そもそもエントランスは来訪者が初めて訪れる、企業や建物の「顔」となる空間です。人同士の対面でもそうですが、「初対面の印象」はその後の関係構築の基盤となる重要なものです。例えば、エントランスが古く殺風景だったり他社と同じようなデザインだったりする場合、その企業や建物へのプラスの影響になりにくいです。一方、エントランスを他社と差別化された、洗練された空間に仕上げることで、企業イメージのアップだけではなく、ビジネスチャンスを生み出す空間を演出することができます。
それでは、エントランスをデザインする上でポイントとなる要素を解説します。
①企業のイメージ・空間のコンセプトを統一する
企業の「顔」となるエントランスをつくる上で、まずどんな印象を顧客に与えたいかを考えましょう。企業のブランドイメージを構築する上で、伝えたいイメージやメッセージを明確にして空間に統一感をもたせることで、エントランスとしての訴求力があがっていきます。特に建物内部とイメージが乖離しているとエントランスだけ浮いた印象になってしまうため、現状のオフィスや他のスペースとの調和も意識することが重要です。
②企業のロゴやコーポレートカラーをうまく取り入れる
来訪者が初めて目にするエントランスにおいて、ロゴやシンボルなどが使用されていなかったり目立ちにくかったりする場合、本当にこの会社の受付なのかわからなくなってしまいます。この場合、どんな企業なのかアピールができないだけではなく、来訪者にとってもストレスになってしまうため、企業のロゴやコーポレートカラーを設定していれば積極的に反映させましょう。
③壁面や天井の装飾材にこだわる
他社と差別化を図るポイントとして、エントランスの天井や受付奥の壁面にこだわることもおすすめです。
来訪者にとって一番目にしやすい場所であるため、装飾材により光と影の奥行きや華やかさをプラスすることでエントランス全体を洗練された印象に仕上げることができます。
おしゃれなエントランスづくりで肝心な装飾材ですが、今注目されている新しい装飾材「三軸織物」をご存じでしょうか?三軸織物とは、三方向の糸で構成されたメッシュ構造が特徴的な新しい空間装飾材です。布のように軽やかで透明感のある質感でありながら、優れた形状復元力と保形性を持っているため、自由で奥行きのある表現で空間を彩ることができます。特に柔らかい企業イメージを表現したい時にマッチする素材としておすすめです。
天井や壁面の装飾はもちろん、ファサードやスクリーンパーテーション、照明シェード等、さまざまな用途に使用することができます。
次に三軸織物を導入するメリットについてご紹介します。
1.自由度の高い造形表現
三方向の糸で構成されたメッシュ構造のため、軽やかで透明感のある質感を保ちながらさまざまな造形を表現することができます。硬化成型により剛性のあるボード形状や深絞り形状にすることもできるため、可変性が高い素材として、アイディアを実現させやすい素材です。
2.オリジナリティの高い印刷表現
単色の他に、お客さまが用意したグラフィックイメージで印刷加飾を行うことができます。表裏で異なったイメージや文字などの情報を印刷することもできるため、形状の自由さとあいまってオリジナリティの高い、多彩な表現に使用することができます。
ここでは実際に三軸織物が使用された空間の事例をみていきます。
マンション共用部のリノベーション事例。
メインのエントランスホールに天井からオブジェのように三軸織物を吊るすことで、上質な空間を演出。
実績について詳しくはこちら コンフォリア成増グリーンサイド 共用部リノベーション
採用事例インタビューはこちら 子育て・テレワークにも快適なウェルビーイングに寄り添う空間をデザイン
オフィスビル共用部のリノベーション事例。
「ホテルライク」をイメージしたエントランスの天井から三軸織物を吊るすことで、「真面目さ」と「くつろぎ」を両立させる空間を演出。
実績について詳しくはこちら 山京36ビル 共用部リノベーション
オフィスビルエントランスの改修事例。
既存のアーチ形折り上げ天井に透過性のある三軸織物の幕を下げることで、スタイリッシュでホテルライクな空間を演出。
実績について詳しくはこちら 本町オフィスビル エントランス改修
オフィスビル共有ラウンジの事例。
グラデーション印刷をした三軸織物を採用することで、広がりを感じられる空間を演出。
実績について詳しくはこちら 本町オフィスビル 地下2階スペース改修