床の張り替え費用はいくら?6畳・10畳・20畳の相場と安く抑えるコツ

更新日:2026年05月31日

更新日:2026年05月31日

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「床がきしむようになってきた…」

「張り替えたいけど、費用はいくらくらいかかるんだろう…」

床の傷や沈みが気になり始めても、費用がわからず、そのまま後回しにしている方も多いのではないでしょうか?

床の張り替え費用は、一般的なフローリングを使用した場合、6畳で9〜15万円程度がひとつの目安です。ただし、床材の種類や工法、床下の状態によって金額は大きく変わります。

この記事では、床の張り替え費用の相場をはじめ、費用を左右するポイントや安く抑えるコツ、失敗しない業者選びまで詳しく解説します。

床がきれいになると、部屋全体の印象も変わります。毎日気になっていた傷やきしみがなくなるだけでも小さなストレスが減り、暮らしやすさを実感しやすくなるでしょう。

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目次

  1. 【一覧表】床の張り替え費用相場(6畳・10畳・20畳)
  2. 床の張り替えを検討すべきタイミングと劣化サイン
    1. 床がきしむ・沈む
    2. 表面の剥がれや浮きがある
    3. 水回りの床がぶよぶよする
    4. 築15〜20年を超えている
    5. バリアフリー化したい
  3. 床の張り替え費用を左右する4つの要素
    1. ①施工面積|広さによって変わる材料費・工事費
    2. ②素材|フローリング・クッションフロア・フロアタイルの価格比較
    3. ③工法|安く済む「重ね張り」と根本解決の「張り替え」
    4. ④下地の状態|床下の劣化や補修の有無
  4. 【場所別】床の張り替え費用の目安
    1. リビングの床張り替え費用
    2. キッチンの床張り替え費用
    3. 洗面所の床張り替え費用
    4. トイレの床張り替え費用
    5. 廊下の床張り替え費用
  5. 床の張り替え費用を安く抑えるコツ4選
    1. 重ね張りを選ぶ
    2. 複数箇所をまとめてリフォームする
    3. 床材のグレードを見直す
    4. 相見積もりを取る
  6. リフォーム会社の紹介サイトを賢く使うメリット
  7. 床の張り替えで失敗しない業者選びのポイント
    1. 現地調査を丁寧に行っているか
    2. 床材ごとのメリット・デメリットを説明してくれるか
    3. 見積内容が細かく記載されているか
    4. 下地補修や大工工事まで対応できるか
  8. 床の張り替え費用に関するよくある質問
    1. 一軒家の床の全面張り替え費用はいくらですか?
    2. 腐った床の張り替え費用はいくらですか?
    3. 畳をフローリングに張り替える費用はいくらですか?
  9. まとめ|費用を抑えて床を張り替え、新築のような心地よい住まいへ

【一覧表】床の張り替え費用相場(6畳・10畳・20畳)

床のリフォームにかかる総額のイメージを掴むために、まずは「広さ」と「床材」を掛け合わせた費用相場を一覧表で確認しましょう。

床のリフォームには、古い床材を剥がして新しくする「張り替え工法」と、今の床の上に新しい床材を重ねて貼る「重ね張り(上張り)工法」があります。ここでは、下地補修が必要ない一般的なケースの総額目安(材料費+基本工賃+廃材処分費など)をまとめました。

【広さ・素材別の費用相場一覧(目安)】

部屋の広さ 複合フローリング クッションフロア フロアタイル
6畳(子供部屋・寝室など) 約13〜18万円 約3〜5万円 約4〜7万円
10畳(小規模なLDK・洋室) 約21〜30万円 約5〜8万円 約7〜12万円
20畳(一般的なLDKなど) 約43〜59万円 約10〜17万円 約13〜23万円

※上記は一般的な「重ね張り」またはシンプルな「張り替え」の施工費用を含んだ概算です。部屋の形状や家具の移動、下地の傷み具合によって前後します。

築年数の経った住宅では、表面だけでなく床下の劣化が進んでいるケースもあります。単純な価格比較だけでなく、「今後どれくらい長く住む予定か」「床鳴りや沈みがあるか」といった視点も含めて検討していきましょう。

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床の張り替えを検討すべきタイミングと劣化サイン

床のリフォーム時期は一般的に15〜20年ほどですが、日々の歩行頻度や湿気の影響によって、それ以前に寿命を迎えることもあります。

湿気がたまりやすい水回りや人の出入りが多い玄関廊下、本棚やピアノといった重量物の付近は、特に劣化が発生しやすい場所です。

見た目の傷みだけでなく、床下で腐食や劣化が進行しているケースもあるため、異変に気が付いたらなるべく早く対処しましょう。

ここでは、床の張り替えを検討すべきタイミングと、よくある劣化サインを紹介します。

床がきしむ・沈む

歩くたびに「ギシギシ」と音がしたり、一部だけ沈む感覚がある場合、床下地が劣化している可能性があります。

特に築年数が経過した住宅では、湿気や経年劣化によって合板や根太(床材を支える下地材)が傷んでいる箇所がよく見られます。古い住宅では、水に弱いパーティクルボード(木材の小片と接着剤を固めた合板)などの下地材が使われている場合もあり、水漏れや湿気によって強度が落ちがちです。

最初は小さな違和感でも、放置すると傷みが広がり、補修範囲が増えるリスクが生じます。

また、家具の重みが集中する場所や、人がよく通る動線部分も劣化しやすい傾向があります。「まだ歩けるから大丈夫」と考えず、早めに状態を確認しておくと安心です。

表面の剥がれや浮きがある

フローリング表面の剥がれや浮きは、単なる見た目の問題ではありません。

そのまま使い続けたり、めくれた部分から湿気が入り込んだりすると、さらに傷みが広がりやすくなります。また、ささくれや浮いた端部によって、足を傷つけてしまうリスクもあります。

特に窓際で症状が出ている場合は注意が必要です。窓周りに結露やカビが見られる場合、湿気によって床下地まで傷んでいる可能性があります。北側の部屋や風通しの悪い場所では、見えない部分で劣化が進んでいるのも、よくあるケースです。

症状が軽いうちは、ワックスのかけ直しや表面の再塗装での対応が可能です。ただし、浮きや沈みが出ている場合は、下地補修まで必要な状態かもしれません。

気になる箇所があれば、まずはリフォーム会社などに状態を確認してもらいましょう。

水回りの床がぶよぶよする

キッチンや洗面所、トイレなどで床が「ぶよぶよ」「ふわふわ」すると感じる場合は注意が必要です。

床下で水漏れや湿気による腐食が進んでいる可能性があります。小さな水漏れが長期間続いていても、洗面台や便器で隠れて気づきにくい場所です。

この状態を放置するとシロアリを呼び寄せる原因にもなるため、表面の床材を新しくするだけでなく、腐った下地を丸ごと交換する補修工事とセットでの早めの補修対応が必要です。

「なんとなく柔らかい気がする」と感じた段階で、早めに点検を依頼しましょう。初期段階であれば、工事範囲を抑えやすくなります。

築15〜20年を超えている

目立った大きな傷や歩いたときの不具合が感じられなくても、新築や前回の改修から15〜20年が経過しているなら、リフォームを検討し始めたいタイミングです。

この時期になると、以下のような症状が気になりやすくなります。

  • ワックスでは隠しきれない傷
  • 色褪せ
  • 床鳴り
  • 継ぎ目の浮き
  • 表面シートの剥がれ(複合フローリングの場合など)

また、築15〜20年前後は、床だけでなく水回り設備やクロスなども交換時期を迎えやすいタイミングです。床の傷みが気になり始めたら、住まい全体の点検も兼ねて、一度リフォーム会社へ相談してみるのがおすすめです。

まとめてのリフォームは工事の効率がアップするため、生活への負担や総コストを抑えやすくなるメリットもあります。住まい全体を見直すよいきっかけになるでしょう。

バリアフリー化したい

床の張り替えは、劣化補修だけでなく、暮らしやすさを見直すタイミングにもおすすめのリフォーム方法です。

具体的には、次のようなケースです。

  • 和室とリビングの段差をなくしたい
  • 滑りにくい床材へ変更したい
  • 車椅子やキャスターでも移動しやすくしたい
  • ベッドや椅子の生活に合わせてフローリング化したい

年齢を重ねると、小さな段差でもつまずきや転倒の原因になるため、段差をなくし移動しやすい空間へ整えたいと考える方も増えています。

また、立ち座りや布団上げ下げの負担を減らすために、和室をフローリングへ変更するケースも多いです。

小さなお子さまやペットがいる家庭では、「走ると滑りやすい」「傷や汚れがつきやすい」といった理由から、防滑性や防汚性に優れた床材に変更するケースもあります。

床の張り替え費用を左右する4つの要素

床の張り替え費用は、単純に広さだけで決まるわけではありません。ここでは、見積金額に差が出やすい以下4つのポイントについて紹介します。

①施工面積

②素材

③工法

④下地の状態

①施工面積|広さによって変わる材料費・工事費

床リフォームの最も基本となる要素が「部屋の広さ(面積)」です。

当然ながら、リフォームする面積が広くなればなるほど、新しく敷き詰めるための床材の量(材料費)が増えます。それに伴って作業する職人の稼働時間(工事費・人件費)も増えるため、全体の総額が上がっていくのです。

たとえば、6畳程度の寝室なら比較的短期間で施工できますが、20畳を超えるLDKになると、家具移動や養生作業も増え、工事規模がぐっと大きくなります。

また、部屋の形状も費用差に関わる要因のひとつです。複雑な間取りや柱の多い空間では、床材の加工が増えるため、施工手間がかかりやすくなります。

「同じ畳数だから同じ費用」とは限らないため、実際の現地調査で確認してもらうのが大切です。

②素材|フローリング・クッションフロア・フロアタイルの価格比較

床の張り替え費用を大きく左右する要素のひとつが、「床材(素材)選び」です。

代表的な3つの床材(フローリング・クッションフロア・フロアタイル)の「費用相場」「耐用年数」「特徴」を一覧表にまとめました。

初期費用だけでなく、部屋の用途やデザイン性・メンテナンス性まで含めた「コストパフォーマンス」の視点で比較してみましょう。

【一覧表】床材別の費用・特徴比較

床材の種類 費用相場(1㎡あたり) 耐用年数(寿命) おすすめの設置場所・特徴
複合フローリング 約13,000~18,000円 15〜20年 LDK、居室、廊下
合板の表面に木目シートを貼ったもの。価格と耐久性のバランスが良い。
無垢フローリング 約15,000~28,000円 30年以上 LDK、居室、廊下
天然木をそのまま使用。初期費用は高いが、経年変化を楽しめ、調湿効果もある。
クッションフロア(CF) 約3,000~5,000円 10年前後 水回り全般
ビニール製で水に強く、3材種の中で最も安価。ただし傷や凹みに弱い。
フロアタイル 約4,000〜7,000円 15〜20年 水回り、玄関・土間、廊下
塩ビ素材だがリアルな木目・石目を再現。耐久性が高く、部分補修も容易。

※原材料価格や物流費の高騰などの影響により、材料価格や工事費は変動しやすくなっています。時期によっては納期遅延などが発生する場合もあるため、最新状況はリフォーム会社へ確認しましょう。

「フローリングの張り替えについてもっと知りたい!」という方は、こちらの記事もご覧ください。

>>【徹底解説】フローリングの張り替え費用!注意点や工事の進め方も

③工法|安く済む「重ね張り」と根本解決の「張り替え」

床リフォームでは、「重ね張り(上張り)」と「張り替え」の2つの工法があります。

重ね張り 既存の床の上から新しい床材を施工する方法。解体作業が少ないため、工期が短く、費用も比較的安く抑えられる。床の表面だけをきれいにしたい場合や、大きな劣化がない場合に選ばれる工法。
張り替え 既存床を撤去して新しい床材へ交換する方法。費用は高くなるが、床下の状態まで確認できるため、床鳴りや沈みなどの根本改善につながる。

築年数が経過している住宅では、見た目以上に下地が傷んでいるケースもあります。状態によっては「重ね張りでは対応できない」可能性もあるため、現地調査したうえでどちらにすべきか検討していきます。

④下地の状態|床下の劣化や補修の有無

見積もりの段階では見えにくく、工事が実際に始まってから費用が跳ね上がる最大の原因が「下地(床下)の状態」です。

いざ古い床を剥がしてみたら、キッチンの水漏れが原因で土台の木材が腐っていたり、湿気でベニヤ板がふかふかになっていたりするケースがあります。この場合、新しい床材を貼る前に、大工工事で床下の骨組みを組み直したり、下地板を交換したりする追加の「下地補修工事」が不可欠です。

この補修が発生すると、数万〜十数万円の費用が上乗せされます。
床張り替えの見積もり前には、現地調査をするのが一般的です。その際には室内側からだけでなく、できれば床下まで目視で確認してもらいましょう。後から想定外の追加工事が発生しにくくなります。

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【場所別】床の張り替え費用の目安

床の張り替え費用は、施工する場所によっても変わります。

同じ床材を使う場合でも、水回りかどうか、設備脱着が必要かなどによって工事内容が変わるためです。

ここでは、場所ごとの特徴と費用の目安を紹介します。

リビングの床張り替え費用

リビングは施工面積が広くなりやすく、張り替え費用も高くなりやすい場所です。

一般的な10〜20畳程度のLDKでは、重ね張りで20〜40万円前後、張り替えでは30〜70万円前後が目安になります。

家族が集まり、来客の目にも触れる場所のため、耐久性とデザイン性を兼ね備えた床材が採用されるのが一般的です。ほかの居室や廊下などよりもグレードの高い床材が選ばれる傾向にあります。

また、テレビ台やソファといった大型家具の移動費用が別途加算されるケースが多いため、事前に確認しておきましょう。

キッチンの床張り替え費用

キッチンは、調理中の油跳ねや食材のこぼれ、シンクからの水ハネなどにより家の中でも特に床の汚れや傷みが進行しやすい場所です。

費用目安は5〜15万円前後(4〜6畳)ですが、キッチン本体を動かす必要がある場合はさらに高くなります。シンク下まわりで湿気による劣化が進んでいる可能性もあるため、事前にしっかりと確認しておきたいところです。

床材については、水拭きや洗剤での掃除が簡単な「クッションフロア」や「フロアタイル」が人気です。最近では、木目調のクッションフロアなどを選び、「いかにも水回り」という雰囲気を減らしたいと考える方も増えてきました。

また、冷蔵庫や食器棚など大型家具・家電の移動が必要な場合は、追加料金が上乗せされるケースもあります。

洗面所の床張り替え費用

洗面所は、住宅の中でも湿気がこもりやすい場所です。

費用目安は、一坪で3〜10万円ほどですが、洗面台まわりで水漏れが起きている場合は、下地補修費が追加になることがあります。

特に洗濯機まわりや洗面台下は、小さな水漏れが長期間続いていても気づきにくい場所です。床を剥がした際に下地が腐食していて、想定より工事範囲が広がるケースもあります。

床材としては、水に強く価格も比較的抑えやすいクッションフロアが多く採用されています。最近では石目調やモルタル調などデザイン性の高い製品も増え、おしゃれな洗面空間をつくりやすくなってきました。

洗面所は裸足で使う機会も多いため、見た目だけでなく、掃除のしやすさや足触りまで含めて床材を選ぶとよいでしょう。

トイレの床張り替え費用

トイレの床張り替え費用は、2〜10万円前後が目安です。

面積自体は小さいものの、便器の脱着や配管まわりの加工が必要になるため、「狭いから安い」とは限りません。

特に便器周辺は、長年の湿気や尿はねによって床が傷みやすい場所です。表面が黒ずんでいたり、踏んだときに少し沈む感覚がある場合は、下地まで傷んでいる可能性が高いでしょう。

また、トイレは設備本体も10〜20年前後で交換時期を迎えます。そのため、床の張り替えとあわせて、便器交換や壁・天井クロスの張り替えまでまとめて行うケースも多く見られます。

工事を同時に進めれば、便器の脱着作業を一度で済ませやすくなり、工事日数やコストも抑えやすくなります。特に便器の古さが気になっている場合は、床リフォームと一緒に交換を検討すると効率的です。

廊下の床張り替え費用

廊下は人の出入りが多く、傷や摩耗が目立ちやすい場所です。

費用目安は5〜20万円前後ですが、長さや形状によって工事費が変わります。

特に、日当たりの良い廊下では色褪せが進みやすく、ワックス剥がれや継ぎ目の浮きなどが目立ちがちです。毎日頻繁に行き来する廊下は、小さな傷みでも意外と視界に入りやすく、「家全体が古く見える」と感じる原因になってしまいます。

また、廊下は各部屋をつなぐ動線になるため、住みながら工事する場合は生活への影響も考慮する必要があります。リフォームの際は、施工範囲や工事日数について細かく確認し、生活動線をイメージしておきましょう。

傷に強く滑りにくい床材を選ぶと、長年快適に使い続けられます。

床の張り替え費用を安く抑えるコツ4選

床リフォームは、選ぶ工法や床材によって費用差が出やすい工事です。

ただし、「安さ」だけを優先すると、リフォーム後の後悔や不具合につながってしまう可能性があります。

必要な部分にはしっかり費用をかけつつ、不要なコストを減らすのが大切なポイントです。ここでは、満足度を保ちながら費用を賢くカットするコツを紹介します。

重ね張りを選ぶ

費用を抑えたい場合、まず検討されるのが「重ね張り(上張り)」です。

重ね張りは、既存の床を剥がさず、その上から新しい床材を施工する工法です。解体作業が少ないため、廃材処分費や人件費を抑えやすく、工期も短くなります。

特に、床鳴りや沈みが少なく、下地劣化が進んでいなければ、重ね張りでも十分きれいに仕上がります。住みながら工事しやすい点も、重ね張りが選ばれる理由のひとつです。

一方で、水回りのぶよぶよ感や大きな沈みがある場合は、床下まで傷みが進んでいる可能性があります。その場合は、表面だけ施工しても根本改善にならないため、下地補修が不可欠です。

リフォーム会社に現状をチェックしてもらったうえで、実現可能な工法を選びましょう。

複数箇所をまとめてリフォームする

「今年は予算がないからリビングだけ、来年は廊下とキッチンを…」というようにバラバラに工事を発注するのは、実は割高になってしまう損な方法です。

リフォーム工事には、打ち合わせや工事準備にかかる人件費・職人の移動交通費や駐車料金・お部屋が傷つかないように保護する養生の手間などが、1回の工事ごとに固定で発生します。

これらを1回にまとめて発注すると、職人の手間や諸経費が効率化されます。リフォーム会社側も工事や材料手配をまとめられるため、1箇所あたりの費用を抑えやすくなるのです。

住みながらリフォームする場合は、工事回数を減らせば生活負担も軽くなります。予定しているリフォームが複数あれば、まとめての工事を検討してみましょう。

床材のグレードを見直す

見積もり金額がどうしても予算をオーバーしてしまったときは、床材の「素材のグレード」をワンランク見直してみるのが効果的です。

たとえば、「どうしても本物の木の温もりが欲しいけれど、無垢フローリングは高すぎる」という場合もあるでしょう。そんな時は、表面に天然木の薄い板を貼り合わせた「挽板(ひきいた)フローリング」に変更すれば、見た目の高級感や肌触りはそのままに材料費を大きく抑えられます。
また、個室は安価なフロアタイルにして家族が集まるリビングだけフローリングにするなど、場所ごとにメリハリをつけるのも賢い選択です。

相見積もりを取る

リフォーム会社を決定する前に、必ず2〜3社の候補から同じ工事条件で見積もりを出してもらう「相見積もり」を行いましょう。

1社だけの見積書を見ても、その金額が地域の適正相場なのか、それとも割高なのかを一般の方が見極めるのは困難です。複数の会社を比べていけば、価格差だけでなく、提案力・対応力やお互いの相性なども見えてきます。

ただし、他社より極端に安すぎる見積もりは、必要な工程や下地処理の手間を抜いているリスクがあるため注意が必要です。

また、質問したときの説明の丁寧さも比較したいポイントです。メリットだけでなく、床材や工法のデメリットまで説明してくれる会社の方が、施工後のミスマッチを防ぎやすくなります。

価格だけで比較するのではなく、「安心して相談できるか」という視点も含めて検討するのが大切です。

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リフォーム会社の紹介サイトを賢く使うメリット

床の張り替えを検討し始めても、「どこへ相談すればいいかわからない」と感じる方は多いでしょう。地元の会社をネットで1社ずつ調べ、何度も同じ要望を説明して回るのは、時間も労力もかかります。

そんな業者選びの手間と不安を解消するために、ぜひ活用していただきたいのが「リフォトル」です。

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仕事や家事で忙しく、業者探しにまとまった時間を割けない方にこそおすすめのサービスです。

「まずは費用感だけ知りたい」「重ね張りと張り替え、どちらが向いているか相談したい」といった段階でも利用しやすく、初めてのリフォームでもスムーズに進められます。

床の張り替えで失敗しない業者選びのポイント

床リフォームでは、同じような見積金額でも、施工品質や提案内容に差が出る場合があります。

ここでは、手抜き工事や施工後のトラブルを防ぐために、契約前に必ずチェックすべき4つのポイントをまとめました。

現地調査を丁寧に行っているか

正しい見積書や適切な工事プランを出すためには、担当者が実際に自宅を訪れて床の状態を確認する「現地調査」の精度が何より重要です。

担当者が現地調査に来た際には、「実際に床を歩いてきしみ音の原因を探ってくれているか」「床下から覗いて構造の傷み具合を確認してくれているか」などをチェックしましょう。ただ部屋の広さを測って終了する業者は要注意です。

さらに、マンションであれば「管理規約による遮音等級の規定」を事前に確認してくれるか、戸建てであれば「築年数ごとの構造の癖や床下の劣化傾向」を熟知しているかも大切なポイントです。

こうした事前のリスク確認を丁寧に行う会社なら、施工後のトラブルや予期せぬ追加費用の発生を防げるでしょう。

床材ごとのメリット・デメリットを説明してくれるか

床材にはそれぞれ特徴があります。

たとえば、無垢フローリングは木の質感が魅力ですが、価格は高めで手入れに工夫が必要です。一方、クッションフロアは水に強く価格も抑えやすい反面、高級感には劣ります。

そのため、「人気だから」「一般的だから」だけで提案する会社よりも、以下のような条件を含めて説明してくれる会社の方が安心です。

  • 傷つきにくさ
  • 掃除のしやすさ
  • 水への強さ
  • 手触り・風合いの違い
  • 将来的なメンテナンス性

小さなお子さんやペットがいる家庭では、デザインだけでなく耐久性や防滑性を重視した方が暮らしやすいケースもあります。メリットだけでなくデメリットも伝え、暮らしに合った提案ができる会社なら、工事後の満足度も格段にアップするでしょう。

見積内容が細かく記載されているか

見積書は、「何にどれくらい費用がかかるのか」を確認する大切な資料です。

提出された見積書の工事項目を見たときに、「床リフォーム工事一式 〇〇万円」のように、すべてが大雑把な「一式」表記でまとめられている場合は注意が必要です。

内訳が不透明だと、使用する床材の型番や、古い床の処分費が本当に含まれているのかが判別できません。「㎡数」「単価」「諸経費」などが細部まで明記されているか、必ず確認しましょう。

また、質問した際に、専門用語ばかりではなく、わかりやすく説明してくれるかも大切です。

金額だけを見るのではなく、「納得できる説明があるか」という視点でも比較すると、施工後のトラブル回避につながります。

下地補修や大工工事まで対応できるか

床リフォームは、工事内容によって関わる職人が変わります。

たとえば、クッションフロアやフロアタイルなら内装工事、フローリング施工なら大工工事が中心になります。さらに、水漏れや腐食による下地補修が必要な場合は大工工事が増え、トイレや洗面台の脱着を伴う場合は設備工事も必要です。

そのため、単純な表面施工だけでなく、補修や設備工事まで含めて対応できる会社の方が安心です。

業者選びの際に施工事例を見るときは、デザインだけでなく以下の点もチェックしてみましょう。

  • 同じような築年数の施工実績があるか
  • 水回りや下地補修にも対応しているか
  • 床以外のリフォーム実績もあるか

こうした「総合力」まで確認しておくと、万一の際も安心して任せられます。

床の張り替え費用に関するよくある質問

一軒家の床の全面張り替え費用はいくらですか?

一軒家の床を全面的に張り替える場合、費用は50〜300万円前後が目安です。

施工面積や床材、下地補修の有無によって金額は大きく変わります。築年数が経過している住宅では、床下補修費が追加になるケースが多いです。

>>床の張り替え費用を左右する4つの要素

腐った床の張り替え費用はいくらですか?

腐った床の張り替え費用は、10〜40万円前後が目安です。

腐食範囲によっては、床材交換だけでなく、合板や根太の補修工事が必要になる場合があります。特に水回りでは、床下の構造部分まで傷んでいるケースもよく見られます。

畳をフローリングに張り替える費用はいくらですか?

畳をフローリングへ変更する場合、6畳で10〜20万円前後が目安です。

畳撤去後に下地調整(劣化補修や高さ調整)を行い、その上からフローリングを施工します。段差調整や建具まわりの加工が必要になる場合もあります。

まとめ|費用を抑えて床を張り替え、新築のような心地よい住まいへ

床の張り替え費用は、施工面積だけでなく、床材の種類や工法、下地の状態によって変わります。

特に築15年以上の住宅では、表面だけでなく床下で劣化が進んでいるケースが多く、予想以上に補修費用がかさむ場合もあります。

まずは、ご自宅の床が「今すぐ直すべき寿命のサイン」を出していないか、歩いたときの感覚や表面の状態をチェックしてみましょう。気になる箇所があれば、リフォーム会社への早めの相談がおすすめです。

東証プライム上場企業のTOPPANが運営する「リフォトル」なら、Webからいつでも簡単に、ご要望に合った優良リフォーム会社を探せます。ぜひご活用ください。

長年気になっていた床の傷や、歩くたびに感じていたきしみがなくなると、住まいの居心地も変わります。床がきれいになれば、「家が明るくなった」「清潔感がアップした」と感じられるようになるでしょう。

国土交通省登録団体の構成員を中心としたリフォーム会社をご紹介!

執筆者

中村しょう子

二級建築士・ライター。建設会社で現場監督・設計・CAD製図・積算・営業など幅広く経験。現場を知る強みを活かし、ハウスメーカーや工務店のSEO記事、建設・不動産会社の取材記事から一般向けメディア記事まで、多様な建築系コンテンツを手掛ける。

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