500万でリフォームはどこまでできる?戸建て・マンション別の工事内容と後悔しない優先順位

更新日:2026年06月23日

更新日:2026年06月23日

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「住まいをまるごとリフォームしたいけど、500万円で足りる?」

「どこまでできるのか分からなくて不安…」

「限られた予算でも、できるだけ理想に近づけたい!」

マイホームのリフォーム・リノベーションを考えながらも、費用の不透明さに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

この記事では、500万円の予算で戸建て・マンションをどこまでリフォームできるのか、現実的なラインや優先すべきポイント、費用を抑える工夫についてわかりやすく解説します。

読み終える頃には、「やるべきリフォーム」と「ムダのない進め方」がきっと見えてくるはずです。本記事を参考に、ご自身に合ったリフォームプランを検討してみてください。

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目次

  1. 結論!予算500万円のリフォームでできること・できないこと
    1. できること:「水回り全面交換+α」や「LDK中心の部分リノベ」
    2. 難しいこと:「スケルトンリフォーム」や「断熱・耐震を含む全面改修」
  2. 【戸建て】500万でできるリフォーム内容
    1. キッチン・浴室・洗面・トイレなど水回りを交換する
    2. 住まい全体の内装をリフォームする
    3. 一部の間取りを変更する
    4. 外壁・屋根をメンテナンスする
  3. 【マンション】500万でできるリフォーム内容
    1. 水回りと内装をまとめてリフォームする
    2. LDK中心に間取りを変える
    3. 収納や動線を見直す
  4. 500万円以下のリフォーム実例【ビフォーアフター】
    1. 実例① LDKを中心としたリフォーム
    2. 実例② 内装を中心としたリフォーム
  5. 【予算配分】500万円リフォームのモデルプラン3選
    1. プランA:【暮らしやすさ重視】中古住宅の古さや不便を改善する
    2. プランB:【水回り重視】キッチン・浴室・トイレ・洗面をまとめて交換する
    3. プランC:【LDK・デザイン重視】家族が集まる空間をおしゃれに整える
  6. 500万円を最大限に活かす「後悔しない優先順位」の付け方
    1. 毎日のストレスにつながる場所を優先する
    2. 劣化や故障リスクが高い場所から直す
    3. 断熱や配管など見えない部分を後回しにしない
    4. 将来のメンテナンス費用も考慮する
  7. 限られた予算で満足度を高める!リフォーム費用を抑えるコツ
    1. 工事範囲を広げすぎない
    2. 既存の設備や間取りを活かせる部分は残す
    3. 補助金や減税制度を活用する
    4. 複数社の見積もりを比較する
  8. 予算500万円でのリフォームの進め方
    1. 「絶対に改善したいこと」を整理する
    2. 希望や予算をもとに現地調査を依頼する
    3. プラン・見積もりを比較する
    4. 工事・補償内容を確認して契約する
  9. 500万円でのリフォームに関するよくある質問
    1. 500万円で戸建てをどこまでリフォームできますか?
    2. 500万円のリフォームローンは月々どれくらいの返済になりますか?
    3. 築40〜50年の住宅でも500万円でリフォームできますか?
  10. まとめ|500万円のリフォームは「何を優先するか」で満足度が変わる

結論!予算500万円のリフォームでできること・できないこと

予算500万円でのリフォームを検討する場合、水回り設備の交換やクロス・床材の一新など、住まいの印象や使い勝手を改善する工事が中心となります。

まずは500万円で実現しやすい工事と、予算的に難しい工事を具体的にみていきましょう。

500万円でできること 500万円では難しいこと
水回り4点交換+クロス貼り替え スケルトンリフォーム・フルリノベーション
LDK中心の部分リノベ 断熱・耐震を含む全面改修
外壁・屋根のメンテナンス ハイグレード仕様の設備・内装交換

できること:「水回り全面交換+α」や「LDK中心の部分リノベ」

500万円あれば、住まいの中でも優先順位の高い部分を中心としたリフォームが可能です。

  • 水回り4点交換+クロス貼り替え
  • LDK中心の部分リノベ
  • 外壁・屋根のメンテナンス

たとえば、キッチン・浴室・洗面台・トイレといった水回り設備をまとめて交換し、あわせて住まい全体のクロスを貼り替えるプランです。

また、水回りよりもLDKを重視する場合は、内装の刷新に加えて一部の間取り変更を行うのも可能です。和室をLDKに取り込む、個室型のキッチンを対面型に変えるといったリフォームが代表的な例です。

さらに、設備や内装ではなく、外壁や屋根のメンテナンスに予算を充てる選択肢もあります。

500万円で家全体を一新するのは難しいものの、改善したい場所を絞れば、暮らしやすさを大きく高められる予算帯といえるでしょう。


難しいこと:「スケルトンリフォーム」や「断熱・耐震を含む全面改修」

一方で、500万円では難しい工事もあります。

  • スケルトンリフォーム・フルリノベーション
  • 断熱・耐震を含む全面改修
  • ハイグレード仕様の設備・内装交換

たとえば、住宅を骨組みだけの状態まで解体してつくり直すスケルトンリフォームやフルリノベーションは、一般的に1,000万円以上かかるケースがほとんどです。

また、断熱改修や耐震補強は壁や床を解体する必要があるため、設備交換や内装工事と比べて費用がかかりやすい傾向があります。

さらにキッチンや浴室などをハイグレード仕様でそろえたり、高級な内装材を広範囲に採用したりする場合も、予算500万円には収まりにくくなるでしょう。

【戸建て】500万でできるリフォーム内容

予算500万円で戸建て住宅をリフォームする場合、以下のようなリフォームを行えます。

  • キッチン・浴室・洗面・トイレなど水回りを交換する
  • LDKや個室の内装をリフォームする
  • 一部の間取りを変更する
  • 外壁・屋根をメンテナンスする

戸建て特有のポイントを踏まえながら、それぞれのリフォーム内容をくわしくみていきましょう。

フルリフォームする場合の費用が気になる方は、以下の記事をご覧ください。

>>【2026年最新】一戸建てフルリフォームの費用相場|築年数・工事内容別の目安と総額を紹介

キッチン・浴室・洗面・トイレなど水回りを交換する

500万円の予算があれば、キッチン・浴室・洗面台・トイレといった水回り設備をまとめて交換できます。

築20~30年ほどの住宅では水回り設備が寿命を迎えているケースが多いため、水回りを一新すれば、使い勝手の良さやお手入れのしやすさを強く実感できるでしょう。水回り3点・4点をまとめて更新するリフォームは、特に人気の高いプランです。

ただし、高級グレードのシステムキッチンや大型ユニットバスなどを選ぶと予算が大きく膨らみます。500万円の中で内装工事まで検討する場合は、設備のグレードとのバランスを考えて選びましょう。

住まい全体の内装をリフォームする

「住まい全体が古く見える」「設備はまだ使えるけれど雰囲気を変えたい」といった場合には、内装を中心としたリフォームも選択肢になります。

大規模な間取り変更を伴わなければ、次のような工事をまとめて行っても500万円以内に収まりやすいでしょう。

  • 壁・天井クロスや床材の一新
  • 建具の交換
  • 和室から洋室への変更
  • 押入れからクローゼットへの改修

また戸建てでは、床のきしみ補修や階段の補修、手すりの設置などをあわせて行うケースも多いです。

ただし、無垢フローリングへの全面張り替えやオーダー建具への交換などは費用がかさみやすくなります。LDKなど家族が長く過ごす空間に予算を集中させるなど、使用範囲とグレードのバランスを考えながら計画していきましょう。

一部の間取りを変更する

予算500万円の場合、大規模な増築や全面改修は難しくても、一部の間取り変更は実現できます。

間取り変更は内容によって費用が異なり、数十万円で行えるものから200〜300万円程度かかるものまでさまざまです。500万円の予算であれば、複数の工事を組み合わせられるケースもあります。

  • 和室をLDKとつなげて開放感を高める
  • 使っていない部屋をワークスペースに変更する
  • 1部屋を2部屋に分けて子ども部屋をつくる
  • 屋根裏空間を活用してロフトを新設する
  • 吹き抜けの上部に部屋や収納スペースを増設する

戸建てはマンションに比べて構造上の自由度が高いため、ライフスタイルの変化に合わせた間取り変更を検討しやすいのが特徴です。

外壁・屋根をメンテナンスする

戸建て住宅では、外壁や屋根のメンテナンスも500万円で検討しやすい工事のひとつです。

外壁塗装と屋根塗装をまとめて行う場合の費用相場は100〜200万円程度です。一方、屋根の劣化が進んでいる住宅では、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」(100〜250万円程度)や、屋根を一新する「葺き替え工事」(150〜300万円程度)が必要な場合もあります。

また、ベランダやバルコニーの防水工事は10〜30万円程度、外壁のシーリング打ち替えは20〜50万円程度が目安です。「予算500万円で外装をまるごとメンテナンスしたい」と考えるなら、これらの付帯工事も視野に入れるとよいでしょう。

【マンション】500万でできるリフォーム内容

マンションの場合、工事できるのは専有部分が中心になります。おもなリフォームの内容としては、次のような例が挙げられます。

  • 水回りと内装をまとめてリフォームする
  • LDK中心に間取りを変える
  • 収納や動線を見直す

それぞれ詳しくみていきましょう。

フルリフォームする場合の費用が気になる方は、以下の記事をご覧ください。

>>【2026年最新】マンションのフルリフォーム費用はいくら?面積別・予算別の相場と事例を解説

水回りと内装をまとめてリフォームする

マンションリフォームでは、水回り設備の交換と内装リフォームをまとめて行うプランが人気です。

キッチン・浴室・洗面台・トイレを交換し、あわせてクロスや床材を一新すれば、住まいの印象を大きくリフレッシュできます。

マンションは戸建てに比べて専有面積がコンパクトな場合が多く、外壁や屋根のメンテナンスも不要です。そのため500万円の予算を室内空間に集中しやすく、水回りと内装をまとめてリフォームしやすい傾向があります。

LDK中心に間取りを変える

築年数の経ったマンションでは、独立したキッチンや細かく区切られた居室など、現在の暮らし方には合わない間取りが多く見られます。

たとえば次のようなリフォームを行えば、現代的な住まいへとアップデートできるでしょう。

  • 隣接する居室を取り込みLDKを広くする 
  • 独立型キッチンを対面キッチンに変更する
  • LDKの一部にワークスペースを設ける
  • リビングの天井を高くしたり、キッチンに下がり天井を設けたりする

ただし、スケルトンリフォームのように住戸全体の間取りを大きく変更する工事は難しいため、LDKや水回り周辺を中心に見直すのが現実的です。

収納や動線を見直す

マンションでは、限られた面積をどう配分するかが住みやすさを左右します。

築年数の経ったマンションでは、各部屋に小さな収納が分散していたり、洗面室や玄関が狭かったりするケースも多いです。

そのような場合は、次のようなリフォームが効果的です。

  • 各部屋の収納をファミリークローゼットに集約する
  • キッチンとランドリースペースをつなぐ
  • 玄関収納を見直して使いやすくする
  • 洗面室の面積を広げる

マンションリフォームでは、収納や部屋をむやみに増やすのではなく、家族の暮らし方に合わせて面積の配分を見直すのが住みやすさアップのポイントになります。

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500万円以下のリフォーム実例【ビフォーアフター】

ここまで紹介した内容だけでは、「実際に500万円以下でどのようなリフォームができるのかイメージしにくい」という方もいるでしょう。

そこで、リフォトルに掲載されている施工事例の中から、500万円以下で行われたリフォーム事例を紹介します。

実例① LDKを中心としたリフォーム

こちらは、築16〜20年のマンションで行ったリフォーム事例です。工事費用は約280万円です。

リビング・ダイニング・キッチンに加え、洋室や玄関の内装をリフォームしています。床暖房の導入やクロスの全面貼り替えを行い、上質感のある快適な空間へと変わりました。

【物件概要】

項目 内容
住宅タイプ マンション
築年数 16〜20年
面積 84㎡
家族構成 夫婦+子ども1人
リフォーム箇所 LDK・洋室2部屋・玄関・トイレ
工期 約1か月
費用 約280万円
おもな工事内容 床暖房導入、クロス全面貼り替え、床材上貼り、玄関ミラー設置、エコカラット施工

>>この事例について詳しくみる

実例② 内装を中心としたリフォーム

こちらは、築50年ほどのマンションで行った内装リフォームの事例です。工事費用は約85万円です。

LD・寝室のクロス貼り替えに加え、洗面化粧台の交換や収納スペースの改善を実施しました。アクセントクロスやモザイクタイルを採り入れ、ナチュラルでおしゃれな空間になっています。

【物件概要】

項目 内容
住宅タイプ マンション
築年数 約50年
面積 52㎡
家族構成 夫婦+子ども2人
リフォーム箇所 LD・寝室・洗面所
工期 10日
費用 約85万円
おもな工事内容 クロス貼り替え、アクセントクロス施工、洗面化粧台交換、収納改善

>>この事例について詳しくみる

【予算配分】500万円リフォームのモデルプラン3選

同じ500万円でも、どこに予算をかけるかによって仕上がりは大きく変わります。

ここでは、500万円の代表的な予算配分例を紹介します。あくまで一例ですが、リフォーム計画を考える際の参考にしてみてください。

プランA:【暮らしやすさ重視】中古住宅の古さや不便を改善する

中古住宅を購入した際によく選ばれるのが、設備交換と内装工事をバランスよく行うプランです。

【予算配分の例】

工事内容 費用目安
キッチン・浴室・洗面・トイレ交換 250万円
クロス・床材の張り替え 100万円
建具交換・補修工事 80万円
諸経費・予備費 70万円
合計 500万円

設備の老朽化を解消しながら、室内全体の印象も整えられるため、「まずは快適に住める状態にしたい」という方に向いています。

派手な間取り変更は行わないものの、暮らしの満足度を高めやすいプランといえるでしょう。

プランB:【水回り重視】キッチン・浴室・トイレ・洗面をまとめて交換する

築20〜30年を超えた住宅では、水回り設備が一斉に寿命を迎えることがあります。そんな場合は、500万円の予算を水回りへ集中させるのがおすすめです。

【予算配分の例】

工事内容 費用目安
キッチン交換 150万円
浴室交換 120万円
洗面台・トイレ交換 50万円
配管更新・内装補修 100万円
諸経費・予備費 80万円
合計 500万円

内装工事は最小限でも、毎日使う場所の使い勝手や見た目の美しさ、お手入れのしやすさが格段にアップします。

特に家事負担を減らしたい方や、設備の老朽化が気になっている方に選ばれるプランです。

プランC:【LDK・デザイン重視】家族が集まる空間をおしゃれに整える

「せっかくリフォームするなら、住まいの雰囲気も変えたい」という方に向いているのがこのプランです。

【予算配分の例】

工事内容 費用目安
LDK内装リフォーム 120万円
対面キッチン化・収納造作 200万円
間取り変更 100万円
照明・建具交換 30万円
諸経費・予備費 50万円
合計 500万円

水回り設備の交換は必要最低限に抑え、その分をデザインや空間づくりへ回すイメージです。家族が過ごす時間の長いLDKを中心に整えれば、リフォームの満足度もぐっと高まります。

500万円を最大限に活かす「後悔しない優先順位」の付け方

500万円という予算は、多くのリフォームを検討できる一方で、すべての希望を叶えるには限界があります。

限られた予算でも満足度を高めるため、次のポイントを考えて優先順位をつけましょう。

  • 毎日のストレスにつながる場所を優先する
  • 劣化や故障リスクが高い場所から直す
  • 断熱や配管など見えない部分を後回しにしない
  • 将来のメンテナンス費用も考慮する

毎日のストレスにつながる場所を優先する

リフォーム後の満足度は、工事金額よりも「不満が解消されたか」に左右されることがあります。

たとえば、以下のような悩みは毎日の小さなストレスにつながるため、改善を検討していきたいポイントです。

  • 収納が足りず片付かない
  • キッチンの動線が悪く料理がしづらい
  • 冬場のお風呂が寒い
  • 洗面所が狭く朝の支度がしにくい

使用頻度の低いスペースをきれいにしても生活の変化を実感しにくいため、家族が日常的に使う場所から見直していくのがおすすめです。

リフォームの計画を立てる際には、まず「今の住まいで困っていることは何か」をリストアップすることから始めてみましょう。費用対効果の高いリフォームを実現できます。

劣化や故障リスクが高い場所から直す

「トレンドカラーのクロスに貼り換えたい」「造作洗面台を採用してみたい」など、見た目の改善を優先したくなる気持ちが強くても、老朽化が進んでいる箇所があれば早めの対応がおすすめです。

たとえば、以下のようなケースは放置すると修繕範囲が広がる可能性があります。

  • 雨漏りの兆候(天井や壁のシミなど)
  • 外壁のひび割れ・はがれ
  • 水回りヒビ割れ・コーキング切れ
  • 窓周りのカビ
  • 床の軋み・たわみ

特に戸建て住宅では、柱や梁など構造自体の劣化が進むと、耐震性の低下や修繕費の高額化につながってしまいます。「まだ使えるから後でいい」と考える前に、現状の劣化状況を確認しておきましょう。

断熱や配管など見えない部分を後回しにしない

リフォームでは、どうしても内装や設備など目に見える部分に予算をかけたくなります。しかし、住み心地や住まいの寿命を左右するのは、断熱や配管といった見えない部分です。

たとえば、1999年以前に建てられた住宅は現在の住宅と比べて断熱基準が低く、冬の寒さや夏の暑さを感じやすい場合があります。また、築30〜40年以上の住宅では、腐食しやすい金属製の給排水管が使われ、漏水リスクが高まっているケースも少なくありません。

特にキッチンや浴室、洗面台の交換を行う際は、配管の状態もあわせて確認しておきたいところです。設備だけを新しくしても、数年後に配管工事のため再び解体が必要になれば、余計な費用がかかってしまいます。

将来のメンテナンス費用も考慮する

リフォームでは、工事費用の安さだけで判断しないのも大切なポイントです。

たとえば外壁塗装では、初期費用を抑えてウレタン塗料を選ぶより耐久性の高い無機塗料を選んだ方が、塗り替え回数を減らせるため結果的にお得になる場合もあります。

また、キッチンや洗面台の天板、床材なども同様です。多少コストアップしても耐久性の高い素材を選べば、傷や汚れが付きにくく、美しい状態を長く保ちやすくなります。

さらに、設備の延長保証やメンテナンスサービスを付けておくのも、将来の修理費用に備える方法のひとつです。

限られた予算を大切に使いたいのであれば、目先の工事費だけでなく「10年後、20年後にどれだけお金がかかるか」という視点も含めて計画を進めましょう。

限られた予算で満足度を高める!リフォーム費用を抑えるコツ

単純に安いものを選び工事内容を削るだけでは、「妥協しなければよかった」「こだわりが反映できなかった」と、リフォームが完了してから後悔につながりがちです。

ここでは、限られた予算を有効に使いながら、満足度を高めるコツを紹介します。

工事範囲を広げすぎない

リフォームの際、「せっかくだから色々一緒にやってしまおう」と考える方も多いでしょう。もちろん、まとめて工事した方が効率的なケースもありますが、予算に余裕がない場合は注意が必要です。

たとえば、キッチン交換が目的だったにもかかわらず、LDK全体の改装や全室のクロス貼り替えなどを追加していくと予算はあっという間に膨らみます。

まずは今回のリフォームで解決したい課題を整理し、「今やること」と「将来やること」を分けて考えると計画を立てやすくなります。

既存の設備や間取りを活かせる部分は残す

費用を抑える方法として効果が大きいのが、「使えるものは活かす」という考え方です。

たとえば、次のような方法です。

  • キッチンの位置はそのままにする
  • 建具は変えない
  • 使用頻度の低いスペースの床は張り替えない

特にキッチンや浴室の位置変更は、配管移設や電気工事を伴うため費用が高くなりやすい傾向があります。

見た目を一新したい場合でも、設備交換や内装工事だけで十分印象が変わるケースは多いものです。予算にメリハリを付け、本当にこだわりたい部分へ費用を回しましょう。

補助金や減税制度を活用する

工事内容によっては、補助金や減税制度を利用できます。

たとえば次のような内容は対象になりやすく、数万円〜数十万円、工事内容によっては100万円を超える補助を受けられる可能性もあります。

補助金の種類 対象になりやすい工事例
省エネ・住宅性能向上 内窓設置、窓交換、断熱改修、高効率給湯器、太陽光発電、蓄電池
耐震化 耐震診断、耐震補強工事
バリアフリー化 手すり設置、段差解消、浴室改修
自治体独自制度 空き家改修、移住支援、子育て世帯向け改修など

補助金制度は国と自治体で設けられており、内容によっては併用も可能です。

制度の内容は年度ごとに変わります。リフォームを検討しはじめた段階で、早めに自治体の窓口や公式サイトで概要や要件を確認してみましょう。

複数社の見積もりを比較する

同じリフォーム内容でも、会社によって見積金額は異なります。

たとえば、キッチンやユニットバスなどの設備機器は、会社によって仕入れ価格や値引き率が変わります。また、現場管理費や諸経費の考え方にも違いがあるため、同じ工事でも数十万円単位の差が生じるケースは珍しくありません。

さらに、見積書をよく確認すると、配管更新や内装工事が含まれている会社もあれば、オプション扱いになっている会社もあります。

そのため、見積書の総額だけで判断するのではなく、工事範囲や含まれている内容まで比較するのが大切です。複数社から提案を受ければ、適正価格や自分に合ったリフォーム内容を見極めやすくなるでしょう。

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予算500万円でのリフォームの進め方

ここでは、予算を500万円にしっかりと抑えつつ、リフォーム計画をスムーズに進めるための流れを紹介します。

「絶対に改善したいこと」を整理する

まずは、リフォームの目的を整理しましょう。

たとえば、次のような内容です。

  • 水回りの老朽化を解消したい
  • 家事動線を改善したい
  • 収納を増やしたい
  • 中古住宅の古い見た目をきれいにしたい

目的が曖昧なまま進めると、設備選びやプラン作成の段階で迷いやすくなります。家族で話し合いながら、「必須」と「できればやりたい」をレベル分けておけば、その後の打ち合わせもスムーズです。

希望や予算をもとに現地調査を依頼する

希望する工事内容が決まったら、リフォーム会社へ相談します。

現地調査では、建物の状態や設備の劣化状況などを確認していきます。

相談時にはわからなかった問題が見つかれば、この段階で工事の方向性が大きく変わる場合もあります。特に築年数の古い住宅では、劣化状況によって追加工事が必要になるケースもあるため、入念な現地調査が不可欠です。

プラン・見積もりを比較する

現地調査後は、プランや見積もりを比較検討します。

たとえば、同じ「水回り重視」のプランでも、提案内容は会社によって異なります。そのため「どの会社が一番安いか」だけでなく、「自分たちの希望に合っているか」という視点で比較するのが大切です。

これまでの悩みが解消されるか、希望する暮らしを実現できるかどうかも確認しておきましょう。

工事・補償内容を確認して契約する

契約前には、工事内容や保証内容をしっかり確認しておきましょう。

特にチェックしておきたいのは、以下の内容です。

  • 工事範囲:どこまでが見積金額に含まれているかを確認する
  • 使用する設備:メーカー名だけでなく品番まで希望どおりかを確認する
  • 保証期間:設備保証と工事保証の内容を確認する
  • 追加費用が発生する条件:解体後の補修や配管工事などの扱いを確認する

契約後に「聞いていなかった」というトラブルを防ぐためにも、判を押す前の事前確認が重要です。

工事内容と費用に納得できたら契約を行い、いよいよリフォーム工事がスタートします。

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500万円でのリフォームに関するよくある質問

500万円で戸建てをどこまでリフォームできますか?

500万円あれば、水回り4点の交換や内装リフォーム、一部の間取り変更などを組み合わせられます。

ただし、耐震補強や断熱改修、外装工事が必要な場合は予算配分が変わるため、優先順位を整理したうえで計画を進めましょう。

>>【戸建て】500万でできるリフォーム内容

500万円のリフォームローンは月々どれくらいの返済になりますか?

返済額は金利や借入期間によって異なります。

たとえば500万円を金利2.0%・15年で借りた場合、月々の返済額は約3万2,000円が目安です。実際の条件は金融機関によって異なるため、事前にシミュレーションで確認しておきましょう。

築40〜50年の住宅でも500万円でリフォームできますか?

リフォームは可能ですが、築40〜50年の住宅では配管の老朽化や断熱性能不足、耐震性の問題が見つかるケースが多いです。

そのため、設備や内装の刷新よりも、建物の性能や安全性の向上を優先した方がよいでしょう。

まとめ|500万円のリフォームは「何を優先するか」で満足度が変わる

500万円のリフォームは、住まいを見た目や使い勝手を大きく改善できる予算です。

水回り設備をまとめて交換したり、LDKや内装をリニューアルしたりと、暮らしやすさを高める工事を幅広く検討できます。

一方で、スケルトンリフォームや断熱・耐震を含む全面改修などは、500万円では難しいケースが多いです。

また、同じ500万円でも、工事内容や会社によって提案は大きく異なります。後悔しないためには、複数社の提案や見積もりを比較しながら、自分たちに合ったプランを検討していくステップが大切です。

「500万円で何ができるだろう?」と悩んでいる方は、まずは現地調査や見積もり相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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執筆者

中村しょう子

二級建築士・ライター。建設会社で現場監督・設計・CAD製図・積算・営業など幅広く経験。現場を知る強みを活かし、ハウスメーカーや工務店のSEO記事、建設・不動産会社の取材記事から一般向けメディア記事まで、多様な建築系コンテンツを手掛ける。

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