
「寝室には何色が合うの?」
「グレーやネイビーは暗くなりすぎない?」
「風水も気になる」
寝室の壁紙を選ぶとき、SNSなどで素敵な事例を見れば見るほど、「我が家に合う選択肢が分からなくなる…」という方は多いのではないでしょうか。
寝室は、一日の疲れを癒やし、心と体を休めるための空間です。リビングやダイニングとは異なり、壁紙にも「落ち着き」や「心地よさ」が求められます。
見た目がおしゃれでも、落ち着かない空間になってしまっては毎日の睡眠にも影響しかねません。
そこで本記事では、寝室におすすめの壁紙カラーや選び方のポイント、アクセントクロスで後悔しないコツを解説します。風水の考え方や機能性クロスについても紹介しますので、理想の寝室づくりの参考にしてください。
| この記事でわかること |
| ・寝室の壁紙はベージュ・グレー・ブルーなど落ち着いた色が取り入れやすい ・同じ壁紙でも、昼夜の見え方や採光条件によって印象が変わる ・アクセントクロスは濃色や柄物の面積を絞ると失敗しにくい ・風水や機能性クロスも参考にすると、より快適な寝室づくりにつながる |
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寝室の壁紙は何色がおすすめ?まずは落ち着く色を選ぼう
寝室の壁紙選びで迷ったら、まずはリラックスしやすい色を中心に検討してみましょう。
色にはそれぞれ異なる印象があり、同じ寝室でも選ぶ色によって雰囲気は変わります。
ここでは、寝室と相性の良い人気カラーを紹介します。それぞれの特徴を知り、自分の好みや理想のインテリアに合う色を見つけてみてください。
ベージュ|温かみのある落ち着いた空間に

ベージュは、寝室の壁紙として定番の人気カラーです。やわらかな印象があり、空間全体を温かく包み込むような雰囲気に仕上がります。
木目の家具とも相性が良く、人気のナチュラルテイストや北欧テイストのインテリアとも調和しやすいのが魅力です。色選びに迷った場合でも取り入れやすく、家族で好みが分かれにくい点もベージュならではでしょう。
ただし、黄色みが強すぎるベージュは古い印象に見える場合があります。グレージュやオフホワイトに近い色味を選ぶと、すっきりとした印象にまとまります。
グレー|ホテルライクで上品な空間に

グレーは、ホテルライクな寝室を目指す方に人気のカラーです。落ち着きと上品さを兼ね備えており、シンプルな空間でも洗練された印象をつくれます。
同じグレーでも、明るいライトグレーならやわらかく優しい印象に、チャコールグレーのような濃い色なら重厚感のある雰囲気になります。家具や照明との組み合わせによって印象が変わる点も特徴です。
ただし、北向きの寝室や採光の少ない部屋で濃いグレーを広範囲に使うと、想像以上に暗く感じることがあります。部屋の明るさも考慮して色味を選びましょう。
ブルー|心を落ち着かせる穏やかな空間に

ブルーは、静けさや清潔感を感じさせる色です。寝室に取り入れれば、穏やかで落ち着いた雰囲気をつくれます。
中でも、淡いブルーやくすみ感のあるブルーは主張が強すぎず、リラックスした空間づくりに向いています。白やグレーの家具と組み合わせると、すっきりとした印象に仕上がるでしょう。
一方で、鮮やかなブルーを広範囲に使用すると空間全体が強い印象になり、落ち着き感が損なわれる場合もあるため注意が必要です。寝室では、彩度を抑えた色味を選ぶと失敗しにくくなります。
グリーン|自然を感じるリラックス空間に

グリーンは、植物や自然を連想させるカラーです。リラックス感のある雰囲気をつくりやすく、寝室との相性も良好です。
特に、くすみ感のあるセージグリーンやオリーブグリーンは人気が高く、ナチュラルテイストや北欧テイストのインテリアにもよくなじみます。観葉植物とのコーディネートも楽しみやすいでしょう。
色の主張が強すぎないためアクセントクロスとしても採用しやすく、初めて色付きの壁紙を取り入れる方にもぴったりです。
ネイビー|高級感のある洗練された空間に

ネイビーは、落ち着きと高級感を兼ね備えたカラーです。ホテルの客室のような上質な寝室を目指したい方に向いています。
アクセントクロスとして取り入れると空間全体が引き締まり、洗練された印象になります。木目の家具や間接照明との相性も良く、上品な雰囲気を演出できるのが魅力です。
ただし、ネイビーは明度が低いため、壁全面に採用すると閉塞感や寒々しさを覚えてしまう場合があります。特に、狭い寝室や採光の少ない部屋では注意が必要です。
まずは、ベッド背面のアクセントクロスから取り入れると失敗しにくいでしょう。

寝室の壁紙を選ぶときのポイント5選

寝室の壁紙選びでは、色だけでなく部屋の条件やインテリアとの相性も考慮したいところです。
理想の色が見つかっても、いざ部屋全体に貼ってみると「思っていた印象と違った」と感じるのはよくあるケースです。
ここでは、寝室の壁紙選びで後悔しないために押さえておきたいポイントを紹介します。
昼と夜での見え方の違いを確認する
壁紙選びで見落としがちなのが、時間帯や光の種類によって色の見え方がガラリと変わるという点です。
朝や昼の自然光の中では明るく爽やかに見えたクロスも、夜になって電球色(温かみのあるオレンジ色の光)の照明を灯すと、黄色みが強く出て別の色に見える場合があります。
寝室はおもに「夜、明かりを灯しながら過ごす場所」です。
壁紙選びでは、できるだけ大きめのサンプルを取り寄せ、昼と夜の両方で見え方を確認しましょう。壁際に立てかけたり実際の照明の下で見たりすると、完成後のイメージをつかみやすくなります。
部屋の広さや採光条件を考慮する
部屋の広さや、窓がどの方角を向いているかによっても適した壁紙は異なります。
たとえば、北向きで自然光が入りにくい寝室にダークグレーやネイビーを広範囲に採用すると、想像以上に暗く感じることがあります。一方、南向きの明るい寝室であれば、濃い色でも重たくなりにくいでしょう。
また、コンパクトな寝室では明るい色の方が開放感を得やすく、広めの寝室では濃色や柄物のアクセントクロスでも効果的に活かせます。
部屋全体の条件を踏まえ、環境に合わせて色の濃淡や面積を調整するのがポイントです。
家具や床との統一感を意識する
壁紙だけがおしゃれでも、家具や床材との相性が合わなければまとまりのない空間になってしまいます。
たとえば、ナチュラルな木製家具が中心の寝室であれば、ベージュやグリーン系の壁紙がなじみやすいでしょう。
一方、スチール製の家具やダークトーンの床材でまとめたモダンなインテリアなら、グレーやネイビーの壁紙と好相性です。
統一感を出すには、床や家具のトーンと同系色でまとめてすっきりと見せるのがコツです。あえてコントラストを付ける場合も、部屋全体の色の数を3色程度に抑えると上品にまとまります。
クロスの質感も重視する
壁紙選びでは色柄に目が向きがちですが、質感も空間の印象を左右する要素です。
おもなクロスの質感と印象をまとめると、次のようになります。
| 質感 | 特徴・印象 |
| 織物調 | 布のような柔らかさがあり、上品で温かみのある雰囲気 |
| 石目調 | 石材を思わせる質感で、高級感や重厚感を演出しやすい |
| 塗り壁調 | 落ち着いた風合いがあり、ホテルライクや和モダンな空間と相性が良い |
| 和紙調 | やさしく自然な質感で、和室はもちろんナチュラルテイストにもなじむ |
| 木目調 | 木の温もりを感じさせ、ナチュラルや北欧テイストにおすすめ |
| コンクリート調 | 無機質でスタイリッシュな印象を与え、インダストリアルな空間に向く |
寝室には、織物調・塗り壁調・和紙調といった、少し凹凸のある質感がおすすめです。照明の光が当たったときに柔らかな陰影が生まれ、奥行きと上質さを感じる空間をつくれます。
天井クロスは部屋全体とのバランスで選ぶ
ベッドに横になったとき、長い時間視界に入るのが天井です。そのため、天井クロスも寝室の印象や居心地を左右する大切な要素となります。
目指す雰囲気に合わせて、天井クロスの色を選んでみましょう。
| 目指す雰囲気 | おすすめの天井クロス |
| 開放感のある寝室 | 壁より明るい白やベージュ |
| ホテルライクな寝室 | 壁と同系色、またはワントーン暗い色 |
明るい色の天井は空間を広く見せやすく、すっきりとした印象を与えます。一方、壁と同系色や少し濃い色を選ぶと空間に一体感が生まれ、こもり感のある落ち着いた雰囲気を演出できます。
完成後のイメージに不安がある場合は、リフォーム会社に相談しながら進めるのもおすすめです。
ただし、自力で複数のリフォーム会社を探して比較するのは手間がかかります。TOPPANが運営する「リフォトル」なら、厳しい審査基準をクリアした優良リフォーム会社を最大4社まで無料で紹介しています。
壁紙の貼り替えを検討している方は、ぜひ活用してみてください。
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寝室の「アクセントクロス」で後悔を防ぐコツ

アクセントクロスは、寝室の印象を手軽に変えられる人気の手法です。ただし、色や柄の選び方を間違えると、「思ったより落ち着かない」「圧迫感がある」と後悔につながるケースもあります。
ここでは、寝室にアクセントクロスを取り入れる際に意識したいポイントを紹介します。
リビングのアクセントクロスの選び方についてご興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
>>アクセントクロスでリビングがダサくなる?失敗例から学ぶ選び方とおしゃれな実例
失敗しやすい壁紙の組み合わせを知る
まずは、避けたほうが無難な組み合わせを把握しておきましょう。
代表的な失敗例として、次のようなケースがあります。
- 北向きで暗めの寝室に濃色を広範囲に採用し、重苦しい印象になってしまう
- 大柄のクロスに存在感のある家具を組み合わせ、空間全体がごちゃついて見える
- グレーの壁紙と昼白色(すっきりとした白い光)の照明を組み合わせた結果、冷たく無機質な印象になる
壁紙は単体で選ぶのではなく、採光や家具、照明との相性まで含めて考えるのが大切です。
ベッドのヘッドボード側に配置する
アクセントクロスを貼る場所に迷った場合は、ベッドのヘッドボード側がおすすめです。
寝室ではベッドが主役となるため、ベッド背面にアクセントを設けると視線が自然に集まり、まとまりのある空間になりやすくなります。
また、ベッドに横になったときには直接視界に入りにくいため、濃い色や柄物も取り入れやすいのがメリットです。
反対に、ベッド正面の壁にインパクトの強いクロスを採用すると、落ち着かない印象になりがちです。寝室らしい穏やかな雰囲気を重視するなら、ベッド背面から検討してみるとよいでしょう。
濃い色は面積を絞る
ネイビーやチャコールグレーなどの濃い色は、高級感や落ち着きを演出できる人気カラーです。しかし、寝室全体に採用すると圧迫感が出たり、部屋が暗く感じたりする場合があります。
アクセントクロスとして取り入れる際は、壁一面やベッド背面のみなど、面積を限定するのが基本です。周囲の壁をすっきりとしたホワイトや淡いアイボリーにしておくと、コントラストが美しく引き立ち、バランス良く仕上がります。
初めてアクセントクロスに挑戦する場合は、濃い色ほど「使いすぎない」ことを意識してみてください。
柄物は主張しすぎないデザインを選ぶ
もし寝室に柄物の壁紙を取り入れたいのであれば、コントラストが強すぎないものや、地色と柄の色が同系色でまとめられた「さりげないデザイン」を選ぶのが失敗しないポイントです。
たとえば、ジャカード調のクロスは寝室とも好相性です。普段は無地のように見えながら、光の当たり方によって植物柄などが浮かび上がります。主張しすぎず高級感を演出できるため、長く使っても飽きにくいでしょう。
アクセントクロスは目立たせることだけが目的ではありません。寝室らしい心地よさを損なわない範囲で、さりげなく個性を加えるのがコツです。

おしゃれで落ち着く!寝室の壁紙実例
ここでは、人気のインテリアテイストごとに寝室の壁紙実例を紹介します。
実際のコーディネート事例を見れば、ご自身の理想の寝室もイメージしやすくなるでしょう。
ナチュラルテイストの寝室

ナチュラルテイストの寝室には、ベージュやアイボリー、淡いグレージュなどのやさしい色合いがよく合います。
オークやパインなど明るい木目の家具と組み合わせれば、温かみのある落ち着いた空間に仕上がります。壁紙は、織物調や塗り壁調のデザインを選ぶと、よりやわらかな表情をつくれるでしょう。
自然素材を感じるインテリアが好きな方や、飽きのこない寝室をつくりたい方に向いているテイストです。
北欧テイストの寝室

北欧テイストの寝室は、シンプルな中にも温かみを感じられるのが特徴です。
白やライトグレーをベースに、木目調やくすみブルー・セージグリーンのカラーをアクセントとして取り入れると、北欧らしい雰囲気を演出できます。
家具は木目を活かしたシンプルなデザインを選び、ファブリックや照明でやわらかさを加えるとまとまりやすくなります。
明るく開放感のある寝室にしたい方、トレンドを取り入れながらも落ち着き感を重視したい方におすすめです。
ホテルライクな寝室

上質で落ち着いた空間を目指すなら、ホテルライクなコーディネートがおすすめです。
ダークグレーやネイビーを基調とした壁紙に、ブラックやダークブラウンの家具を合わせると、洗練された印象になります。
間接照明や革張りの家具を取り入れると、より高級感のある雰囲気を演出できます。
濃い色を取り入れる場合はアクセントクロスとして採用すれば、圧迫感を抑えながらバランス良く仕上がるでしょう。
和モダンな寝室

和モダンテイストは、和の落ち着きと現代的なデザインを融合したスタイルです。
壁紙には、少しざらっとした手触りの塗り壁調や、素朴な風合いの和紙調のクロスを選ぶのがおすすめです。
色は深い鶯色(うぐいすいろ)や落ち着いたマスタード、あるいは墨色などをポイントで効かせると、ローベッドや畳の要素とも美しく調和するでしょう。
障子や間接照明などと組み合わせれば、旅館のような落ち着きのある寝室をつくれます。
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風水で見る寝室の壁紙の色
壁紙の色選びでどうしても迷ってしまったときは、古くから伝わる「風水」の考え方をヒントにして、運気の上がる色からアプローチしてみるのもひとつの方法です。
風水において寝室は、眠っている間にすべての運気を吸収・定着させて、新しく再生する大切な空間とされています。
方角ごとの考え方を参考にしながら、ご自身が心地よいと感じる寝室づくりに役立ててみてください。
まずは家の中心から寝室の方角を確認
風水を取り入れる際は、自宅の間取りにおいて「寝室がどの方角に位置しているか」を正確に知ることから始めましょう。
方角を確認する際は、家の間取り図の対角線が交わる場所、つまり「家の中心(太極)」を基準にします。家の中心に立ち、方位磁針(スマホの方位計アプリでも可)を使って寝室がどの方角にあるかを測りましょう。
風水では各方位にそれぞれ異なる「気(木・火・土・金・水)」の性質があるとされており、寝室のある方角の性質を知ると、選ぶべき壁紙の色が見えてきます。
【方角別】寝室におすすめの壁紙カラー
寝室の方角が分かったら、それぞれの気と相性の良い色をチェックしていきましょう。
| 方位 | おもな運気 | 壁紙カラー | 空間づくりのポイント |
| 北 | 恋愛運金運 | アイボリーピンクベージュ | 「水」の気を持つ北は冷えやすいため、暖色系で温かみをプラス |
| 北東 | 貯蓄運変化不動産 | ホワイト赤(アクセント)黄色 | 「鬼門」にあたるため、清潔さを感じさせる内装が好相性 |
| 東 | 仕事運発展運情報 | ライトブルー薄いグリーン | 太陽が昇る活力のある方位とされ、瑞々しいカラーがおすすめ |
| 南東 | 結婚運人間関係旅行 | オレンジ黄緑パステルカラー | 「風」を呼び込む方位とされ、明るく開放感のある配色がぴったり |
| 南 | 人気運美容運知性 | ベージュ淡いグリーン | 「火」の気を持つため、強すぎるエネルギーを和らげる樹木の色を入れる |
| 南西 | 家庭運健康運 | ブラウン黄色アースカラー | 「裏鬼門」にあたり大地のパワーを持つため、落ち着いた土のイメージが馴染む |
| 西 | 金運商売運娯楽 | 黄色金・銀ホワイト | 豊かさを表す「金」の気を持つため、上品で明るい色が運気を育てる |
| 北西 | 出世運事業運ステータス | ベージュアイボリー淡いピンク | 「主人の位置」とされる格の高い方位で、上質な内装がおすすめ |
※方位と色の関係は風水の流派によって解釈が異なります。ここでは一般的な考え方を紹介しています。
参考:一般社団法人 日本風水建築協会|風水の方角と色・間取りの関係 運気を上げる配置と方位別のポイント
風水はインテリアとのバランスも大切
風水でおすすめとされる色が、必ずしも自分の好みや住まいに合うとは限りません。
たとえば、南西の寝室にアースカラーが良いとされていても、採光が少ない部屋では暗く感じるケースがあります。また、風水的に相性が良い色でも、家具や床材との組み合わせによってはちぐはぐな印象になる場合もあるでしょう。
毎日長い時間を過ごす寝室では、風水だけを優先するのではなく、自分が落ち着ける色やインテリアとの調和も意識したいところです。
風水はあくまで壁紙選びのヒントのひとつとして取り入れながら、心地よく過ごせる寝室づくりを目指してみてください。
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安眠効果アップ!寝室におすすめの機能性クロス

近年は、調湿や消臭などの機能を備えた壁紙も数多く販売されています。寝室をより心地いい空間にするため、デザインだけでなく快適性にも目を向けてみましょう。
ここでは、安眠効果を高める、寝室にぴったりの機能を紹介します。
調湿タイプ
調湿機能付きクロスは、室内の湿気を吸収したり放出したりすることで、空間を快適な状態に保ちやすくする壁紙です。
寝室は、寝ている間の汗や呼気によって、夜間に思いのほか湿気がこもりやすい環境です。特に、北側の部屋や気密性の高い住宅では湿気が滞留しやすく、結露やカビの原因になることもあります。
梅雨時期のジメジメ感や冬場の結露が気になる場合は、調湿機能付きクロスを検討してみるのもよいでしょう。
調湿機能付きクロスには、おもに以下のような種類があります。
| 種類 | 特徴 |
| 吸放湿壁紙 | 吸水性ポリマーが湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出して湿度を調整 |
| 通気性壁紙 | 壁紙を通して湿気を排出し、結露やカビの発生リスクを軽減 |
| 珪藻土壁紙 | 珪藻土の調湿性を活かし、湿気対策と消臭を両立 |
ただし、壁紙だけで湿度を大きくコントロールできるわけではありません。換気や除湿機と併用しながら取り入れると、より快適な寝室環境をつくりやすくなります。
消臭・抗菌タイプ
寝室では、寝具や衣類などの生活臭が気になる場合があります。そうした悩みに役立つのが、消臭機能付きクロスです。
壁紙の表面に配合された消臭成分が、悪臭の元となる物質を吸着・分解してくれるため、室内にこもりがちなニオイをすっきりリセットしてくれます。新築・リフォームの後に気になりやすいホルムアルデヒドの低減に効果的な製品もあります。
ペットと暮らしている家庭や、部屋干しをする機会が多い方にもおすすめです。
見た目は一般的な壁紙と変わらない商品も多いため、デザイン性を損なわずに取り入れられる点も魅力です。
抗ウイルス・抗アレルタイプ
衛生面を重視する方に注目されているのが、抗ウイルス・抗アレルタイプのクロスです。
抗ウイルス壁紙は、壁紙表面に付着したウイルスや菌の働きを抑えるタイプです。近年は、光触媒技術を活用し、光の力でウイルスや菌、ニオイの原因物質を抑制する製品も登場しています。
一方、抗アレル壁紙は、花粉やダニ由来のアレル物質の働きを低減する機能を持つ壁紙です。花粉症やハウスダストが気になる方、小さなお子さまがいる家庭にも向いています。
もちろん、これらの機能だけでアレルギーや感染症を防げるわけではありません。しかし、寝室環境を少しでも快適に整えたい場合には、検討する価値のある機能といえるでしょう。
寝室のリフォームが得意な会社をご紹介!
寝室の壁紙に関するよくある質問
寝室の壁紙は何色がいいですか?
寝室には、心身をリラックスモードに切り替えるベージュ・グレー・薄いブルー・グリーンといったアースカラーや落ち着いた寒色系がおすすめです。
まずは自分がその部屋で「どう過ごしたいか(ホテルのように贅沢に過ごしたい、自然体で癒やされたいなど)」をイメージし、それに合ったテイストの色を選ぶと失敗しにくくなります。
寝室の壁紙を貼り替える費用はいくらですか?
一般的な6〜8畳ほどの寝室の場合、壁4面と天井をすべて貼り替えておおむね5〜10万円前後が相場です。
選ぶクロスのグレードや、現在の壁の下地状態、家具の移動が必要かどうかによっても前後します。まずはリフォーム会社に見積もりを依頼してみるのが確実です。
「費用についてもっと知りたい!」という方は、こちらの記事をご覧ください。
>>クロス・壁紙張替えの費用相場と見積書の見方|安く抑えるコツを解説
寝室でNGな色は?
彩度が高すぎる鮮やかな赤やオレンジ、蛍光色などは交感神経を刺激して脳を興奮させてしまうため、寝室の広範囲に使うのは避けたほうがよいでしょう。
どうしても取り入れたい場合は、クッションなどの小さなインテリア雑貨で差し色として楽しむか、ワインレッドやテラコッタなどの落ち着いた色味をアクセントで取り入れるのがおすすめです。
まとめ|寝室の壁紙選びで理想のリラックス空間を実現しよう
寝室の壁紙は、色やデザインだけでなく、採光条件や部屋の広さ、家具との相性によっても印象が大きく変わります。
まずはベージュやグレーなどの落ち着いた色をベースにしながら、自分の好みやインテリアテイストに合うカラーを検討してみましょう。アクセントクロスを取り入れる場合は、貼る場所や面積を工夫することで失敗を防ぎやすくなります。
また、風水を参考にした色選びや、調湿・消臭などの機能性クロスを取り入れるのもひとつの方法です。
壁紙選びに迷ったときは、リフォーム会社に相談するのもおすすめです。プロに好みや理想のイメージを伝えれば、部屋の条件やインテリアとの相性も踏まえた提案を受けられます。
今回ご紹介したポイントを参考に、自分らしく心地よい寝室づくりを進めてみてください。
国土交通省登録団体の構成員を中心としたリフォーム会社をご紹介!
執筆者
中村しょう子

二級建築士・ライター。建設会社で現場監督・設計・CAD製図・積算・営業など幅広く経験。現場を知る強みを活かし、ハウスメーカーや工務店のSEO記事、建設・不動産会社の取材記事から一般向けメディア記事まで、多様な建築系コンテンツを手掛ける。
