
日本自動車研究所様 本館ロビー改修
クライアント
一般財団法人 日本自動車研究所様
所在地
茨城県つくば市
竣工
2025年9月
施工面積
32.6坪(107.77㎡)
業務内容
- 企画
- 施工
- 設計
2025年1月に実施した研究施設本館の全面改修に合わせて、エントランスロビーを改修した事例です。
これまで、研究所の所員が気軽にコミュニケーションを取れる空間が不足していることが課題でした。また、外観が無機質な印象であることから、内装は「親しみやすく安心感のある空間」にしたいというご要望をいただきました。
そこで、木のぬくもりを感じられるデザインと機能的な空間構成により、所員の交流と来訪者へのおもてなしを両立する共用部を提案しました。
エントランス
来訪者にとって研究所の顔となるエントランスには、所名ロゴサインを正面に設置しました。ロゴサインの台座はつくば市の地場産材を使って工場で製作。植栽と組み合わせることでロビーのアイキャッチとなるデザインとしています。
また、フロアマップを目立ちやすい箇所に設置し、お客様をスムーズに待合スペースや会議室へ誘導できる導線を確保しました。

地場産材の台座と植栽を組み合わせたロゴサイン。
待合スペース
大きな窓から光が差し込む開放的な空間に、変形ベンチとスツールを設置。ベンチ間の距離を取り、あえて斜めに配置することで、お客様同士の目線が直接合わないよう配慮したレイアウトとしています。
また、大型のフェイクグリーンを配置することで、おもてなしの空間として温かみを演出しつつ、メンテナンスの負担も軽減しました。窓際にはハイチェア付きのカウンターも設け、PC作業等のちょっとした業務にも利用できます。

変形ベンチとスツールを設置した、開放的で親しみやすい待合スペース。

目線を考慮して斜めに配置した変形ベンチ。

窓に向けて設置したカウンター。
コミュニケーションスペース
所員同士のコミュニケーションを促すため、共用部の一角にカフェ風の空間を創出しました。丸テーブルと椅子、長椅子を設置し、休憩時間だけでなく、昼食、軽いミーティング、集中したい業務など、多様な利用シーンを想定して設計しています。
壁面には、企業情報などを投影できるサイネージ(ダブルビュー・ビジョン)を採用。電源OFF時には木目柄になるため、空間のインテリアに自然と馴染みます。また、広い空間にリズムを生むため、天井にはルーバー(FORTINA)を提案しました。

ルーバーが印象的なコミュニケーションスペース。木目柄の什器がぬくもりを演出。

電源OFF時には木目柄となり、空間に溶け込む「ダブルビュー」。

壁面に設置した発光サイン。


