
「うちでも、雨戸の後付けはできる?」
「費用はどのくらいかかるの?」
台風や防犯対策のために、後付けの雨戸を検討しているけれど、費用や取り付け方法が気になって一歩を踏み出せずにいませんか?
雨戸の後付けは、実は思っている以上に身近で現実的な選択肢です。最近は後付け専用の雨戸やシャッターが登場し、最短60分程度で簡単に取付けられるようになりました。
防犯対策や断熱対策の効果もあり、日常生活にもメリットがたくさんあります。
この記事では、
- 雨戸を後付けする際の費用の目安
- 防犯性の観点から見た雨戸の効果
などを、わかりやすく丁寧に解説しています。
住まいに最適な雨戸を選び、毎日を安心して暮らしましょう。
TOPPAN(東証プライム上場)が運営する「リフォトル」では、国土交通省 登録団体に所属する優良リフォーム会社を無料で紹介しています。ぜひお気軽にお申し込みください。
雨戸は本当に必要?|後付けを検討すべき 3つの理由

雨戸のある暮らしは、現代の住宅事情においてもなお、多くのメリットをもたらします。ここでは、後付けで雨戸の設置を検討すべき3つの理由について解説します。
理由1:防犯対策になる
雨戸は外部からの視線を遮りつつ、物理的なバリアとなるため、防犯効果が高いとされています。特に、留守中や夜間に閉めておけば、ガラスを割って侵入しようとする不審者の視線を遮断し、侵入を困難にします。
また、見た目にも「防犯意識が高い家」という印象を与えるため、ターゲットになりにくいという効果も期待できます。戸建て住宅はもちろん、低層階のマンションやアパートでも有効です。
理由2:台風・強風への備えになる
日本では毎年のように台風が上陸し、暴風による飛来物で窓ガラスが破損する被害が報告されています。雨戸を閉めておけば、窓ガラスを飛来物から守り、室内への浸水やガラスの飛散を防ぐことができます。
特に海沿いや風の強い地域にお住まいの方は、雨戸を備えることで安心感が大きく向上します。災害時の備えとしても、有効な選択肢と言えるでしょう。
理由3:断熱・遮光で暮らしが快適に
雨戸は、閉めることで太陽光を遮り、夏の室温上昇を抑える効果があります。また、冬場には冷気の侵入を防ぐ断熱効果も発揮し、冷暖房効率の向上にもつながります。
さらに、遮光性にも優れており、朝日や西日のまぶしさを防ぎたいときや、昼間に部屋を暗くしたいときにも便利です。住まいの快適性を高めるための工夫として、雨戸は有効なアイテムです。

雨戸は後付けできる?設置可能な窓や壁の条件

雨戸を後付けするには、窓やその周囲の外壁に、必要な部材を取り付けるための十分なスペースが必要です。具体的には、雨戸本体だけでなく、シャッターボックスやレール、戸袋などが収まるスペースが、窓の上部や左右に確保されていることが重要です。
換気口やエアコンのダクト、配線などが窓周辺にある場合、それらが干渉して取り付けができないケースもあります。また、出窓やアーチ型の窓、大型の掃き出し窓など特殊な形状の窓については、既製品の雨戸が対応できず、設置が難しい場合があります。
後付けが難しい家の特徴と解決法
設置が難しい場合でも、代替手段は存在します。たとえば、防犯や台風対策を目的とするなら、面格子や防犯フィルムの設置が効果的です。これらは雨戸と同様に侵入抑止や飛来物対策に有効です。
また、断熱性や遮光性を求めるのであれば、内窓(二重窓)の設置が選択肢となります。内窓は室内側に取り付けるため、外壁の形状に左右されにくく、断熱・遮音・遮光と多機能に優れています。
このように、後付けが困難な場合も、それぞれの目的に応じて代替のリフォーム方法を検討することが可能です。
雨戸の後付け費用はいくら?相場と内訳を解説

雨戸を後付けする際に、最も気になるポイントのひとつが「費用」です。設置場所や雨戸の種類によって金額は大きく変動しますが、ここでは一般的な費用相場と内訳のポイントについて紹介します。
雨戸の後付けにかかる費用は、1か所あたり約5〜40万円が目安とされています。シンプルな引き戸タイプであれば比較的安価に済む一方、シャッター式や電動式のものは高額になりやすい傾向があります。
施工費には、製品代のほか、工事費や部材の加工費、取付けに関する人件費などが含まれます。また、雨戸の素材やサイズ、機能性によって価格差が生じるため、複数社から見積もりを取ることが推奨されます。
2階は足場代が必要になるケースが多い

2階以上の高所に雨戸を設置する場合、足場の設置が必要になるケースが多く、その費用が別途加算されることがあります。足場代は数万円〜十数万円と幅がありますが、安全に施工を行うためには避けて通れないコストです。
特に2階や3階部分への設置を予定している場合は、足場代を含めた総額の見積もりを確認し、予算計画を立てることが重要です。
TOPPANが、雨戸のリフォームを得意とする優良リフォーム会社を紹介します
雨戸の後付け費用を安く抑えるための工夫

雨戸の後付けは快適性や防災・防犯の向上に有効ですが、コストがネックになることもあります。ここでは、雨戸の後付け費用を少しでも抑えるための工夫を紹介します。
費用を抑えるには、施工のタイミングや方法を工夫することがポイントです。複数の選択肢を比較し、自分の住まいや予算に合った方法を選びましょう。
外壁塗装と同時施工でコスト削減
2階や3階部分に雨戸を設置する際は、足場の設置が必要になりますが、外壁塗装を予定している場合は、そのタイミングで雨戸の設置もまとめて行うのが賢明です。
足場代は一度で済むため、別々に施工するよりも大幅なコスト削減が期待できます。さらに、外観の仕上がりも統一されるため、美観の点でもメリットがあります。
DIYキットを購入
雨戸の一部商品は、ホームセンターやインターネットでDIYキットとして購入できるものもあります。工事費が不要になるため、うまく施工できれば大きなコストダウンが可能です。
ただし、DIYにはある程度の知識と技術が必要であり、施工ミスによるトラブルや修理費の発生リスクもあるため注意が必要です。簡易的な小窓用など、難易度の低い場所から検討するのが無難です。
DIYで雨戸を後付けする場合のポイント

雨戸の後付けはDIYでも可能な場合がありますが、施工には慎重な判断が求められます。ここでは、DIYによる雨戸の設置で注意すべきポイントを紹介します。
安いが施工ミスのリスクも
DIYの最大の魅力は、コストを大幅に抑えられることです。商品や工具を自分で調達し、施工も自分で行うため、業者に依頼するよりも安く済ませることができます。
ただし、施工に失敗すると、修理費や追加の部材費がかさむリスクもあります。特に、防水処理や固定が不十分な場合、雨漏りや落下といったトラブルにつながる恐れがあります。
知識や経験が不足している場合は、小窓など比較的簡単な場所から始めるのがおすすめです。
外観・防水・保証を考慮するならプロ推奨
DIYでは難しいのが、仕上がりの美しさや防水処理の確実性、製品保証の適用です。外壁の美観を保ちたい場合や、強風や大雨の多い地域では、専門業者による施工のほうが安心です。
また、電動シャッターなどの高機能な雨戸の場合、専門知識や電気工事の資格が必要になるケースもあります。こうした製品はDIYではなく、プロに任せるのが無難です。
コストを抑えることは大切ですが、長期的な安全性やメンテナンス性を考慮して判断することが重要です。

どのタイプを選ぶ?雨戸の種類と選び方のコツ
雨戸にはさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴や適した設置場所が異なります。ここでは、代表的な3つのタイプの特徴と選び方のポイントを紹介します。
引き戸タイプ

昔ながらのスタイルである引き戸タイプは、比較的安価で取り付けが容易なのが特長です。戸袋に収納する「単板引き戸」や、羽根が可動して採風できる「ルーバータイプ」があります。
価格を重視する方や、既存の雨戸を交換するだけの場合には、コストパフォーマンスに優れた引き戸タイプがおすすめです。
折れ戸タイプ(アコーディオンタイプ)
スペースに制約がある窓には、折れ戸タイプが適しています。アコーディオンのように折りたたんで開閉でき、戸袋の設置スペースがない場合でも設置可能です。
見た目もすっきりとし、狭い場所にも柔軟に対応できるため、狭小住宅や変形窓におすすめです。
シャッタータイプ

近年主流になってきているのが、シャッタータイプの雨戸です。防犯性や防災性、遮光性を重視する方に最適で、閉めるだけで窓をしっかりと守ることができます。
また、戸袋が不要なため、省スペースでの設置が可能です。電動式であれば開閉もボタンひとつで行えますが、故障リスクやメンテナンスの必要性がある点には注意が必要です。
雨戸の選定では、設置場所の環境や使用目的、予算とのバランスを見極めることが重要です。
失敗しないために|見積もり前に確認しておくこと

雨戸の後付けを成功させるには、施工前の準備と確認がとても重要です。ここでは、見積もりを取る前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
雨戸を後付けする目的を話しておく
業者に見積もりを依頼する際は、「防犯目的」「台風対策」「断熱・遮光のため」など、具体的な設置目的を事前に伝えることが大切です。
目的が明確であればあるほど、最適な商品や工事方法を提案してもらえるため、結果的に満足度の高いリフォームにつながります。
サンプルを取り寄せて色を確認する
雨戸は外壁やサッシと接するため、外観との調和が重要です。カタログの写真だけで判断せず、実物サンプルを取り寄せて色や質感を確認するのが理想的です。
とくに色味は、外壁の色や太陽光の当たり方によって見え方が変わるため、現地での確認が失敗防止につながります。
保証を確認しておく
とくに電動シャッターを設置する場合は、万が一の故障時に備えて保証内容を必ず確認しておきましょう。工事保証の期間や、メーカー保証の内容を事前に把握しておくことで、トラブル時の対応がスムーズになります。
安心して長く使うためには、事前準備と確認が欠かせません。
TOPPANが、雨戸のリフォームを得意とする優良リフォーム会社を紹介します
優良業者を探すならリフォトルへ
雨戸の後付け工事は、見た目以上に専門的な知識と経験が求められる作業です。仕上がりの美しさや安全性、保証体制まで考えると、信頼できる業者選びが成功のカギとなります。
リフォトルでは、厳選されたリフォーム会社と提携し、住まいの悩みやご要望に寄り添った提案を行っています。また、サイト上で複数の業者から見積もりを比較できるため、価格や内容をしっかり見極めて依頼先を選べるのも安心ポイントです。

「安心して依頼できる業者を見つけたい」「自分の家に合った雨戸を提案してほしい」という方は、ぜひリフォトルをご活用ください。

まとめ
雨戸の後付けは、防犯・防災・断熱・遮光といったさまざまなメリットを兼ね備えたリフォームです。費用や設置条件を正しく把握し、目的に合った雨戸を選ぶことで、住まいの快適性と安全性が大きく向上します。
また、信頼できるメーカーや施工業者の選定も重要なポイントです。DIYを検討する際には、リスクや補償の有無にも注意が必要です。
雨戸の後付けを通じて、より安心で快適な暮らしを実現しましょう。
TOPPAN(東証プライム上場)が運営する「リフォトル」では、国土交通省 登録団体に所属する優良リフォーム会社を無料で紹介しています。ぜひお気軽にお申し込みください。
雨戸の後付けでよくある Q&A
雨戸は後付けできる?
基本的には多くの住宅で後付けが可能ですが、窓の形状や外壁のスペースなどによっては設置が難しい場合もあります。事前に現地調査を行い、設置条件を確認することが大切です。
雨戸を後付けするにはいくらかかる?
費用は設置する雨戸の種類や設置階数によって異なりますが、1か所あたり5〜40万円程度が相場です。2階以上の場合は、足場代が追加される可能性もあるため、複数の業者から見積もりを取りましょう。
雨戸は防犯になる?
はい、雨戸は外部からの視線を遮り、物理的なバリアとなるため、防犯対策として効果的です。特に留守がちな家庭や、低層階にある住宅では、防犯性能を高める手段として有効です。
そのほかにも、台風対策や断熱・遮光といった快適性向上にも貢献するため、多目的な設備として導入を検討する価値があります。
信頼できるリフォーム会社をお探しの方へ
国土交通省 登録団体所属の信頼できるリフォーム会社の中から、
あなたの希望に合う複数社を無料でご紹介します。
国土交通省 登録団体所属
信頼できる会社を最大4社ご紹介します!
信頼できるリフォーム会社をお探しの方へ
国土交通省 登録団体所属の信頼できるリフォーム会社の中から、
あなたの希望に合う複数社を無料でご紹介します。
国土交通省 登録団体所属
信頼できる会社を最大4社ご紹介します!