
本町オフィスビル エントランス改修
所在地
大阪府大阪市
竣工
2023年4月
施工面積
35坪(115.7㎡)
業務内容
- 企画
- 施工
- 設計
オフィスビルエントランスの改修事例です。
同ビル地下2階共有スペースの改修に引き続き、空間コンセプト「Green Park」のキーデザインである“緑”を取り入れることで、ビル全体の繋がりを持たせたエントランス空間をご提案しました。
入口近くの大きな柱をアイキャッチスペースと捉え、柱周りに”緑”とベンチを新設しました。柱廻りの天井にはステンレス板(水面加工)を使用することで、緑の映り込みや水面の揺らぎで立体的な繋がりを表現し、テナント企業の方や訪問される方が心地よく立ち寄れる場所に仕上げました。
フロア全体の意匠はウォールナット柄の天井スパンドレルと、存在感のあるオキサイド柄のセラミックタイルで構成しました。木質の温かみと光によって表情を変えるテクスチャの質感が、都会的で落ち着きのあるエントランス空間を創出しています。屋外軒天と屋内天井は色柄を統一することで、空間に拡がりを持たせました。
エレベーターホールは扉にブラック系を採用し、既存のアーチ形折り上げ天井に透過性のある三軸織物の幕を下げるなど、スタイリッシュでホテルライクな空間に仕上げました。

ステンレス板(水面加工)を使用し、緑の映り込みや水面の揺らぎを表現。

ウォールナット柄の天井スパンドレルと、オキサイド柄のセラミックタイルで都会的な雰囲気に。

屋外軒天も屋内天井と同色同柄にし、シームレスで拡がりを感じるエントランスに。

天井照明にアーチ形状の三軸織物の幕を下げる事で、ホテルライクな エレベーターホールに。