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TOPコラムオフィス環境改善の取り組み例7選|おすすめのグッズや事例も紹介

<TOPICS>オフィスの改善はなぜ必要?成功のコツをご紹介

オフィス環境改善の取り組み例7選|おすすめのグッズや事例も紹介


今のオフィス環境は、従業員のパフォーマンスやエンゲージメントを高めるものとなっているでしょうか。実は、オフィスのレイアウトやデザイン、設備といった要素が従業員に影響を与えます。 今回は、オフィス環境の改善について、重要性やメリット、取り組み事例、おすすめグッズ、成功のコツについて解説します。

オフィス環境の改善が重要な理由

オフィス環境は従業員のパフォーマンスを大きく左右します。

例えば、照明が明るすぎたり暗すぎたりすると、従業員は目の疲れや頭痛などを感じるかもしれません。加えて、騒音に悩まされる環境では、集中力が持続せず、パフォーマンスが低下する可能性があります。

休憩スペースやリラクゼーション用の設備(ドリンクコーナーやグリーンなど)が用意されていないオフィスも、勤務中に一息つく場所すらなく、ストレスレベルを上昇させかねません。

また、オフィス環境は採用活動にも影響します。オフィスへ訪問した際に、快適でおしゃれなオフィス環境なら「ここで働きたい」と求職者に思わせられますが、不便で汚いオフィス環境ではマイナスの印象を与えます。

こうした問題は、従業員のパフォーマンスに留まらず、職場全体の雰囲気や業績にまで悪影響を及ぼす可能性があることを理解しておくことが重要です。

オフィス環境を改善するメリット

オフィス環境を改善することは、複数のメリットをもたらします。

前項で触れたように、快適なオフィス環境は従業員のパフォーマンスを向上させます。例えば、適切な照明と静かな環境での作業は、集中力が持続し、ストレスなく業務に励むことが可能です。

また、休憩スペースやリラクゼーション用の設備があれば、仕事がひと段落ついた際にリフレッシュでき、その後の業務のパフォーマンスを高められます。また、部署部門の垣根を越えた従業員同士の自然なコミュニケーションを促し、新しいアイデアのヒントを得られるかもしれません。

加えて、採用活動でも心地よいオフィス環境が、求職者の志望意欲を高めてくれるでしょう。

このようにオフィス環境を改善することは、従業員のエンゲージメントを高め、イノベーションの源泉になるといっても過言ではありません。

環境改善が必要なオフィスの特徴

オフィスに導入するグリーンには、「本物の植物」と「フェイクグリーン」の2種類があります。

それぞれの特徴について解説します。

ここでは、環境改善が必要なオフィスの特徴をまとめています。いくつもの項目が当てはまるオフィス環境は、従業員の不満を溜めている可能性があり、早急にオフィス改善を検討した方がいいでしょう。

  • ・オフィス内の動線が狭い
  • ・照明が明るすぎる、暗すぎる
  • ・ミーティングや電話の音が漏れやすい
  • ・オフィス内が寒すぎる、暑すぎる
  • ・オフィス内が乾燥しやすい、蒸れている
  • ・災害対策を十分に施していない
  • ・休憩スペースを設置していない
  • ・グリーン(観葉植物)を設置していない


オフィス内の通路が狭いと、従業員が毎回譲り合いながら移動しなければならず、ストレスを感じさせる設計となってしまいます。十分な広さの動線を確保することが重要です。


室温や湿度も、季節に応じて適切に保たれていないとパフォーマンスを低下させます。また、地震や集中豪雨といった災害リスクが高まる中で、防災設備を確保していないオフィスはリスクが高まります。


見落としがちなグリーンも、目の疲れを癒すなど快適なオフィス空間を築くために欠かせません。詳しく知りたい方は「オフィスにグリーンを導入するメリットは?おすすめの植物や事例を紹介」を参考にしてください。

オフィス環境改善の取り組み例7選

より具体的にオフィス環境改善をイメージできるよう、取り組み例を7つ紹介します。

【オフィス環境改善の取り組み例】

  • ・デスクの配置を見直す
  • ・照明を見直す
  • ・防音ブースを設置する
  • ・空調環境を改善する
  • ・災害への対策を行う
  • ・休憩スペースを設置する
  • ・グリーンを取り入れる


- デスクの配置を見直す -

実は、デスクの配置がオフィスの機能性や快適性に影響を与えています。

適切なデスクの配置により、従業員がスムーズに移動できたり、またコミュニケーションが促進させ、集中力が高まったりする効果を期待できます。
デスクの配置方法には主に4種類あります。

デスクの配置方法

メリット

デメリット

対向式

  • 同じ島、部内でのコミュニケーションがとりやすい
  • スペース効率がよくたくさんの座席を設置できる
  • 電話線や有線LANなどの配置をしやすい
  • スタンダードだからこそありふれており新規性がない
  • プライバシーの確保が難しい
  • 同じ島でかたまってしまう可能性がある

同向式

  • 受付や窓口業務がある業務に最適
  • 目が届きやすいため従業員の管理がしやすい
  • 個人ワークに集中できる環境をつくれる
  • コミュニケーションがとりづらい
  • 目が届く分、監視されているような気分になりやすい
  • スペースの効率がよくない

背面式

  • 背中あわせのため視線が気になりにくく集中しやすい
  • 振り返ることで気軽にコミュニケーションをとることができる
  • 通路を集約できるため、スペース効率がよくたくさんの座席を設置できる
  • 他部門とのコミュニケーションがとりづらい
  • 管理職の目が届きにくい

左右対向式

  • キャビネットなどの設置が容易なため、個人の収納をしっかり確保できる
  • 間にパーテーションを挟むことでプライバシーが確保される
  • 間にテーブルを挟むことで作業スペースが確保できる
  • 個別に仕切られているため、コミュニケーションがとりづらい
  • 収納や作業スペースが過剰になる可能性がある


対向式、同向式、背面式、左右対称式、それぞれにメリット・デメリットがあるため、自社オフィスに適した配置方法を選ぶことが大切です。より詳しく知りたい方は「オフィスレイアウトの種類とは?各レイアウトのメリット・デメリットを解説」を参考にしてください。

- 照明を見直す -

オフィスの照明を選ぶ場合、明るさ、色合い、電球の種類から考えることが大切です。

電球の明るさは「ルクス(1m2あたりの明るさ)」という単位で表されますが、一般的なオフィスには750〜1,000ルクスで、会話を楽しむ休憩スペースには150〜300ほどが適すといわれています。

また、照明の色合いでは、デスクや島には「昼白色」、会議室やミーティングブースには「昼光色」、休憩スペースなどには「電球色」が適しています。

電球の種類には白熱電球や蛍光灯、LEDがありますが、近年では省エネ性能の高く、目に負担をかけにくいLEDが選ばれることが多いです。

- 防音ブースを見直す -

静かな環境で作業やミーティングを行いたい場合、「防音ブース」の設置がおすすめです。防音ブースは、遮音性に優れた素材を採用した小型のブースです。

使用者が作業に集中できるだけでなく、ミーティング中の機密性が高い情報をブースの外に洩らさないメリットもあります。防音ブースにより情報漏えい対策を講じることも選択肢の一つです。

防音ブースについて詳しく知りたい方は、「個室ブースとは?設置するメリットやデメリット・注意点を解説」を参考としてください。

- 空調環境を改善する -

暑すぎたり、寒すぎたりするオフィスは従業員のパフォーマンスを低下させるだけでなく、風邪や熱中症などの病気につながるかもしれません。

次のような対策を行うことで、空調環境を改善しましょう。

【空調環境の改善策】

  • ・サーキュレーターを使って空気を循環させる
  • ・夏には送風機、冬には加湿器を併用する
  • ・遮熱フィルムやブラインドで直射日光を遮る
  • ・定期的な換気を心がける
  • ・フリーアドレス制にして空調との距離を個人に任せる


性別や年齢、体格、体調によって空調の感じ方は異なります。誰もが快適に感じられるようなオフィス設計にしておくことが重要です。

- 災害への対策を行う -

オフィスの災害対策では、災害に強いオフィスレイアウトにすることが重要です。

例えば、地震の際、仕切りとして利用しているオフィス家具や什器が倒れ、避難経路を塞いでしまうケースを考えられます。そこで、「コの字型」や「Hの字型」で倒れにくいパーテーションを設置することをおすすめします。

また、オフィス家具や什器はボルトで床や壁のコンクリートに固定したり、ガラス窓に飛散防止フィルムを貼ったりするといった対策が効果的です。また、ヘルメット等の防災グッズを保管したり、水食料を備蓄することもよいでしょう

- 休憩スペースを設置する -

休憩スペースは、従業員がリフレッシュし、リラックスするための重要な場所です。休憩スペースの設置は、従業員のストレスを軽減し、会社へのエンゲージメントを高めることに寄与します。

また、休憩スペースは従業員同士の交流の場としても機能し、チームワークの向上にも貢献するでしょう。

より詳しく知りたい方は「会社・オフィスにおける休憩室の役割とは?メリットや設置するときのポイントを解説」を参考にしてください。


- グリーンを取り入れる -


グリーン(観葉植物)は、従業員の心身にプラスの影響を与えてくれます。まず、緑色は目の疲れを癒したり、安心させる心理的効果があったりするなど、業務中のプレッシャーを和らげることができます。

グリーンを取り入れる際には、以下のポイントを参考にしてください。

【グリーンを取り入れるポイント】

  • ・鉢植えを置く 
  • ・上から吊るす
  • ・壁に飾る
  • ・パーティションに取り付ける


エントランスに配置すると、来客者にも良い印象を与えられます。また、吊り下げ型のプランターを用いて植物を設置することで、解放感のある空間を演出でき、スペースが限られるオフィスにも適しているでしょう。

植物をパーテーションに組み合わせることで、空間の仕切りをしながらオフィスを緑化できます。

オフィス環境の改善におすすめのグッズ

オフィスの環境を改善するためには、効果的なグッズの導入が欠かせません。ここでは従業員のパフォーマンスや快適性を向上させるためのおすすめグッズを紹介します。

おすすめのグッズ

概要

昇降式デスク

デスクワークによる体の負担を軽減し、立ち仕事と座り仕事を切り替えることで健康的な作業姿勢を促進する

エルゴノミクスチェア

姿勢をサポートし、長時間の座り仕事でも疲れにくい。個人の体格に合わせて調整できる

ノイズキャンセリングヘッドホン

オフィスの騒音を遮断し、集中力を高めるのに役立つ

空気清浄機

空気の質を正常に保ち、アレルギーやウイルスの影響を軽減する

調光可能なデスクランプ

目の疲れを軽減し、シーンに応じた明るさに調整する

フットレスト

足の位置を調整して快適な座り姿勢をサポートし、下半身の疲れを軽減する


オフィス環境の改善を成功させるコツ

ここでは、オフィス環境の改善を成功させるために重要なコツを解説します。

- 従業員の意見を反映する -

オフィス環境を改善するうえで最も重要なのは、従業員の意見を反映することです。現場の従業員を無視した改善では、従業員のエンゲージメントやパフォーマンスを高めることはできません。

従業員一人ひとりのニーズや意見を聞き、それを改善策に取り入れることで、実際の作業環境にマッチした効果的なオフィス環境を実現できます。

- 他社の改善事例を参考にする -

他社の成功事例や失敗事例は、自社のオフィス環境改善につながるヒントとなります。

特に、同業界や類似のオフィス環境を持つ事例を参考にすることで、「何が効果的で、何を避けるべきか」を考えることができるでしょう。

- 専門業者に相談する -

オフィス環境の改善をプランニングするためには、オフィスデザインやレイアウト、空調設備などの各領域に精通している必要があります。しかし、そういった人材がいる企業はまれでしょう。

専門業者にオフィス環境改善を依頼することで、担当者の方の負担を減らし、スムーズに進めることが可能です。実績やノウハウが豊富で、ワンストップに依頼できる専門業者を選ぶといいでしょう。

環境改善で働きやすいオフィスの事例

引用:株式会社ロッテ様

株式会社ロッテ様の執務室を改善した事例です。

さまざまな働き方を実現できるよう、レイアウトやワークエリアの柔軟性を重視した設計となっています。背の高い家具や什器などを減らし、遮蔽物の少ないレイアウトとすることで、従業員同士の偶発的なコミュニケーションも促しています。

共有エリアにある椅子やテーブルは自由に動かすことができ、ちょっとしたミーティングや雑談にいつでも利用可能です。また、ロッテ様のブランドカラーを差し込むことで企業風土の醸成にもつなげています。

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まとめ

オフィス環境は従業員のパフォーマンスに留まらず、職場の雰囲気や業績にも影響する重要なポイントです。オフィス環境を改善するためには、デスクの配置を見直したり、防音ブースや休憩スペース、グリーンを設置したり、照明や空調設備を見直したりするといいでしょう。

実際に改善のプロジェクトを進める際には、現場の声に耳を傾け、従業員が満足できるオフィスにすることが重要です。また、実績やノウハウが豊富な専門業者に依頼することで、オフィス環境の改善を成功に導けるでしょう。

TOPPANではフリーアドレスを含めた、オフィスレイアウトのご提案が可能です。働きやすいオフィスレイアウトをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!

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