マンション浴室リフォームの費用相場!お風呂の選び方や注意点も紹介

更新日:2025年08月25日

更新日:2025年08月25日

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「湯船に浸かっても、汚れが気になってゆっくりできない」
「カビが生えやすいから、お風呂掃除が大変…」
「マンションでお風呂をリフォームした場合、費用はいくらかかるの?」

マンションの浴室をリフォームをするなら、デザインや性能、価格にこだわって心からホッとできるバスタイムを過ごしたいですよね。また、汚れにくくカビの生えにくいお風呂を選んで、日々の掃除もラクにしたいところです。

この記事では、マンションの浴室リフォームの費用相場だけでなく、ユニットバスの選び方のポイントも解説しています。またマンションならではの視点で、リフォームに失敗しないための注意点業者の選び方も掲載しました。

記事を読めば、安心して浴室リフォームを進められます。記事を参考に、冬でも温かく、湯船でリラックスできる快適なバスルームを手に入れましょう。

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マンションの浴室リフォーム費用相場と工期

マンションの浴室リフォームにかかる費用と工期は、リフォームの内容によって大きく異なります。以下に代表的なリフォームパターンごとの費用と工期を紹介します。

リフォーム内容 費用相場 工期目安
ユニットバスからユニットバスへの交換 約80〜150万円 約4日
在来工法からユニットバスへの変更 約100〜200万円 約1週間
在来工法から在来工法へのリフォーム 約150~250万円 約2週間
天井・壁・床の修繕 約10万円〜 1〜2日
浴槽の交換 約20〜90万円 1〜2日

※費用相場はあくまで目安であり、実際の費用は内容によって異なります。
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。

費用に影響する要因

費用の大小を決める主な要素として、以下が挙げられます。

  • 浴室工法の種類
  • ユニットバスのグレード
  • 運搬費用

以下で詳しく説明します。

浴室工法の種類

リフォームの費用に大きく影響するのが、浴室の種類です。ユニットバスは工期が短く、費用も比較的安く済み、掃除もしやすいことから多くのマンションで選ばれています。

対して、タイル張りの在来工法は、自由度が高い反面、費用や工期がかさみやすい傾向があります。マンションでは水漏れのリスクが大きいため、防水性に優れたユニットバスがおすすめです。

また、在来工法はデザインの自由度が高いものの、防水処理や下地補修に手間がかかるため、施工会社の技術力も費用に反映されやすい点に注意が必要です。

ユニットバスのグレード

ユニットバスにはローグレード、ミドルグレード、ハイグレードの3つのグレードがあり、それぞれで価格や機能に違いがあります。

ローグレードはシンプルな構成で費用を抑えやすく、ハイグレードでは断熱性やデザイン性が高くなります。加えて、ハイグレードには浴室乾燥暖房機や自動洗浄機能、ミストサウナなどの快適機能が標準装備されていることが多く、快適性や利便性の面で差が生まれます。

運搬費用

マンションでは、階数やエレベーターの有無、共用部の使用制限などにより、資材や設備の運搬費用が増加することがあります。特に高層階やエレベーターのサイズが小さい場合は注意が必要です。

また、エントランスや通路の幅によっては搬入経路が制限され、追加の養生作業や搬入作業員の増員が必要となる場合もあり、こうした点もコストに影響を与えます。

利用できる補助金制度

以下のような国の補助金制度を活用することで、リフォーム費用の一部を補助してもらうことができます。

補助金制度名 内容
子育てグリーン住宅支援事業 高断熱浴槽や節水型シャワーなど省エネ設備の導入が条件
給湯省エネ2025事業 高効率給湯器(エコキュートなど)の設置が対象
介護保険による住宅改修費助成 要介護・要支援認定を受けた方が対象で、手すりの設置などを支援

【関連記事】【2025年最新】お風呂リフォームに使える補助金<一目瞭然な図解付>

【浴室の悩み別】ユニットバス選びのポイント

ここでは、よくある悩みに応じたユニットバス選びの具体的なポイントをご紹介します。機能性や利便性を重視することで、毎日のバスタイムがより快適になるはずです。

掃除が大変な場合

掃除の手間を減らしたい方には、カビが生えにくい素材を採用したユニットバスがおすすめです。さらに壁や床に継ぎ目が少ないものを選ぶと、汚れがたまりにくく、掃除もラクに行えます。

加えて、防カビ加工が施された換気扇や、ゴミの溜まりにくい排水口構造の製品を選ぶことで、日常のメンテナンスが格段に楽になります。さらに、抗菌仕様の床材や、水はけの良い床面加工などもチェックポイントとなります。

浴室が寒い場合

冬の寒さ対策としては、断熱性能に優れた設備の導入が効果的です。断熱浴槽を採用すれば、お湯が冷めにくく、追い焚きの回数も減らすことができます。浴室全体の保温性を高めるためには、断熱材入りの壁パネルや床材も有効です。

また、浴室暖房乾燥機を設置することで、入浴前に浴室を暖めることができ、寒暖差によるヒートショックのリスクを軽減できます。乾燥機能があれば、湿気対策としても役立ちます。

【関連記事】浴室暖房乾燥機は後付けできる?|おすすめメーカーや注意点

光熱費を下げたい場合

光熱費の節約を目指す場合は、省エネ性能に優れた機器の導入がポイントです。節水型のシャワーヘッドをはじめ、断熱性の高い保温浴槽や、タイマーやセンサーにより無駄な消費を抑えられるエコ機能付きの浴室暖房乾燥機を選ぶと良いでしょう。

これらを組み合わせることで、年間の水道・光熱費の削減につながります。また、照明をLEDに切り替えることで、さらなる節電効果も期待できます。

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マンションの浴室リフォームの注意点

マンションでの浴室リフォームには、戸建てとは異なる注意点があります。事前に確認しておくことで、トラブルの発生を防ぐことができます。

主な注意点として、以下が挙げられます。

  • 管理規約の制約を受ける
  • 搬入経路を確認する
  • 近隣住民に配慮する

管理規約の制約をうける

マンションは共用部と専有部が明確に分かれており、リフォームは専有部のみでしか行えません。そのため、浴室の場所や設備の設置には制限があります。

たとえば、壁に穴を開ける必要がある追い焚き機能の追加が認められないケースや、排水の勾配の問題で希望の位置に浴室を配置できないことがあります。事前にリフォーム会社にも管理規約やご自宅を確認してもらいましょう。

給排水管やガス管などの既存設備の位置が変更できないケースもあり、設備機器の選定にも影響する可能性があります。

搬入経路を確認する

ユニットバスなどの大型設備を搬入する際、エレベーターの有無やサイズ、通路や階段の幅が影響します。特に古いマンションでは、搬入が難しい場合もあるため、事前の確認が欠かせません。

場合によっては、部材を分割して搬入するなどの対応が必要になることもあります。また、搬入時の共用部の養生方法についても、管理組合と事前に調整しておくと安心です。

近隣住民に配慮する

工事中は騒音や振動が発生しやすいため、周囲の住民への配慮が必要です。

工事開始前には、両隣や上下階、管理人への挨拶回りを行い、工事のスケジュールや工事内容を事前に共有しておきましょう。また、管理規約で定められた工事時間を守ることも重要です。

マンションの浴室リフォーム会社の選び方

信頼できる会社選びは、満足度の高い浴室リフォームを実現するための第一歩です。トラブルを回避し、理想の住空間を実現するためには、以下のポイントをしっかり押さえて会社を選ぶことが重要です。

  • マンション専門の実績を確認する
  • 将来を見越した提案力を重視する
  • アフターサービスの内容を確認する

以下で詳しく説明するのでぜひ参考にしてください。

マンション専門の実績を確認する

マンションは構造や規約、施工範囲の制限など、戸建てにはない独自の条件があります。こうした事情に精通し、申請手続きや共用部への配慮に慣れている会社であれば、トラブルを防ぎながらスムーズに工事を進められます。

施工事例や口コミなどで、過去にマンションリフォームの実績があるかどうかを確認しましょう。さらに、管理組合との調整経験が豊富な会社は、事前の書類準備や申請対応にも強く、安心して任せられます。

将来を見越した提案力を重視する

デザイン性だけでなく、安全性や使い勝手、メンテナンスのしやすさなど、長期的な視点での提案ができる会社は信頼できます。たとえば、家族構成の変化や高齢化への対応なども視野に入れたアドバイスがあると、今後の生活にも安心です。

さらに、将来的な設備交換のしやすさや、バリアフリー化を見据えた提案をしてくれるかどうかも、判断のポイントになります。

アフターサービスの内容を確認する

万が一のトラブルに備え、保証内容や対応体制も事前にチェックしておきましょう。保証期間が明示されているか、水漏れなどの緊急時に迅速に対応してもらえるかどうかは、会社を比較する際の重要な判断材料となります。

アフターサービスの窓口や対応フローが明確に整っている会社なら、施工後も安心して付き合いを続けられます。

優良リフォーム会社の見つけ方

浴室リフォームを成功させるには、信頼できるリフォーム会社選びが重要です。多くの選択肢の中から、確かな業者を見つけるためにおすすめなのが、リフォーム会社紹介サービスの活用です。

なかでも、TOPPAN(東証プライム上場)が運営する「リフォトル」は、国が定めた安心基準を満たしたリフォーム会社のみを掲載しており、信頼性の高いマッチングが可能です。厳選された会社の中から自分に合った業者を比較検討できるため、安心して依頼先を決められます。

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【3ステップ】マンションの浴室リフォームの進め方

浴室リフォームは段階的に進めることで、スムーズかつ満足度の高い結果につながります。以下の3ステップで進めましょう。

リフォーム会社紹介・比較サイトに登録

まずは信頼できるマンション対応業者を見つけるために、リフォーム会社紹介サイトを利用するのがおすすめです。たとえば「リフォトル」では、要望に合った複数の業者を紹介してもらうことができ、費用や提案を比較検討できます。

相談・現地調査・見積もり依頼

紹介された業者の中から気になる会社を選び、現地調査と相談を依頼します。見積もりを依頼するまでに、価格や工期、仕様だけでなく、担当者の対応や信頼性もチェックしましょう。複数社を比較することで、自分に合った業者が見えてきます。

契約

納得できる提案が得られたら契約を結びます。契約書には見積もり内容、工事スケジュール、保証内容などが明記されているか確認し、不明点は事前に解消しておきましょう。

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まとめ

マンションの浴室リフォームは、費用や工期、工法によって選択肢が多岐にわたります。事前に管理規約や搬入経路などの制約を把握し、信頼できる業者を選ぶことが成功のカギです。

補助金制度やユニットバスの性能も活用しながら、暮らしに合った浴室空間を実現しましょう。

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マンションの浴室リフォームでよくあるQ&A

マンションの風呂場リフォーム費用はいくら?

80~250万円で、お風呂の種類やグレードによって費用は異なります。ユニットバスからユニットバスへの交換する場合は、 約80〜150万円程度です。

>>マンションの浴室リフォーム費用相場と工期

リフォーム中のお風呂はどうしたらいいの?

温泉やジムを利用するのが一般的です。

>>住みながらリフォームできる?困ったことや施工中の暮らし方も紹介

マンションならではのリフォームの注意点は?

管理規約に制約をうけるため、追い炊き機能が追加できない場合もあります。また、搬入経路の確認や近隣住民への配慮が必要です。

>>マンションの浴室リフォームの注意点

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