
「せっかくリノベーションするなら、雑誌やSNSで見かけるような、おしゃれで統一感のある空間にしたい!」
そう思っても、いざデザインを考え始めると、「どこから手をつければいいのか分からない…」という方は多いのではないでしょうか?
クロスや床材、照明にキッチン設備……選ぶべき要素が多すぎて、迷いに迷ってしまうのは当然のこと。そんな時に頼りになるのが、「家具を中心にコーディネートする」という視点です。
家具から空間全体を逆算してデザインすることで、自然とまとまりのある、おしゃれで居心地のいい空間がつくりやすくなります。
今回は、家具を軸に考えるリノベーションの考え方と、おしゃれな空間づくりを成功させるためのポイントをご紹介します。これからリノベーションを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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リノベーションは家具を軸にすると「迷いにくい」!

まずお伝えしたいのは、家具を主軸にインテリアを考えると、迷わずに方向性を決めやすいということ。リノベーションでは「デザインの軸」を明確に持つことがとても大切です。
しかし「ナチュラル?モダン?北欧風?どれが好きなのか、いまいち分からない…」という人も多いですよね。
その点、「好きな家具ブランド」や「お気に入りのソファ・テーブル」などであれば、すでに明確なデザインテイストが決まっているため、インスピレーションを得やすいのです。
たとえば、木目を基調にした温かみのある北欧家具が好きなら、内装もそれに合わせてナチュラルテイストに。スタイリッシュなスチールフレームの家具が好みなら、グレー系の無機質な空間に寄せていくと統一感が生まれます。
「なんとなくインテリアのイメージはあるけど、うまく言語化できない」
そんな方には、まず“好きな家具”を起点に空間づくりをスタートさせる方法をおすすめします。
家具を中心に考えるリノベーション 5つのポイント
家具を中心としたリノベーションを成功させるための5つの具体的なポイントとして、以下が挙げられます。
- ①好みのテイストを「家具」から探る
- ②テーマカラーを決めて全体に統一感を
- ③収納は「見せる」と「隠す」でバランスを
- ④素材にこだわって「空間の質感」を高める
- ⑤家具・照明は「テイストのまとめ役」
以下で詳しく説明します。
①好みのテイストを「家具」から探る

自分の好みを明確にする第一歩として、「どんな家具が好きか」を考えてみましょう。家具ブランドやショップのサイトを見て、惹かれるデザインをピックアップするのが効果的です。
家具にはブランドごとに明確な世界観があります。好きなブランドの家具をいくつかピックアップすれば、自ずとインテリアの方向性が見えてきます。「自分の好みが分からない…」と感じている方は、家具を見ながら選ぶことで、“理想の空間”がイメージしやすくなります。
②テーマカラーを決めて全体に統一感を

家具のテイストが決まったら、次に決めたいのが「テーマカラー」。色は空間の印象を大きく左右する要素であり、統一感のある空間づくりには欠かせません。
以下の「配色バランス」を参考にしながら、色の組み合わせを検討してみましょう。
- ベースカラー(床・壁・天井):70%
- メインカラー(大型家具・カーテンなど):25%
- アクセントカラー(小物・アートなど):5%
たとえば、ベースは白やグレー、メインにナチュラルウッド、アクセントにブルーのクッションを添えるなど、色数を絞って配置することで、洗練された雰囲気を演出できます。
③収納は「見せる」と「隠す」でバランスを

おしゃれな空間をキープするには、収納計画も重要です。ポイントは、「見せる収納」と「隠す収納」を上手に組み合わせること。
たとえば、キッチン周りの生活感が出やすいものは扉付き収納で目隠しし、逆にお気に入りの本や器などはオープン棚に飾ってインテリアとして活用しましょう。
「すっきり見せたいけど、扉付きだと圧迫感が…」という場合は、ラタンのカゴや布製のボックスなどを使うと、柔らかな印象で“隠す収納”が実現できます。
収納扉に使う素材や色でも空間の印象が変わります。ベースカラーでまとめると空間になじみ、ガラス素材を使えば抜け感が生まれ、広く感じさせることもできます。
④素材にこだわって「空間の質感」を高める

インテリアをワンランク上に見せるには、「素材感」に注目することが大切です。最近ではシンプルなデザインが人気ですが、そこに異素材を効果的に取り入れることで、空間の豊かさや奥行きを演出できます。
たとえば以下のような方法が考えられます。
- キッチンや洗面台にステンレスや天然石を使用
- 壁の一部にタイルや木材を貼る
- 家具にアイアンや無垢材を使用
こういった素材を“見せ場”になる部分にだけ取り入れると、無理なく上質な雰囲気を演出できます。
⑤家具・照明は「テイストのまとめ役」

リノベーションの最後に設置されることが多い家具や照明は、空間全体の印象を左右する重要な要素でもあります。家具からインテリアテイストを考える場合、照明もその流れに沿って選ぶと、より統一感のある空間に仕上がります。
おすすめは、用途ごとに照明を使い分けることです。
- ダウンライトで全体を明るく
- 間接照明で寝室やリビングを落ち着いた雰囲気に
- ペンダントライトでダイニングにアクセント
照明は「光のインテリア」とも呼ばれるほど、空間に与える影響が大きい要素。ぜひ家具と一緒に照明のデザインにもこだわってみてください。
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理想の空間づくりには「プロのサポート」も大きな味方
家具を中心に考えるリノベーションは、自分の好みを明確にしやすく、統一感のある空間をつくりやすい方法です。
とはいえ、実際に内装材や設備を選んだり、間取りを調整したりするには、やっぱりプロの知識と経験が必要な場面も多いもの。
「イメージはあるけど、どう形にしたらいいかわからない」
「好みの家具は決まったけれど、それに合う内装を提案してほしい」
そんな時は、リフォーム会社のプランナーに相談するのが一番の近道です。最近は、家具の持ち込みを前提にしたリノベーションや、インテリアコーディネートまで対応してくれるリフォーム会社も増えてきています。
「家具から考える」スタイルに理解のある会社なら、打ち合わせもスムーズに進みやすく、理想の空間をより具体的にカタチにしてくれるでしょう。
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まとめ
家具を主軸にしたリノベーションは、「インテリアの方向性に迷ってしまう…」という方にこそ、試してほしいアプローチです。好みの家具からイメージを膨らませていけば、自然と全体のテイストが固まり、内装や設備選びもぐっとスムーズになります。
さらに、素材選びや収納の工夫、照明の使い方などを意識することで、おしゃれで快適な空間がきっと実現できます。
もし「自分だけでは不安」「家具に合ったリノベが得意な会社を探したい」と思ったら、リフォトルを活用して、ぴったりのパートナーを見つけてみてください。理想の空間づくりの第一歩は、「相談すること」から始まります。
あなたの住まいが、自分らしく心地よい空間になるよう、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。
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