おしゃれな洗面所にリフォーム!成功させるポイントや費用を解説

更新日:2025年03月11日

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洗面所のイメージ画像

洗面所は毎日使う場所だからこそ、おしゃれで快適な空間にしたいものです。最近ではデザイン性にこだわった洗面台や、インテリアとして映えるアイテムも増えてきました。

本記事では、洗面所をおしゃれにリフォームするためのポイントや、洗面台の選び方について解説します。

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洗面台の種類|おしゃれにするならどれ?

おしゃれな洗面所を作るためには、洗面台(洗面化粧台)のタイプ選びが重要です。洗面台の種類によって、デザインの自由度や機能性が変わります。

洗面台のリフォームを行う際、大きく分けて以下の2つの選択肢があります。

  • 既製品を選ぶ(ユニットタイプ/システムタイプ)
  • オーダーメイドで造作洗面台を作る

以下でそれぞれについて詳しく解説します。

既製品を選ぶ

メーカーが販売している洗面化粧台を選び、設置する方法です。比較的手頃な価格かつ短期間でリフォームができます。

既製品の洗面台には以下の種類があります。

  • ユニットタイプ
  • システムタイプ

ユニットタイプ

ユニットタイプの洗面台のイメージ画像

ユニットタイプの洗面台とは、洗面台本体・収納・洗面ボウル・ミラーなどが一体化されたタイプのことです。

メーカーの製品ラインナップの中からサイズやデザインを選ぶだけで済むため、手軽に導入できるのが特徴です。また、価格も比較的リーズナブルです。

シンプルでコンパクトなデザインが多く、スペースの限られた洗面所やバスルームに適しています。また、設置が容易で工事の手間が少ない点もメリットの一つです。

サイズには規格があり、間口は600mm、750mm、900mmの3種類、奥行きは一般的に400~600mmです。
デメリットとしては、一体になったデザインから選ぶため、カスタマイズ性がほぼない点が挙げられます。また、規格があるため特殊な間取りには適応しにくい点にも注意が必要です。

システムタイプ

システムタイプは、洗面ボウル・鏡・水栓金具・収納などを、メーカーのラインナップの中から選び、自分好みに組み合わせることができるタイプです。

ユニットタイプと比較してデザインの自由度が高く、機能性を考慮しながら選べるのが特徴です。そのため、デザインにこだわった洗面台を既製品から選ぶ際は、システムタイプがおすすめです。

ただし、費用はユニットタイプよりも高くなる点に注意しましょう。

オーダーメイドで造作洗面台を作る

造作洗面台のイメージ画像

造作タイプの洗面台とは、既製品ではなくカウンター・洗面ボウル・水栓・収納・鏡などを自由に組み合わせて設計するオーダーメイドの洗面台です。

自分の好みや空間のサイズに合わせて設計できるため、デザインの自由度は他の選択肢と比較して圧倒的に高いです。

ただし、その分費用が高くなる点には注意が必要です。「既製品では満足できないので、金額が高くなってもいいから理想のデザインを追求したい!」という方にはおすすめの選択肢と言えます。

また、収納や水栓の位置、高さなどをしっかりと計画しないと、後々使い勝手が悪くなることもあります。信頼できる事業者としっかり相談しながらデザインを固めていくことが重要です。

【まとめ】洗面台の種類

項目 ユニットタイプ システムタイプ 造作洗面化粧台
価格 ◎(安い) ○(中程度) △(高め)
デザイン性 △(限られる) ○(選べる) ◎(自由)
サイズ調整 ×(固定サイズ) ○(ある程度可能) ◎(完全調整可能)
工期 ◎(短い) ○(やや短い) △(長め)
収納の自由度 △(決まっている) ○(組み合わせ可能) ◎(カスタマイズ自由)

既製品・造作を含む洗面台の種類と特徴について、上の表にまとめました。

造作洗面台は費用や工期、手間などのデメリットはありますが、その分デザイン性の自由度が高く、細部までとことんこだわることができます。おしゃれな洗面所を実現したい方にはおすすめの選択肢です。

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【部分別】洗面所でこだわりたいポイント

洗面所のイメージ画像

ここではおしゃれな洗面所に仕上げるためにこだわりたいポイントを、部分別に説明します。

造作タイプの洗面所であればそれぞれの箇所を広い選択肢から選ぶことができるため、自分好みのスタイルを作り上げることができます。頭の中でイメージを膨らませながら見てみましょう。

ボウルのタイプ

洗面ボウルのタイプによって、洗面所の印象は大きく変わります。以下に主なボウルのタイプを挙げるので、理想に近いものがどれか探してみてください。

置き型

置き型ボウルのイメージ画像

カウンターの上にボウルを置くタイプで、デザイン性が高く、素材や色の選択肢も豊富です。形状にもバリエーションがあり、丸みのある柔らかい印象のものや、四角いスタイリッシュなものが人気です。

他のボウルタイプと比較して、最もボウル自体の形状を活かすことができるタイプと言えるでしょう。また、ボウルを置く位置も選べるため、その点でも好みを反映することができます。

ただし、設置場所によっては掃除がしにくくなる点に注意が必要です。

埋め込み型

埋め込み型ボウルのイメージ画像

埋め込み型の洗面ボウルは、カウンターの天板に開けた穴に収める形で設置されるタイプです。カウンター部分を広々と使えるため、洗面所をすっきりと見せたい方に適しています。

ただし、置き型や半埋め込み型(後述)と比較すると、ボウルの形状や素材の選択肢が少なく、個性的なデザインを求める場合には物足りなく感じることもあります。

また設置時にはボウルの上部サイズと開口部の寸法を正確に合わせる必要があるため、慎重な計測が求められます。

半埋め込み型

半埋め込み型ボウルのイメージ画像

カウンターに部分的に埋め込まれるタイプの洗面ボウルで、埋め込み型と置き型の中間的なデザインが特徴です。ボウルの一部がカウンターから立ち上がるため、洗面所に立体感をもたせつつ、すっきりとした印象を演出できます。

置き型ボウルほど主張が強すぎず、埋め込み型よりもデザインのアクセントを加えやすいことから、洗練された空間を作りたい場合に適しています。

カウンター一体型

カウンター一体型ボウルのイメージ画像

カウンターと洗面ボウルが一体成型されたタイプで、継ぎ目がなく清掃性が高いのが特徴です。水はねや汚れが溜まりにくく、メンテナンスの手間を減らせます。

ただし、カウンターとボウルの素材が同じなので、デザイン上の自由度は比較的低いです。シンプルで機能的なデザインを求める場合には最適ですが、オリジナリティやデザイン性を重視する場合は他のタイプとの比較が必要です。

カウンターの材質・色柄

洗面所のイメージ画像

置き型や埋め込み型、半埋め込み型のボウルでは、カウンターの材質を比較的自由に選ぶことができます。カウンターの材質は見た目だけでなく、耐久性や掃除のしやすさにも影響します。人工大理石や木材など、素材ごとの特性を理解して選びましょう。

画像の事例では木目調のカウンターを使っています。冷たい雰囲気になりがちな洗面所ですが、柔らかく温かみのある雰囲気になっています。壁面も木目調なので、統一感が取れている点もポイントです。

鏡の形

洗面所の鏡のイメージ画像

鏡のデザインを工夫することで、洗面所の印象が大きく変わります。丸型や縦長のミラー、フレーム付きなど、空間の雰囲気に合ったものを選びましょう。

水栓金具の種類

洗面台の金具のイメージ画像

水栓のデザインや操作性も、おしゃれな空間作りには欠かせません。レバー式やセンサー式、アンティーク調のデザインなど、多様な選択肢があります。

触らずに水を出せるタッチレス式水栓のように、機能性の高いモデルも多数出ているため、その点も考慮して選ぶことがおすすめです。

収納

洗面台の収納のイメージ画像

収納を工夫することで、すっきりとしたおしゃれな洗面所を実現できます。オープン収納やミラーキャビネット、壁面収納など、ライフスタイルに合った収納方法を選びましょう。

ただし、デザイン性にこだわって収納面積を小さくしてしまうと、後々困るケースも多いので注意しましょう。洗面所はタオルや洗面用品など物が多い場所なので、収納面積は多めに見積もっておいた方が良いです。

照明

洗面所の照明のイメージ画像

洗面所の照明は、明るさだけでなく雰囲気作りにも影響します。

従来のダウンライトや小型シーリングライトに加え、たとえばブラケットライトを鏡の両脇に設置すればやわらかな陰影が生まれ、高級感のあるペンダントライトを取り入れるとおしゃれなアクセントになります。さらに、スタイリッシュなライン照明を選ぶことで、モダンな雰囲気を演出することも可能です。

壁・床

タイル床のイメージ画像

洗面所の壁や床にタイルを取り入れると、デザイン性が一段と向上します。例えば、カウンターと鏡の間に装飾タイルを施したり、大理石調や木目調のフロアタイルを採用することで、洗練された雰囲気を演出できます。

また、おしゃれな空間づくりには色のバランスが重要です。全体の色味を統一し、アクセントカラーを効果的に使うことで、まとまりのあるスタイリッシュな仕上がりになります。さらに、洗面用具や収納アイテムもインテリアのトーンに合わせると、より統一感のある空間が完成します。

洗面所をおしゃれにリフォームする際の注意点

洗面所のリフォームでは後々になって後悔してしまうケースも少なくないです。ここでは洗面所をおしゃれにリフォームする際の注意点を紹介します。

事前にイメージを固めておくことが大事

洗面所リフォームは選択肢が多く、事前にイメージを明確にしておかないと、まとまりのない仕上がりになりがちです。

ナチュラル、ホテルライク、ミニマル、北欧テイストなど、あらかじめデザインの方向性を決めておくことで、洗面台や壁材、照明などの選択がスムーズになります。

また、言葉で理想を伝えるのが難しい場合は、写真を使ってイメージを共有するのも効果的です。リフォトルでは、画像をもとに理想のデザインに合った業者を紹介できるため、よりスムーズに希望のリフォームを進められます。業者紹介は無料ですので、ぜひお気軽にご利用ください。

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デザイン性と使い勝手のバランスを考える

洗面台を掃除するイメージ画像

おしゃれな洗面所を目指す際、デザイン性ばかりを優先すると使い勝手が悪くなり、後悔することがあります。

例えば、以下のような問題が起こりがちです。

  • 収納が不足し、タオルや洗面用品の置き場に困る
  • 小さすぎる洗面ボウルで水が飛び散り掃除が大変になる
  • デザイン性の高い蛇口が水はねしやすい
  • 照明が暗すぎてメイクやスキンケア時に手元が暗い

洗面所は毎日使う場所なので、デザインと実用性のバランスを考え、収納力や掃除のしやすさ、照明の明るさにも配慮しましょう

予算をよく考慮する

おしゃれな洗面所へのリフォームでは何かと費用がかかるため、予算オーバーのリスクがあります。これを防ぐには、事前に予算を設定し、概算費用を把握しておくことが重要です。その際、複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較するのがおすすめです。

また、リフォームの目的や範囲を明確にし、優先順位を決めることで無駄な出費を防げます。重要な工事やアイテムを予算内で選定し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら進めましょう。

おしゃれな洗面所リフォームの費用

リフォーム費用のイメージ画像

おしゃれなシステム洗面台へのリフォームを行う場合、費用の目安は約330,000~500,000円程度です。

内訳は以下の通りです。

  • 洗面化粧台取替:約180,000~250,000円程度
  • 給排水設備および電気設備:約50,000~100,000円程度
  • 内装費:約100,000~150,000円程度

※照明や壁、床などのリフォームには別途費用がかかります。

上述してきたように洗面所のリフォームは選択肢が多いため、ボウルやカウンターの材質選びによっても金額は大きく変わります。各所にこだわりを詰め込んだ場合は、500,000円を超えるケースも少なくありません。

洗面所リフォームの費用を抑えるには?

少しでも費用を抑えるには以下の方法が考えられます。

  • 収納をオープンタイプにして扉代を節約する
  • コストパフォーマンスの高い素材を選ぶ
  • DIYできる部分は自分でやる

また、造作タイプの洗面台はやはり費用がかさむため、あえて既製品を選ぶことも一つの手段です。おしゃれな小物や照明、床材を組み合わせることで、費用を抑えつつも統一感のある空間を作ることができます。

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まとめ

洗面所をおしゃれにリフォームするためには、洗面台の選び方やデザインのポイントを押さえることが大切です。特に造作タイプの洗面台を選ぶと、デザインの自由度が高まり、おしゃれな空間を実現しやすくなります。

また、ボウルの形状やカウンターの材質、収納、照明などの細かい部分にもこだわることで、より理想の洗面所に近づきます。事前にしっかりと計画を立て、快適でおしゃれな洗面所を手に入れましょう。

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