床材の種類7選を徹底比較!場所別の選び方や価格相場も解説

更新日:2026年02月02日

更新日:2026年02月02日

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床の傷や汚れが気になり、リフォームを検討する中で「種類が多すぎてどの床材を選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?

一方で、「高額な費用をかけて失敗したくない」「手入れが大変だったら嫌だ」と不安を感じ、なかなか決断できない方も多いものです。

床材選びの正解は、デザインだけでなく部屋の用途に合った「機能」で決まります。適した素材なら掃除が楽になり、足元の冷えや音の悩みも解消できるでしょう。

この記事では、代表的な床材7種類の特徴や価格相場に加え、場所別の最適な選び方や成功・失敗事例までわかりやすく解説します。
記事を読めば、予算やライフスタイルに合った「あなたにぴったりの床材」がわかります。最後までご覧いただき、家族が快適に過ごせる理想の住まいを手に入れてください。

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目次

  1. 【床材の種類一覧】フローリング以外も!人気7選の特徴と価格
    1. 複合フローリング
    2. 無垢フローリング(木の種類別)
    3. クッションフロア
    4. カーペット
    5. フロアタイル
    6. 長尺シート(ビニル床シート)
  2. 【成功例と失敗例】床材リフォームの事例集
    1. 【成功例①】無垢オーク床で北欧スタイルのLDKに
    2. 【成功例②】水回り全てフロアタイル統一で掃除がラクに
    3. 【成功例③】廊下にビニル床シート採用し10年後も美観キープ
    4. 【失敗例①】見た目重視でキッチンに無垢材を選んだらシミだらけに
    5. 【失敗例②】安さ重視でクッションフロアにしたら数年で劣化した
    6. 【失敗例③】管理規約の「遮音等級」を知らず希望の床がNGに
  3. 【場所別6選】最適な床材の選び方
    1. リビング|家族が集まる場所はデザイン性+快適性
    2. キッチン|耐水性と掃除のしやすさ最優先
    3. 洗面所・トイレ|防水性と防カビ性が必須
    4. 廊下|通行量が多いため耐久性重視
    5. 寝室|保温性と静音性で快眠をサポート
    6. 子供部屋・ペット部屋|安全性とメンテナンス性
  4. 床材リフォームの費用を抑える4つのコツ
    1. 元の床材と厚みを揃える
    2. 費用をかける場所と抑える場所を明確に分ける
    3. 補助金・減税を活用する
    4. 相見積もりで適正価格を確認する
  5. 信頼できる床材リフォーム会社の選び方
  6. 床材の種類に関するよくある質問
    1. 住みながら床の張り替え工事はできる?
    2. DIYで床の張り替えはできる?
    3. ビニル床シートとクッションフロアの違いは?
  7. まとめ:床材の種類と特徴を理解して自分にぴったりの素材を選ぼう

【床材の種類一覧】フローリング以外も!人気7選の特徴と価格

床は部屋の印象を決めるだけでなく、足触りや掃除の手間など「暮らしやすさ」に直結するパーツです。

まずは、代表的な7種類の床材を一覧で比較し、全体像を把握しましょう。それぞれの特徴と価格を理解すれば、予算やライフスタイルに合った「我が家の正解」が見えてきます。

種類 複合フローリング 無垢フローリング クッションフロア カーペット フロアタイル 長尺シート
(ビニル床シート)
特徴 合板の上に薄い木材やシートを貼った床材 天然木をそのまま加工した床材 塩化ビニル素材にクッション性を加えた床材 繊維素材の柔らかい床材 タイル状にカットされたポリ塩化ビニル製の床材 「い草」を編み込んだ日本の伝統的な床材 塩化ビニル製の床材
メリット ・メンテナンスしやすい
・デザインが豊富
・低コスト
・自然な風合い
・経年変化を楽しめる
・調湿効果があり快適に過ごせる
・防水性に優れ掃除が簡単
・デザインが豊富
・低コスト
・クッション性が高く防音効果がある
・保温性がある
・色柄や質感のバリエーションが豊富
・耐久性や防水性が高い
・高級なデザイン
・一枚ずつ張り替えできる
・香りや風合いを楽しめる
・クッション性が高く防音効果がある
・調湿効果があり快適に過ごせる
・耐久性が高い
・継ぎ目が少なく水が浸入しにくい
デメリット ・無垢に比べると質感が劣る
・深い傷がつくと補修困難
・湿度による膨張・収縮がある
・傷つきやすい
・価格は高め
・長期使用により傷や色あせが出る
・重い家具を置くと表面が凹む
・汚れが染み込みやすく、メンテナンスが手間
・アレルギーの原因になることもある
・クッション性がなく、足腰に負担がかかりやすい
・冷たい印象がある
・汚れやカビがつきやすく、メンテナンスが手間
・現代の住宅イメージに合わない
・素材が硬く冷たい
・価格が高くなりやすい
価格
(1㎡あたり)
約13,000~18,000円 約15,000~28,000円 約3,000~5,000円 約4,000~8,000円 約4,000~7,000円 約9,000~20,000円
(1畳あたり)
約5,000〜10,000円
一般的な厚み 12mm 15mm 1.8mm 10mm 2.5mm 55〜60mm 2~3mm
おすすめの場所 リビング・寝室・廊下 リビング・寝室 水回り全般・
子供部屋
寝室 水回り・リビング 和室・小上がり 玄関・廊下

以下では、それぞれの床材について解説します。

複合フローリング

複合フローリングは、合板の上に薄い木材やシートを貼った床材です。デザインの豊富さに加え、温度変化による反りが少なく床暖房対応の製品が多いため、多くの住宅で選ばれています

メリット ・メンテナンスしやすい
・デザインが豊富
・低コスト
デメリット ・無垢に比べると質感が劣る
・深い傷がつくと補修困難
価格
(1㎡あたり)
約13,000~18,000円
一般的な厚み 12mm
おすすめの場所 リビング・寝室・廊下

また、表面材の違いによって、さらに以下の3種類に分かれます。

種類 挽き板 突き板 シート
特徴 無垢に近い質感と重厚感がある 天然木の風合いがありコスパ良し 樹脂シートに木目を印刷しており、傷や汚れに強い
価格 高い 普通 安い
質感

無垢材のような本物の質感や重厚感を求めるなら「挽き板」、天然木の風合いと費用のバランスを重視するなら「突き板」がよいでしょう。

一方、予算を抑えたい場合や手入れの手軽さを最優先したい場合は、傷や汚れに強くデザインも豊富な「シート」がおすすめです。

無垢フローリング(木の種類別)

無垢フローリングは、天然木を切り出してそのまま加工した「一枚板」の床材です。本物の木ならではの質感や香りが楽しめ、時が経つほどに愛着の湧く空間が作れます。

メリット ・自然な風合い
・経年変化を楽しめる
・調湿効果があり快適に過ごせる
デメリット ・湿度による膨張・収縮がある
・傷つきやすい
・価格は高め
価格
(1㎡あたり)
約15,000~28,000円
一般的な厚み 15mm
おすすめの場所 リビング・寝室

一口に無垢材といっても、選ぶ木の種類によって色味や硬さが異なります。代表的な6種類を比較してみましょう。

木の種類 ナラ(オーク) カバ(バーチ) メープル ウォールナット チーク パイン・スギ
特徴 ・硬く耐久性がある
・木目がはっきりしている
・硬く均一な木目
・木目が穏やかでスッキリとした印象
・硬く衝撃に強い
・傷が目立ちやすい
・高級感がある
・傷も「味」になる
・油分が多く耐水性◎
・高価
・柔らかく温かい
・傷がつきやすい
色味 淡いベージュ・黄褐色 淡いベージュ・
薄いピンク系
白っぽい乳白色 濃いブラウン 赤茶色・
経年で飴色に変化
淡いクリーム色・
明るい黄色
おすすめのスタイル 北欧・ナチュラル 北欧・ナチュラル 北欧モダン モダン・ヴィンテージ アジアン・高級志向 ナチュラル・和風

見た目の好みだけでなく特徴もあわせて検討すれば、理想の床が手に入ります。

クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニール製で柔らかいシート状の床材です。

メリット ・防水性に優れ掃除が簡単
・デザインが豊富
・低コスト
デメリット ・長期使用により傷や色あせが出る
・重い家具を置くと表面が凹む
価格
(1㎡あたり)
約3,000~5,000円
一般的な厚み 1.8mm
おすすめの場所 水回り全般・子供部屋

クッションフロアの魅力は、水を弾く「手入れのしやすさ」にあります。汚れをサッと拭き取れるため、トイレや洗面所などの水回りにぴったりです。

ただ、素材が柔らかく、重い家具を置くと凹み跡が残りやすいのがデメリットです。それでも価格は安いため、消耗品として気兼ねなく使用でき、傷んだら気軽に張り替えられます。

カーペット

カーペットは、ウールやナイロンなどの繊維を織り込んだ床材です。

メリット ・クッション性が高く防音効果がある
・保温性がある
・色柄や質感のバリエーションが豊富
デメリット ・汚れが染み込みやすく、メンテナンスが手間
・アレルギーの原因になることもある
価格
(1㎡あたり)
約4,000~8,000円
一般的な厚み 10mm
おすすめの場所 寝室

カーペットは、繊維素材が持つ優れた保温性が特徴です。また、厚みのある生地が歩行音や衝撃を吸収するため、マンションでお子様の足音が気になるご家庭には最適でしょう。

ただし、飲み物をこぼすとシミになりやすいのがデメリットとなります。掃除の手間が不安であれば、汚れた部分だけを取り外して洗える「タイルカーペット」を選ぶと安心です。

フロアタイル

フロアタイルは、塩化ビニール素材で作られた硬質なタイル状の床材です。

メリット ・耐久性や防水性が高い
・高級なデザイン
・一枚ずつ張り替えできる
デメリット ・クッション性がなく、足腰に負担がかかりやすい
・冷たい印象がある
価格
(1㎡あたり)
約4,000~7,000円
一般的な厚み 2.5mm
おすすめの場所 水回り・リビング

本物の木や石と見間違えるほど、リアルな質感が楽しめます。デザイン性が高いうえに、土足でも使えるくらい丈夫なため、水回りを高級感のある空間にしたい方にはぴったりです。

一方で、素材が硬いため冬場は冷たく感じやすいのがデメリットです。キッチンなどに採用する場合は、厚手のマットやスリッパで冷え対策をしておきましょう。

畳は、日本ならではの調湿性とクッション性を備えた床材です。

メリット ・香りや風合いを楽しめる
・クッション性が高く防音効果がある
・調湿効果があり快適に過ごせる
デメリット ・汚れやカビがつきやすく、メンテナンスが手間
・現代の住宅イメージに合わない
価格
(1㎡あたり)
約9,000~20,000円
一般的な厚み 55〜60mm
おすすめの場所 和室・小上がり

い草の香りと、ゴロンと寝転がれる「柔らかな肌触り」が楽しめます。クッション性が高く転んでも痛くないため、小さなお子様のいるご家庭にもおすすめです。

一方で、重い家具の跡が残りやすく、こまめな手入れが必要になります。管理が不安であれば、カビに強い「和紙畳」や「樹脂畳」を選びましょう。

長尺シート(ビニル床シート)

長尺シート(ビニル床シート)は、傷や汚れに強く、玄関や廊下で使われる耐久性の高い床材です。

メリット ・耐久性が高い
・継ぎ目が少なく水が浸入しにくい
デメリット ・素材が硬く冷たい
・価格が高くなりやすい
価格
(1㎡あたり)
約5,000〜10,000円
一般的な厚み 2~3mm
おすすめの場所 玄関・廊下

土足でも傷がつかず、水や油汚れも弾くため、汚れやすい玄関の土間やペットのいる廊下では重宝します。

ただ、デザインが無骨で、素足で歩くと冷たく感じるのがデメリットです。リビングなどのくつろぐ場所ではなく、耐久性が求められるスペースに限定して採用すると失敗しません。

床材リフォームが得意な会社をご紹介!

【成功例と失敗例】床材リフォームの事例集

床材の特徴を知っただけでは、実際に床一面へ貼ったときの雰囲気や、日々の使い勝手までは分かりません。

ここでは、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、リフォームの成功例と失敗例を紹介します。

  • 【成功例①】無垢オーク床で北欧スタイルのLDKに
  • 【成功例②】水回り全てフロアタイル統一で掃除がラクに
  • 【成功例③】廊下にビニル床シート採用し10年後も美観キープ
  • 【失敗例①】見た目重視でキッチンに無垢材を選んだらシミだらけに
  • 【失敗例②】安さ重視でクッションフロアにしたら数年で劣化した
  • 【失敗例③】管理規約の「遮音等級」を知らず希望の床がNGに

成功したポイントと失敗の原因を知り、ご自身のリフォームプランに役立てましょう。

【成功例①】無垢オーク床で北欧スタイルのLDKに

憧れの「北欧スタイル」のLDKにするため、複合フローリングから「オークの無垢材」へリフォームした事例を紹介します。

採用した床材 無垢フローリング(15mm厚)
施工価格 約60万円(20畳)
ポイント 足触りが良く、冬でも温かい

ポイントは、無垢材特有の「さらっとした足触りの良さ」です。自然な木目の濃淡により、部屋全体が温かいカフェのような雰囲気に変わりました。

冬でもスリッパなしで過ごせるほど温かく、子供たちも床で遊ぶ時間が増えています。初期費用はかかりますが、経年変化で色が深まっていく様子を楽しめます。

【成功例②】水回り全てフロアタイル統一で掃除がラクに

掃除の手間を減らすため、キッチン・洗面所・トイレの床をすべて同じ「石目調フロアタイル」で統一した事例を紹介します。

採用した床材 石目調フロアタイル(2.5mm厚)
施工価格 約19万円(計9畳)
ポイント 水拭きが簡単で、掃除効率が向上

ポイントは、水や汚れを弾く「手入れの手軽さ」です。水ハネや油汚れもサッと拭くだけできれいになるため、毎日の家事がぐっと楽になりました。

また、汚れが溜まりやすい継ぎ目が少なく、黒ずみの心配もありません。見た目もスッキリと整うため、機能性とデザイン性を両立したい方におすすめです。

【成功例③】廊下にビニル床シート採用し10年後も美観キープ

玄関からリビングへ続く廊下に、耐久性を重視して「ビニル床シート(長尺シート)」を採用した事例です。

採用した床材 ビニル床シート(木目調・2mm厚)
施工価格 約9万円(廊下6m)
ポイント 圧倒的な耐久性でメンテナンス不要

ポイントは、土足にも耐える「圧倒的な耐久性」です。家族が毎日行き来しても、10年経った今も傷や変色がほとんど見当たりません。

当初は「安っぽく見えないか」と心配でしたが、リアルな木目調を選べば違和感なく馴染みました。張り替え頻度を抑えられるため、長期的なコストパフォーマンスは抜群です。

【失敗例①】見た目重視でキッチンに無垢材を選んだらシミだらけに

「LDK全体に統一感を出したい」と考え、キッチン内部まで無垢フローリングを貼ってしまった失敗例です。

採用した床材 無垢パイン材(15mm厚)
失敗の原因 水や油が染み込み、黒ずみが発生
対策 水回りには耐水性のある床材を選ぶ

住み始めてわずか3ヶ月で、調理中の油ハネや水滴が木に染み込み、拭いても取れない黒ずみになりました。

結局、汚れを隠すために大きなキッチンマットを敷くしかなくなり、自慢の無垢材は隠れてしまっています。水回りには、撥水性のある「フロアタイル」や「クッションフロア」を選ぶのがおすすめです。

【失敗例②】安さ重視でクッションフロアにしたら数年で劣化した

費用を抑えるために、リビング全体にクッションフロアを採用した事例です。

採用した床材 クッションフロア(1.8mm厚)
失敗の原因 家具の重みで凹み、摩擦で劣化
対策 リビングには硬質で耐久性のある床材を選ぶ

クッションフロアは柔らかいため、重いソファの脚が沈み込み、数年で表面が破れてしまいました。

さらに、椅子の出し入れで木目プリントが剥げ、見栄えも悪くなりました。長く過ごすリビングには、重みや傷に強い「複合フローリング」や「フロアタイル」を選ぶと安心です。

【失敗例③】管理規約の「遮音等級」を知らず希望の床がNGに

「無垢フローリングの温もりが欲しい」とリフォームを計画しましたが、管理規約の壁に阻まれた失敗例です。

採用した床材 無垢ウォールナット材
失敗の原因 マンションの遮音等級(L-45)を満たさず
対策 リフォーム前に必ず管理規約を確認する

リフォーム会社に見積もりを依頼したところ、「このマンションはL-45等級が必須」と指摘され、計画が白紙に戻りました。

盲点だったのが、管理規約に定められた厳しい遮音基準です。結局、希望の無垢材は使えず遮音対応の床材へ変更したうえ、工期も遅れてしまいました。

マンションの場合、デザインよりも先に管理規約を確認しましょう。

【場所別6選】最適な床材の選び方

床材選びで失敗しないためには、部屋の用途に合わせて「機能」で選ぶのがコツです。水回りなら「耐水性」、廊下なら「耐久性」など場所によって重視すべき点が全く違うからです。

ここでは、6つの場所ごとに最適な床材の選び方を紹介します。

  • リビング|家族が集まる場所はデザイン性+快適性
  • キッチン|耐水性と掃除のしやすさ最優先
  • 洗面所・トイレ|防水性と防カビ性が必須
  • 廊下|通行量が多いため耐久性重視
  • 寝室|保温性と静音性で快眠をサポート
  • 子供部屋・ペット部屋|安全性とメンテナンス性

リビング|家族が集まる場所はデザイン性+快適性

家族が集まるリビングには、デザイン性と快適性を両立できる「複合フローリング」や「無垢フローリング」が適しています。

リビングは長時間過ごすため、家具との調和や冬場でもヒヤッとしない足触りの良さが満足度を左右するからです。

ただし、小さな子供やペットがいる場合は、傷や汚れに強い「フロアタイル」も有力な選択肢になります。それぞれの特徴を踏まえて、ご家庭に合うものを選びましょう。

  • 複合フローリング:デザイン豊富で手入れが楽
  • 無垢フローリング:本物の木の質感と温かみがある
  • フロアタイル:傷に強く石目調など柄が多彩

ライフスタイルに合った床材を選べば、家族が快適に過ごせる空間が手に入ります。

リビングのフローリングリフォームを考えている方は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>リビングのフローリングリフォーム方法|費用やコツ

キッチン|耐水性と掃除のしやすさ最優先

水ハネや油汚れが避けられないキッチンには、水に強く手入れが楽な「フロアタイル」や「クッションフロア」がおすすめです。

フローリングは水分を吸収しやすく、放置すると黒ずみや腐食の原因になります。一方、塩化ビニル製の床材なら汚れが染み込まずサッと拭き取れるため、日々の家事が楽になります。

予算や見た目の好みに合わせて選びましょう。

  • フロアタイル:本物のような質感で高級感があり、耐久性が高い
  • クッションフロア:費用を安く抑えられ、防水性に優れている

高級感を求めるならフロアタイル、コストを抑えるならクッションフロアが適しています。どちらも水に強いため、清潔なキッチンを保てます。

洗面所・トイレ|防水性と防カビ性が必須

湿気の多い洗面所やトイレには、「フロアタイル」や「クッションフロア」がおすすめです。

理由としては、水分や汚れを弾くため、カビや臭いの発生を防ぎ床下の腐食リスクまで軽減できるからです。

  • フロアタイル:本物のような質感で、ホテルライクな空間になる
  • クッションフロア:耐水性が抜群で、費用を安く抑えられる

特にトイレには、清潔感がある明るい色や汚れが目立たない柄を選びましょう。

トイレの床のリフォームを考えている方は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>トイレの床をリフォームしたい!おすすめの床材や費用を解説

廊下|通行量が多いため耐久性重視

廊下には、傷や摩耗に強い「複合フローリング」や「フロアタイル」が適しています。

毎日家族が行き来するため、耐久性の低い床材ではすぐに表面が傷ついてしまうからです。また、玄関から続く空間として、他の部屋との統一感も意識する必要があります。

重視するポイントに合わせて選びましょう。

  • 複合フローリング:リビングとデザインを統一でき、空間が広く見える
  • フロアタイル:土足も可能なほどの強度があり、傷に強い

耐久性を最優先するなら、店舗でも使われる「長尺シート」も有力な候補です。適切な床材を選べば、見た目の美しさを長く維持できます。

寝室|保温性と静音性で快眠をサポート

1日の疲れを癒やす寝室には、静かで温かみのある「カーペット」や「無垢フローリング」がおすすめです。

床の冷たさやペタペタという歩行音は、安眠を妨げる要因になるからです。素足で触れたときの心地よさを重視すると、リラックス効果が高まります。

  • カーペット:吸音性が高く足音が響かない
  • 無垢フローリング:調湿効果があり空気が澄む

どちらも断熱性が高いため、冬の朝特有のヒヤッとする不快感を軽減できます。快適な睡眠環境を作るために、肌触りの良い素材を選びましょう。

子供部屋・ペット部屋|安全性とメンテナンス性

転倒や汚れが心配な子供部屋やペット部屋には、安全性とメンテナンス性に優れた「クッションフロア」が適しています。

柔らかい素材なら転んでも怪我をしにくく、飲み物をこぼしたり粗相をしたりしてもサッと拭き取れるため、ストレスがありません。

以下のポイントを押さえておくと安心です。

  • 子供部屋:成長に合わせて張り替えが簡単な安価なものを選ぶ
  • ペット部屋:足腰への負担を減らす「滑り止め加工」があるものを選ぶ

転倒や汚れを気にせず、家族がのびのび過ごせる床材を選びましょう。

床材リフォームの費用を抑える4つのコツ

床材リフォームの費用を抑えるには、ただ安い素材を選ぶだけでなく、工事の手間を減らす工夫や制度の活用が必要です。

ここでは、満足度を下げずにコストダウンする4つのコツを解説します。知っているだけで数万円単位の節約につながるケースもあるため、ぜひ参考にしてください。

  • 元の床材と厚みを揃える
  • 費用をかける場所と抑える場所を明確に分ける
  • 補助金・減税を活用する
  • 相見積もりで適正価格を確認する

元の床材と厚みを揃える

元の床材と厚みを揃えると、余計な追加工事費をカットできます。

床材の厚みが変わると、壁と床の境目に取り付けられている巾木やドアの下枠と高さが合わなくなり、調整作業が発生するためです。

たとえば、床が厚くなりすぎるとドアの下が床に擦れてしまい、開かなくなる恐れがあります。その際はドアを削ったり交換したりする必要があり、2〜5万円ほどの追加費用がかかってしまいます。

逆に薄くなると巾木と床の間に隙間ができ、見た目が悪くなるため巾木の交換が必要です。

無駄な出費を防ぐには、見積もりの段階で元の床材の厚みを正確に測ってもらいましょう

費用をかける場所と抑える場所を明確に分ける

すべての部屋に高級な床材を使う必要はありません。

家族が集まるリビングにはこだわり、寝室などのプライベートな空間は手頃な素材を選ぶだけで、満足度を下げずに大幅な節約が可能です。

たとえば、以下のように部屋ごとに床材を使い分けるのがおすすめです。

部屋 おすすめの床材 理由
リビング・玄関 ・無垢フローリング
・フロアタイル
来客があり、家族が長く過ごすため
子供部屋 ・クッションフロア 傷や汚れがつきやすく、交換頻度が高いため
寝室 ・複合フローリング
・カーペット
普段見えないため、機能と安さを優先

「こだわる場所」と「節約する場所」のメリハリをつけるのが、賢くリフォームするコツです。予算オーバーだと諦める前に、部屋ごとの配分を検討してみましょう。

補助金・減税を活用する

リフォーム費用を抑えるには、公的な補助金や減税制度を賢く活用しましょう。

床材の張り替え単体では対象外となるケースが多いものの、床下の断熱工事やバリアフリー工事とセットで行えば、補助の対象になる可能性があります。

主な補助金・減税制度は以下のとおりです。

名称 補助金・減税額 対象のリフォーム
みらいエコ住宅2026事業 最大100万円 床の断熱改修
など
公的介護保険 最大20万円/戸
(このうち1〜3割は自己負担)
床材の変更
など
リフォーム促進税制 【省エネ】
・所得税の控除:最大25万円
・固定資産税の控除:1年間1/3減額

【バリアフリー】
・所得税の控除:最大20万円
・固定資産税の控除:1年間1/3減額
・床の断熱改修
・滑りにくい床材への変更 
など

多くの補助金は先着順であり、予算が上限に達すると期間内でも受付が終了します。

さらに、「工事着工前の申請」が必須条件となるケースも多く、個人ですべてのルールを把握するのは困難です。

「知らずに損をした」という事態を避けるためにも、見積もりの段階でリフォーム会社に相談し、手続きまでサポートしてもらうのが確実です。

相見積もりで適正価格を確認する

適正価格でリフォームするには、必ず3社以上から見積もりを取りましょう

理由としては、会社の規模や仕入れルートの違いにより、同じ工事でも数十万円の差が出るケースがあるからです。

価格を比較する際は、金額だけでなく「内訳の細かさ」に注目するのがポイントです。特に、以下の点が明記されている会社は信頼できます。

  • 「工事一式」ではなく、材料費や施工費が細かく分かれている
  • 廃材処分費などの諸経費が含まれている
  • 床材のメーカーや品番が具体的に書かれている

一方で、極端に安い見積もりには警戒が必要です。必要な工程を省いているリスクがあるため、金額だけで即決せず「安さの根拠」まで確認するのがおすすめです。

信頼できる床材リフォーム会社の選び方

信頼できる床材リフォーム会社を選ぶには、厳しい審査基準をクリアした優良企業の中から、複数の提案を見比べるのが確実です。

しかし、数ある会社の中から自力で調査し、相見積もりを取るには手間がかかります。

効率よく探すなら、東証プライム上場のTOPPANが運営する「リフォトル」の活用がおすすめです。

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床材の種類に関するよくある質問

住みながら床の張り替え工事はできる?

住みながらでも床の張り替え工事はできます

工事しない部屋に家具を移動させ、1部屋ずつ順番に仕上げていく方法なら仮住まいを借りる必要がありません。

ただし、工事中は「電動工具の大きな音」や「解体時のホコリ」がどうしても発生します。

特に、在宅ワーク中の方や小さなお子様がいるご家庭では、ストレスになる恐れがあります。工事期間中は外出する計画を立てるなど、音やホコリを避けて過ごす工夫をしておくと安心です。

DIYで床の張り替えはできる?

クッションフロアの重ね張りならDIYできます。しかし、フローリングの張り替えはプロに任せるのがおすすめです。

フローリング材は硬く、数ミリ単位のカット技術が求められます。わずかでもズレると、歩くたびに「ギシギシ」と音が鳴る「床鳴り」や、ゴミが溜まる「隙間」の原因になってしまうからです。

また、床を剥がした際に下地の補修が必要になるケースも多く、その補修を初心者が判断するのは困難です。

毎日歩く場所だからこそ、プロの施工で長く安心して使える状態に仕上げましょう。

ビニル床シートとクッションフロアの違いは?

どちらも塩化ビニル素材ですが、主な違いは「硬さ」と「用途」です。

クッションフロアは裏面に「発泡層」があり、フカフカと柔らかいのが特徴です。一方、ビニル床シート(長尺シート)はこの層がなく、硬く作られています。

床材の種類 ビニル床シート クッションフロア
硬さ 硬く耐久性が高い 柔らかくクッション性がある
主な用途 玄関・廊下 トイレ・洗面所・子供部屋

室内で使うなら、足触りが良く温かみのあるクッションフロアを選びましょう。ビニル床シートは、土足で歩く玄関やペットが走り回る廊下など限定的な使用がおすすめです。

まとめ:床材の種類と特徴を理解して自分にぴったりの素材を選ぼう

床材のリフォームは、部屋の雰囲気を一新するだけでなく毎日の掃除を楽にし、足元の冷えや音の悩みも解消できる「暮らしの質を高める手段」です。理想の床になれば、家族団らんの時間もより快適になります。

ただし、見た目の好みや安さだけで安易に決めてしまうと、「水汚れがシミになった」「家具の跡が残ってしまった」といった後悔につながる恐れがあります。

失敗しないためには、床材の種類ごとの特徴を理解し、以下の視点で自分に合った素材を選びましょう。

  • 水回りは耐水性、廊下は耐久性など場所ごとに最適な床材を選ぶ
  • 3社以上から見積もりを取るなど信頼できるリフォーム会社を選ぶ

この記事で紹介した選び方のポイントや価格相場を参考に、デザイン性と機能性を兼ね備えた「長く愛せる理想の床」を手に入れてください。

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執筆者

徳良 仁

1級建築士。GAFAの1社に転職し、30代で建築部門の管理職を務める。
千葉県在住の建築ライター。建設業界で現場経験を15年(建築3年・電気12年)経験したのち、日本最大の大手アパレルの出店開発部門で発注者としての施工監理を2年経験。
1級電気工事施工管理技士や第一種電気工事士の資格も保有。

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