和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用は?相場・内訳・補助金

更新日:2026年07月22日

更新日:2026年07月22日

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「足腰が弱ってきて、和式トイレのままだと危ないかも…」

「洋式トイレに替えたいけど、いくらかかるんだろう…」

和式トイレに入るたび、転倒しないか不安を感じていませんか?

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム費用は、20~50万円が相場です。条件を満たせば介護保険や補助金を活用して、費用を抑えられます。

ただし、ご自宅の状況(段差や床の劣化具合など)によって必要な工事が変わります。「不要な工事が含まれていて損をした」と後悔しないためにも、事前に費用の内訳を把握しておくのが大切です。

この記事では、リフォーム費用の内訳や活用できる補助金、工事の流れについて解説します。

お金の不安を解消し、家族みんながずっと安心して使えるトイレを手に入れましょう。

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目次

  1. 和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場は20~50万円
  2. トイレから洋式トイレにリフォームする費用の内訳
    1. 便器本体の価格
    2. 解体・撤去の工事費用
    3. 給排水管の工事費用
    4. 電気・コンセントの工事費用
    5. 内装(床・壁・天井)の工事費用
  3. 洋式トイレの種類別の費用相場
    1. 組み合わせトイレ|20~30万円
    2. 一体型トイレ|25~35万円
    3. タンクレストイレ|30~50万円
  4. 【費用・安全性の比較】フルリフォーム・簡易洋式トイレ・DIY
    1. 本格リフォーム(フル工事)|安全・快適重視なら一択
    2. 簡易洋式トイレ(置くだけ等)|介護には不向き
    3. DIYでの交換|水漏れ・失敗リスクあり
  5. 和式トイレから洋式トイレのリフォームで活用できる補助金・助成金
    1. 介護保険の住宅改修費
    2. みらいエコ住宅2026事業
    3. 自治体独自の助成金
  6. 洋式トイレのリフォーム事例3選
    1. バリアフリートイレ|転倒リスクの減少
    2. 機能重視のトイレ|快適なトイレ空間
    3. おしゃれなタンクレストイレ|スッキリしたデザイン
  7. トイレと一緒に床・壁も直すべき3つの理由|費用・快適・安全
    1. 【費用面】トイレ・床・壁の同時施工で割安
    2. 【快適面】床・壁をクッションフロアとクロスにして掃除がラク
    3. 【安全面】滑りにくい床で転倒防止
  8. 和式トイレから洋式トイレにリフォームする流れ5ステップ
    1. STEP1|目的を整理して情報を集める
    2. STEP2|相談・現地調査を依頼する
    3. STEP3|見積書の内容を比較する
    4. STEP4|契約を結んで着工に備える
    5. STEP5|工事を経て引き渡しを受ける
  9. 和式トイレから洋式トイレリフォームに関するよくある質問
    1. リフォームの工期はどのくらいですか?
    2. 賃貸住宅やマンションでもリフォームできますか?
    3. ウォシュレットは後から取り付けできますか?
  10. まとめ|和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場を把握しよう

和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場は20~50万円

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム費用は、20~50万円が相場です。

洋式トイレ同士の交換(10~20万円程度)より高くなるのは、和式便器の解体と給排水管の接続が加わるためです。床に段差がある場合は、段差解消の工事も発生します。

費用の目安は、工事内容によって変わります。

工事パターン 費用相場
便器の交換が中心 20~25万円
便器の交換+内装 25~35万円
便器の交換(タンクレストイレ)+内装+段差解消 30~50万円

費用を左右するのは、便器のグレードと工事の範囲です。予算を考える際は、20~50万円の幅を基準にしてください。

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和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用の内訳

本章では、費用の内訳について解説します。

  • 便器本体の価格
  • 解体・撤去の工事費用
  • 給排水管の工事費用
  • 電気・コンセントの工事費用
  • 内装(床・壁・天井)の工事費用

内訳がわかれば、見積書の金額が高いのか安いのかを判断できます。

便器本体の価格

便器本体の価格は、5~40万円が相場です。

トイレの種類 費用相場
組み合わせトイレ 5~10万円
一体型トイレ 10~25万円
タンクレストイレ 15~40万円

組み合わせトイレ(便器・タンク・便座が別々のタイプ)で十分なら、本体価格を抑えられます。

和式トイレからの変更では、排水芯の位置や床排水・壁排水の方式によって設置できる製品が限られます。合わない製品を選ぶと返品や買い直しで余計な出費が発生するため、便器本体はリフォーム会社と相談して決めましょう。

解体・撤去の工事費用

既存の和式トイレの解体・撤去費用は、3~8万円が相場です。

工事項目 費用相場
和式便器の撤去・処分 1~3万円
床(段差部分)の解体・処分 2~5万円

和式トイレは床に埋め込まれているため、便器を外すだけでは終わりません。床のタイルやコンクリートを壊し、廃材を処分する費用が必要です。

築年数が経過した戸建てに多い「タイル張り+段差あり」のトイレでは、解体・撤去だけで8万円前後かかる場合があります。

給排水管の工事費用

給排水管の工事費用は、2~15万円が相場です。

和式トイレと洋式トイレでは給水・排水の位置や接続方法が異なり、既存の配管を活かせるかどうかで金額が変わります。

便器の設置位置を変える場合は、配管の移設費用が追加されます。

工事項目 費用相場
既存配管への接続のみ 2~5万円
配管の移設を伴う工事 5~15万円

費用を抑えたい方は、便器の位置を変えないプランを検討しましょう。配管の移設を避けるだけで、3万円以上の節約につながります。

電気・コンセントの工事費用

コンセントの新設費用は、1~5万円が相場です。

和式トイレにはコンセントがないケースがほとんどのため、温水洗浄便座や暖房便座を設置する際はコンセントの新設が必要です。

工事項目 費用相場
コンセントの新設(近くから配線) 1~2万円
分電盤から配線を引く場合の追加費用 2~3万円

トイレの近くに分岐できる配線があれば、費用を抑えられます。しかし、配線が遠い場合は分電盤から新たに引くため費用が上がります。

温水洗浄便座や暖房便座を希望する方は、見積もりにコンセント工事が含まれているか確認しましょう。

内装(床・壁・天井)の工事費用

内装の張り替え費用は、5~10万円が相場です。

工事項目 費用相場
床(クッションフロア)の張り替え 2~5万円
壁・天井のクロス張り替え 3~5万円
タイル壁の解体を伴う張り替え 5~10万円

和式トイレの床や壁は、タイル張りのケースがあります。タイルのまま洋式便器を置くと、冬場の底冷えや目地の黒ずみといった悩みが残ります。

便器を交換するときは床を一度壊すため、内装も同時に直す機会です。後から別工事で頼むより、トータル費用を抑えられます。

ただし、タイルの解体や床の張り替えを伴うリフォームは、豊富な経験と技術力が求められます。とはいえ、見えない部分まで丁寧に施工してくれる誠実な会社を、ご自身で見極めるのは簡単ではありません。

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洋式トイレの種類別の費用相場

和式トイレから交換できる洋式トイレは、主に次の3種類です。

  • 組み合わせトイレ|20~30万円
  • 一体型トイレ|25~35万円
  • タンクレストイレ|30~50万円

価格・掃除のしやすさ・デザインのどれを重視するかで、選ぶべきトイレが変わります。

組み合わせトイレ|20~30万円

組み合わせトイレへの交換費用は、工事費込みで20~30万円です。

便器・タンク・便座が分かれており、3種類の中で最も安く設置できます。

組み合わせトイレ 内容
メリット ・価格が安い・便座やタンクだけの部品交換ができる
デメリット ・奥行きが長いため圧迫感がある・凹凸が多く掃除に手間がかかる

温水洗浄便座が故障しても、便器ごと買い換える必要がありません。長く使うほど、メンテナンス費用の安さが活きてきます。

価格の安さを優先する方は、組み合わせトイレがおすすめです。

一体型トイレ|25~35万円

一体型トイレへの交換費用は、工事費込みで25~35万円です。

便器・タンク・便座がひとつながりになっており、見た目がスッキリしています。

一体型トイレ 内容
メリット ・デザインに一体感がある・凹凸が少なく掃除がラク
デメリット ・故障すると全体交換になりやすい・組み合わせトイレより価格が高い

継ぎ目にホコリや尿ハネが溜まりにくく、サッと拭くだけで清潔を保てます。ただし、故障時は便座だけでなく本体ごと交換になる製品が多い点に注意してください。

掃除の手間を減らしつつ、タンクレストイレほど予算をかけたくない方に向いています。

タンクレストイレ|30~50万円

タンクレストイレへの交換費用は、工事費込みで30~50万円です。

水道と直結して水を流す方式のため、タンクが不要でトイレ空間を広く使えます。

タンクレストイレ 内容
メリット ・省スペースで空間が広く見える・節水性能が高い・自動洗浄など機能が充実
デメリット ・手洗い器が別途必要
・水圧が低い住宅では設置できない場合がある・停電時は手動レバーやバケツでの対応が必要

戸建ての2階やマンションの上層階は水圧が下がりやすいため、契約前にリフォーム会社へ水圧の確認を依頼しましょう。

デザインと機能を重視する方は、タンクレストイレがおすすめです。

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【費用・安全性の比較】フルリフォーム・簡易洋式トイレ・DIY

和式トイレを洋式化する方法は、3つあります。

  • 本格リフォーム(フル工事)|安全・快適重視なら一択
  • 簡易洋式トイレ(置くだけ等)|介護には不向き
  • DIYでの交換|水漏れ・失敗リスクあり

費用だけで選ぶと、安全面や仕上がりで後悔する恐れがあります。違いを理解した上で選びましょう。

本格リフォーム(フル工事)|安全・快適重視なら一択

高齢のご家族がいる住宅や長く住む家なら、本格リフォームを選びましょう。

費用は20~50万円と高めです。しかし、和式便器を解体して段差まで解消できるのは本格リフォームだけです。簡易洋式トイレやDIYでは、同じ安全性・快適性は得られません。

本格リフォームで得られるメリットは次のとおりです。

  • 段差を解消でき、つまずきによる転倒を防げる
  • 温水洗浄便座や暖房便座で、冬場も快適に使える
  • 介護保険や補助金の対象になりやすい

ふらつきの原因になる「しゃがむ動作」と「段差」を根本からなくせば、転倒のリスクを減らせます。

簡易洋式トイレ(置くだけ等)|介護には不向き

簡易洋式トイレとは、和式便器の上にかぶせて設置するタイプを指します。一時的な使用や賃貸住宅向けの選択肢です。

簡易洋式トイレ 内容
メリット ・2~10万円と安い・工事不要ですぐ使える・賃貸でも原状回復できる
デメリット ・床の段差が残る・ガタつきやすく安定性に欠ける・介護保険の対象外になる場合がある

またぐ動作が不要になっても転倒リスクは残るため、介護目的での使用は避けましょう。

「転居予定がある」「予算を最優先したい」場合に限り、選択肢に入れるのがおすすめです。

DIYでの交換|水漏れ・失敗リスクあり

和式トイレから洋式トイレへのDIYでの交換は、おすすめできません。

工事には、給排水管の接続・段差の解体・電気配線が絡みます。いずれも専門知識が必須で、施工不良のリスクが高い作業です。

DIYのリスク 起こりうるトラブル
排水管の接続不良 水漏れで床下まで浸水し、補修に数十万円かかる
段差解体の失敗 床の強度が落ち、便器がぐらつく
無資格の電気工事 電気工事士法に違反し、火災の原因にもなる

便座の交換程度なら、DIYでも対応できます。ただし便器本体の入れ替えは、失敗時の補修費まで考えると、最初からリフォーム会社に依頼した方がトータルで安く済みます。

リフォーム会社選びに迷ったら、TOPPANが運営する「リフォトル」をご利用ください。「リフォトル」を利用すれば、厳しい審査基準をクリアしたリフォーム会社を、TOPPANが最大4社まで無料で紹介します。

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和式トイレから洋式トイレのリフォームで活用できる補助金・助成金

和式トイレから洋式トイレへのリフォームは、補助金・助成金を活用できる場合があります。

  • 介護保険の住宅改修費
  • みらいエコ住宅2026事業
  • 自治体独自の助成金

制度を知っているかどうかで、自己負担額が変わります。条件を確認し、契約前にリフォーム会社へ相談しましょう。

介護保険の住宅改修費

要支援・要介護認定を受けた方が住む住宅なら、介護保険の住宅改修費を使えます。

項目 内容
支給額 最大18万円
自己負担割合 1~3割
対象者 要支援・要介護認定を受けた方
対象工事 ・和式から洋式への変更・手すり設置
・段差解消
・引き戸への交換
・滑りにくい床材の採用など
事前申請 必須

受け取れる金額は、所得で決まる自己負担割合によって変わります。

  • 1割負担:最大18万円
  • 2割負担:最大16万円
  • 3割負担:最大14万円

年金収入が中心の方は、1割負担に区分される可能性が高いです。

介護保険の住宅改修費は、着工前に事前申請が必要です。担当のケアマネジャーに「住宅改修が必要な理由書」を作成してもらい、市区町村へ申請してから工事を始めてください。工事後の申請は認められません。

高齢のご家族がまだ要支援・要介護認定を受けていない場合は、リフォームの相談と並行して、お住まいの地域包括支援センターへ要介護認定の相談をしましょう。

みらいエコ住宅2026事業

みらいエコ住宅2026事業は、省エネリフォームを支援する国の補助制度です。年齢や世帯構成を問わず、住宅の所有者であれば利用できます。

補助の対象になるのは、国が定めた組み合わせの工事をした場合です。2026年度からは、どの組み合わせを選んでも開口部の断熱改修が必須となりました。

国が定めた組み合わせの工事は、次の3カテゴリーに分かれます。

  • 開口部の断熱改修:内窓の設置・ガラス交換など
  • 躯体の断熱改修:外壁・床・天井への断熱材の追加など
  • エコ住宅設備の設置:節水型トイレ・高効率給湯器など

トイレリフォームに関係する補助額を、以下の表にまとめました。

カテゴリー 対象リフォーム 補助額
開口部の断熱改修 内窓の設置 11,000~17,000円/箇所
エコ住宅設備 節水型トイレ(掃除しやすい機能あり) 23,000円/箇所
節水型トイレ(掃除しやすい機能なし) 21,000円/箇所
バリアフリー改修 手すりの設置 6,000円/戸
段差の解消 7,000円/戸

手すりや段差解消への補助は、開口部の断熱改修やエコ住宅設備と同時に工事した場合に限られます。

なお、申請できるのは、補助額の合計が5万円以上です。節水型トイレ+手すり+段差解消を足しても3万円台にとどまります。内窓2~3箇所の設置を組み合わせ、5万円を超えるプランを立てましょう。

また、補助の上限額を決めるのは住宅の省エネ性能です。国の省エネ基準は年代ごとに引き上げられてきました。

  • 昭和55年基準(1980年):旧省エネ基準
  • 平成4年基準(1992年):新省エネ基準
  • 平成11年基準(1999年):次世代省エネ基準
  • 平成28年基準(2016年):建築物省エネ法に基づく基準

上限額は「リフォーム前の性能」と「リフォーム後に届く基準」の組み合わせで決まります。

リフォーム前の住宅の省エネ性能 リフォーム後の基準 補助上限額
平成4年基準を満たさない住宅 平成28年基準(2016年基準) 100万円
平成11年基準を満たさない住宅 80万円
平成4年基準を満たさない住宅 平成11年基準(1999年基準) 50万円
平成11年基準を満たさない住宅 40万円

和式トイレが残る築35年以上の住宅は、平成4年基準に届いていないケースが大半です。断熱改修で平成28年基準まで性能を引き上げれば、上限100万円の区分に入ります。

ただし、ご自宅がどの区分に当てはまるかは、築年数だけでは判断できません。みらいエコ住宅2026事業の登録事業者であるリフォーム会社に、診断から申請まで相談してください。

自治体独自の助成金

国の制度とは別に、自治体が独自の助成金を設けている場合があります。

自治体の助成金は、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトで探せます。

検索方法は以下の3ステップです。

  1. 支援制度検索サイトを開く
  2. 省エネルギー化やバリアフリー化などの支援分類を選ぶ
  3. 都道府県を選択して検索する

一覧には、制度名・支援分類・支援方法・工事施工者の条件が表示されます。候補が見つかったら、自治体の公式サイトで詳細を確かめてください。

自治体の助成金が活きるのは、2つの場面です。国の制度の条件に当てはまらない場合と、国の補助に上乗せしたい場合です。国と自治体の制度を重ねれば、自己負担をさらに数万円減らせます。

ただし、自治体によっては予算枠が小さく、予算枠に達した時点で年度の途中でも受付を締め切ります。リフォームを決めたら、早い段階で検索しておきましょう。

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洋式トイレのリフォーム事例3選

ここでは、和式トイレから洋式トイレへリフォームした事例を3つ紹介します。

  • バリアフリートイレ|転倒リスクの減少
  • 機能重視のトイレ|快適なトイレ空間
  • おしゃれなタンクレストイレ|スッキリしたデザイン

予算や目的が近い事例を、リフォーム計画の参考にしてください。

バリアフリートイレ|転倒リスクの減少

段差の解消と手すりの設置を組み合わせると、高齢の方も安全に使えるトイレになります。

和式トイレの一段高い床を撤去し、出入口との段差をなくしましょう。便器の横と正面にL字型手すりを付ければ、立ち座りの動作を支えられます。

床材には、濡れても滑りにくい防滑タイプのクッションフロアがおすすめです。万が一の転倒時も、タイルより衝撃をやわらげられます。

要支援・要介護認定を受けたご家族と同居していれば、介護保険の住宅改修費(最大18万円)の対象です。「親が安心して使えるトイレにしたい」方は、バリアフリー仕様を検討してください。

機能重視のトイレ|快適なトイレ空間

温水洗浄や自動洗浄などの機能を加えると、毎日の使い勝手が変わります。

機能 効果
暖房便座 便座が冷たくならず、真冬でも快適に使える
自動洗浄 子どもや高齢の家族の流し忘れを防ぐ
脱臭・除菌水の自動噴霧 ニオイを抑え、清潔を保つ
一体型トイレ 日々の掃除がひと拭きで済む

「家事の負担を減らしたい」「家族みんなが使いやすいトイレにしたい」方は、機能重視のリフォームがおすすめです。

おしゃれなタンクレストイレ|スッキリしたデザイン

タンクレストイレと内装の一新を組み合わせると、すっきりと整った空間に仕上がります。

タンクがない分、便器の奥行きは10cm前後短くなり、狭いトイレでも圧迫感なく使えます。

内装は、木目調やグレー系のアクセントクロスを1面だけ取り入れるのがポイントです。

クロスは色や質感で仕上がりの印象が変わるため、サンプルで実際の見え方を確かめましょう。「来客が多い家庭」「デザインにこだわりたい方」に向いています。

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トイレと一緒に床・壁も直すべき3つの理由|費用・快適・安全

和式トイレから洋式トイレへの工事では、床・壁の同時リフォームをおすすめします。

本章では、トイレと内装を同時に直すべき3つの理由について解説します。

  • 【費用面】トイレ・床・壁の同時施工で割安
  • 【快適面】床・壁をクッションフロアとクロスにして掃除がラク
  • 【安全面】滑りにくい床で転倒防止

3つの理由を把握して、「あとで内装もやればよかった」という後悔を避けましょう。

【費用面】トイレ・床・壁の同時施工で割安

トイレと内装を同時に施工すれば、後から別々に工事するより数万円以上お得になるケースがあります。

別々に工事すると、工事費のほかに以下の共通費用が二重にかかるためです。

共通費用 内容
養生費 廊下や壁を保護シートで覆う作業
出張費・諸経費 職人の交通費や手配のコスト
便器の脱着費 後から床を直す場合に追加で発生

特に注意したいのが「便器の脱着費」です。後から「やっぱり床も直したい」と思っても、新しい洋式便器を一度取り外すだけで数万円の追加費用が発生します。

また、トイレと内装工事をセットで依頼すると、「パック料金の適用」や「便器本体のさらなる値引き」などが適用される場合があります。

二重の出費を防ぎつつ、割引のメリットを最大限に受けるためにも、便器交換と内装リフォームはセットで検討するのがおすすめです。

【快適面】床・壁をクッションフロアとクロスにして掃除がラク

床をクッションフロアに、壁をクロスに変えると、掃除の負担が減ります。

和式トイレによく使われるタイルには、次の悩みがつきものです。

  • 目地に汚れが入り込み、黒ずみが落ちない
  • 冬場に底冷えして、トイレに入るのがつらい

クッションフロアは表面がビニール製で、水分や汚れが染み込みません。尿ハネも拭き取りやすく、アンモニアに強い製品なら変色しにくいです。

クロスには、消臭や防汚の機能を備えた製品もあります。淡い色を選べば空間が明るくなり、消臭タイプならニオイの悩みも抑えられます。

【安全面】滑りにくい床で転倒防止

滑りにくい床材への変更は、高齢者の転倒予防に直結します。

タイル床は、水に濡れると滑りやすい素材です。トイレは1日に何度も使う場所のため、わずかな滑りやすさでも事故のリスクにつながります。

転倒予防に向く床材の条件は3つです。

  • 表面に防滑加工がある
  • 水に濡れても滑りにくい
  • クッション性があり、転んだ際の衝撃をやわらげる

防滑タイプのクッションフロアなら、1.5~3万円で張り替えられます。

ご家族の安全のためにも、便器交換と床の張り替えはセットで考えましょう。

トイレリフォームが得意なリフォーム会社をご紹介!

和式トイレから洋式トイレにリフォームする流れ5ステップ

リフォームは、次の5つのステップで進めます。

  • STEP1|目的を整理して情報を集める
  • STEP2|相談・現地調査を依頼する
  • STEP3|見積書の内容を比較する
  • STEP4|契約を結んで着工に備える
  • STEP5|工事を経て引き渡しを受ける

全体の流れを知っておけば、各ステップで「次に何をすべきか」を迷わず判断できます。

STEP1|目的を整理して情報を集める

最初に、リフォームの目的と条件を整理しましょう。

  • 直したい箇所はどこか
  • 予算はいくらまでか
  • 介護保険・補助金の対象か

目的が明確だと、見積もり時に過剰な工事を勧められても冷静に判断できます。あわせて、費用相場と使える補助金を調べておくと安心です。

STEP2|相談・現地調査を依頼する

目的を整理したら、複数のリフォーム会社へ相談し、現地調査を依頼しましょう。

和式トイレから洋式トイレへのリフォームでは、現地調査が仕上がりを左右します。床下の状態や配管の位置、コンクリート基礎の有無は、現地を見ないと正確にわかりません。

調査なしの概算見積もりだけで契約すると、着工後の追加請求につながります。

STEP3|見積書の内容を比較する

見積もりは、3社以上を同じ条件で比較しましょう。

比較の際のチェックポイントは、以下のとおりです。

  • 内訳が明記されているか
  • 廃材の処分費が含まれているか
  • 補助金の申請をサポートしてくれるか
  • 工事後の保証はあるか

「一式」表記が多い見積書では、何にいくらかかるのか判断できません。内訳の開示を求め、応じない会社は候補から外しましょう。

内訳まで比較すれば、相場から外れた金額や不自然に安い項目に気づけます。

STEP4|契約を結んで着工に備える

見積もりに納得できたら、契約を結びます。

契約書では、次の項目を確認してください。

  • 工事の範囲と使用する製品の型番
  • 総額と支払いのタイミング
  • 工期と着工日
  • 追加費用が発生する条件

補助金申請のタイミングは、制度によって異なります。介護保険の住宅改修費は、着工前の事前申請がないと支給されません。みらいエコ住宅2026事業は、工事完了後に申請します。

申請書類の準備には時間がかかる場合があるため、着工日から逆算して、リフォーム会社とスケジュールを調整しましょう。

STEP5|工事を経て引き渡しを受ける

完成後は、水漏れの有無・便器のぐらつき・手すりの固定を確認し、引き渡しを受けます。保証書と取扱説明書も忘れずに受け取りましょう。

ここまでの5ステップを安心して任せられるかは、最初の会社選びで決まります。とはいえ、補助金に対応した信頼できる会社を一から探し、相見積もりまで進めるのは手間のかかる作業です。

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和式トイレから洋式トイレリフォームに関するよくある質問

リフォームの工期はどのくらいですか?

工期は2~3日が目安です。

和式の解体・段差の解消・配管接続・便器の設置と工程が多いため、洋式トイレ同士の交換(半日~1日)より長くかかります。コンクリート基礎の解体や内装の張り替えを含むと、4~5日に延びる場合もあります。

工事期間中のトイレをどうするかは、契約前にリフォーム会社へ相談してください。仮設トイレを手配してくれる場合があります。

賃貸住宅やマンションでもリフォームできますか?

分譲マンションの専有部分なら、リフォームできます。ただし、管理規約の確認と管理組合への届け出が必要です。床材の遮音等級など、規約上の制限がある場合があります。

賃貸住宅の場合、オーナーの同意が必須です。無断での工事は契約違反となり、退去時に原状回復費用を請求される恐れがあります。

まずは管理会社かオーナーへ、「和式トイレを洋式トイレにしたい」と相談してください。

ウォシュレットは後から取り付けできますか?

後付けできます。費用は本体込みで4~10万円が目安です。

ただし、2つの条件があります。

  • トイレ内に電源コンセントがある
  • 便器の形状が取り付けに対応している

コンセントがない場合は、1~5万円の工事が別途必要です。

トイレをリフォームするなら、後付けに迷っていてもコンセントだけは新設しておきましょう。

まとめ|和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場を把握しよう

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム費用は、20~50万円が相場です。解体・段差解消・配管工事が必要なため、洋式トイレ同士の交換より高くなります。

簡易洋式トイレやDIYは費用を抑えられますが、段差が残り転倒リスクは解消されません。高齢のご家族がいる場合は、本格リフォームを選ぶのがおすすめです。

費用を抑えるポイントは、以下の3つです。

  • 介護保険や補助金の活用
  • 床・壁との同時施工
  • 複数社への相見積もり

適正価格で工事を進めて、清潔で長く安心して使えるトイレにリフォームしましょう。

信頼できる会社への相見積もりには、TOPPANが運営する「リフォトル」をご活用ください。トイレリフォームに精通した会社を最大4社ご紹介いたします。

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執筆者

羽柴 文吾

福岡県在住の兼業ライター。住宅資材の総合商社にて、新建材の営業から各種工事の施工補助まで幅広く経験。現在はエネルギー関連事業に従事している。丙種ガス主任技術者と第二種電気工事士の資格を保有。豊富な現場経験と専門知識を活かし、暮らしに役立つ情報を発信している。
趣味はNetflix鑑賞。

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