さいごに
今回は、インナーブランディングの基本から実際の事例をご紹介しました。
TOPPANではオフィスの改修・リニューアルはもちろんのこと、オフィスレイアウトに関するご相談も承っております。検討中の方はぜひ、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください!
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