障子張り替え完全ガイド|やり方・料金相場・失敗しないコツをプロが解説

更新日:2026年03月02日

更新日:2026年03月02日

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障子が少し破れているだけなのに、部屋全体がどこか古びた印象に見えてしまうことはありませんか?

光の入り方も以前より弱く感じて、「そろそろ張り替えたほうがいいのかもしれない」と思いながら、そのままにしている方も多いのではないでしょうか。

「手順が合っているのか不安」「道具は何をそろえればいいのだろう」と迷っているうちに、つい後回しになってしまうのもよくあることです。失敗して見た目が悪くなるのを恐れて、なかなか手をつけられないという声もよく耳にします。

障子張り替えは、基本の流れを押さえればDIYも可能です。ただし、枚数が多い場合や仕上がりの美しさにこだわりたい場合には、プロの力を借りるのが近道になることもあります。

この記事では、障子張り替えの手順や失敗しやすいポイント、紙の選び方、費用の目安、依頼先の選び方までを具体的に解説します。

「障子をきれいにして、和室の見た目を整えたい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

  1. 初心者でも簡単!障子張り替えの基本手順【6ステップ】
    1. STEP1:必要な道具を用意する(100均活用術も)
    2. STEP2:古い障子紙をはがす
    3. STEP3:新しい紙の位置を決める
    4. STEP4:桟にのり(または両面テープ)を付ける
    5. STEP5:紙を貼る
    6. STEP6:紙の端を切って仕上げる
  2. 障子張り替えのよくある失敗例と対策
    1. シワやたるみが出た
    2. サイズが足りない
    3. 紙の切り口が毛羽立つ
  3. 障子紙はどれがいい?種類と選び方のポイント4選
    1. 素材で選ぶ
    2. 接着方法で選ぶ
    3. 室内の明るさで選ぶ
    4. 機能性・デザインで選ぶ
  4. 【料金比較】自分でやる場合と業者に依頼する場合の違い
    1. DIYで張り替える場合の材料費
    2. 業者に依頼した場合の費用相場
  5. 障子張り替えはどこに依頼する?おすすめの相談先と選び方
    1. 【手軽さ重視】ホームセンター
    2. 【技術力重視】地元の表具店・工務店
    3. 【安さ重視】シルバー人材センター
    4. 【利便性重視】無料の紹介サイト・マッチングサイト
  6. 障子張り替えのベストタイミングは?
    1. 劣化状態で判断するタイミング
    2. 暮らしのイベントや節目に合わせるタイミング
    3. 季節と湿度で判断するタイミング
  7. 障子張り替えに関するよくある質問
    1. 障子張り替えの両面テープのはがし方は?
    2. 障子張り替えのダメな月はある?
    3. 障子は何年で張り替える?
  8. まとめ|障子張り替えで、パッと明るく心地よい和室へ

初心者でも簡単!障子張り替えの基本手順【6ステップ】

障子張り替えは一見簡単な作業に見えますが、きれいに仕上げるためには意外にコツがいります。ここでは、障子張り替えに必要な6つの工程について、初めての方にもわかりやすく解説します。

STEP1:必要な道具を用意する(100均活用術も)

まずは道具をそろえることから始めましょう。

最低限そろえておきたい道具と、あると便利なものに分けて紹介します。

【不可欠な道具(必ず準備したいもの)】

道具 用途 入手先の例
障子紙 張り替え用の新しい紙 ホームセンター/ネット通販
専用のり 桟に紙を接着 ホームセンター/100円ショップ
両面テープ
(代替)
のりの代わりに接着 100円ショップ/ホームセンター/障子紙に付属
カッター 余分な紙のカット 100円ショップ/文具店
定規
(30cm以上)
まっすぐ切る 100円ショップ/文具店
はさみ 紙の仮カット 100円ショップ
霧吹き 古紙をはがす際に使用 100円ショップ

【あると便利な道具(仕上がりを安定させるもの)】

道具 用途 入手先の例 あるとどう違う?
刷毛(はけ) のりを均一に塗る ホームセンター 塗りムラを防ぎやすい
ヘラ 空気を押し出す 100円ショップ シワ防止に有効
紙やすり 桟の表面を整える 100円ショップ 古いのり除去に便利
養生シート 床の保護 ホームセンター のり汚れ防止
(新聞紙でも代用可能)

基本的な道具の多くは100円ショップでもそろいます。自宅にある道具を使うのも、もちろん問題ありません。軽い補修や初めての張り替えであれば、手頃な道具で十分に対応できます

道具をあらかじめ手元にまとめておくと、作業の途中で「あれがない!」と慌てることなく、リズムよく進められます。張り替えを始める前に、必要なものがそろっているかを一度確認しておきましょう。

STEP2:古い障子紙をはがす

古い紙をはがす際は、桟(さん)を傷めないように優しく扱うのがポイントです。

のりで貼られているタイプなら、水を含ませたスポンジや専用のはがし剤で、桟に沿って濡らしていきます。5分ほど置いてのりが浮いてきたら、端からゆっくりと持ち上げるようにはがしましょう。

古いのりが桟に残ったままだと新しい紙が浮く原因となります。濡れ雑巾でしっかりとふき取り、必要に応じて目の細かい紙やすりで除去しましょう。

また、古い障子は汚れが蓄積しているため、濡れたまま新しい紙を張ると灰汁(あく)が出てシミになるケースがあります。表面のホコリや汚れを落とし、乾燥させてから次の工程へ進みましょう。

STEP3:新しい紙の位置を決める

障子紙を広げて乾いた桟の上に載せ、障子枠より少し大きめにカットします。上下左右に余裕を持たせておくと、張り付け後の微調整がしやすくなります。

紙の繊維方向にも注目してください。縦方向に繊維が走っているタイプは、縦に貼ると強度が安定します。説明書きを確認し、向きを間違えないようにしましょう。

仮置きした状態で全体のバランスを確認し、片側に偏っていないかを見ます。貼り始めの紙の端を4ヶ所ほどマスキングテープなどで固定しておくと、紙が斜めにずれてしまうトラブルを防げます。

STEP4:桟にのり(または両面テープ)を付ける

次に、桟に接着剤をつけていきます。

のりを使う場合は、桟の交差する部分に少し多めに置くように意識しながら、全体に薄く伸ばしてください。最近人気の両面テープタイプなら、縦の桟から先に貼り、その後に横の桟を貼ると重なりがすっきりと収まります。

のりの濃度が濃すぎると乾いた後にシワになりやすく、薄すぎるとはがれの原因になります。パッケージに記載された目安を参考に調整しましょう。

STEP5:紙を貼る

障子紙を貼る際は、仮止めした上端から下へゆっくりと転がすように置いていくのが基本です。一気に押さえず、中心から外側へ向かって手のひらでなでるように空気を抜きます。

たるみが気になる場合でも、強く引っ張る必要はありません。乾燥する過程で自然に張りが出るタイプも多くあります。

途中でずれに気づいたら、のりが乾く前にそっと持ち上げて位置を調整しましょう。焦らず落ち着いて進めることが、きれいに仕上げるポイントです。

STEP6:紙の端を切って仕上げる

障子紙の濡れた箇所が白くなり、のりが半乾きになったら、不要な部分をカットしていきましょう。乾ききる前のほうが、紙が柔らかく扱いやすくなります。

桟に沿って定規を当て、カッターを寝かせ気味に滑らせると切り口がガタガタになりません。何度も往復させると繊維が乱れるため、一度で切り切る意識で進めましょう。

カッターの刃が古いと紙が毛羽立つため、切り始めは必ず新しい刃を使い、頻繁に変えるのがきれいにカットするコツです。

なお、障子の中には「紙じゃくり」と呼ばれる溝が設けられているタイプもあります。その場合は、溝の内側に沿ってカットしましょう。紙じゃくりがあることで紙の端が隠れ、よりすっきりとした見た目になります。

最後に全体を軽く押さえて浮きがないかを確認し、必要に応じて霧吹きを全体に軽くかけましょう。乾燥するにつれて紙が均一に張り、見た目が整っていきます。

障子張り替えのよくある失敗例と対策

障子張り替えで起こりやすい失敗を事前に知っておけば、作業中の注意点が見えてきます。もしトラブルが発生しても、正しい対処法を知っていれば焦る必要はありません。

ここでは、よくある失敗と対策を具体的に紹介します。

シワやたるみが出た

「張り終わったときはきれいだったのに、乾いたらシワが目立ってきた」というのは、DIYで最も多い失敗です。これは、のりの水分が均一でなかったり、張る際に紙を引く力が偏っていたりすることが原因です。

もし乾燥後にたるみが気になったら、再度霧吹きで全体を軽く湿らせてみましょう。水が蒸発する際に紙が収縮し、自然とピンとした状態に戻ります。

ただし、一度に大量の水をかけすぎるとせっかく乾いたのりがはがれてしまうため、霧が薄く均一にかかる程度に留めるのがコツです。

無理に引っ張ったりはがしたりせず、完全に乾くまで触らずに見守りましょう。

サイズが足りない

障子の枠に対して紙の幅が足りなかったり、カットしすぎて隙間が開いてしまったりする失敗もよく聞かれます。

最近の住宅では規格外の大きな障子が使われており、既製品の障子紙が合わないケースもあります。

もし足りなくなってしまったら、無理に引き伸ばさず、同じ種類の紙を桟の上で継ぎ足して張りましょう。桟の重なる部分で繋ぎ目をつくれば、表からはほとんど目立ちません。

ただし、やはり一枚で張るのが最も美しく仕上がります。購入前に障子枠の外寸(縦・横)をミリ単位で測っておくのが一番の予防策です。

予備を含めて少し長めのロールを選んでおけば、万が一の時にも心に余裕を持って作業できます。

紙の切り口が毛羽立つ

カッターで切った端がボロボロになってしまうのは、刃の切れ味が悪いか、のりで紙がふやけすぎているのがおもな原因です。

障子紙は湿ると非常に切りにくくなるため、カッターの刃は作業前に新しいものに替えておきましょう。

さらに一箇所切るごとに刃をポキポキと折って、常に鋭い状態にしておくのが基本です。

また、定規を強く押し当てすぎると、摩擦で紙が引きちぎれる原因になります。軽い力で一方向に引くように切るのが、断面が滑らかに仕上げるコツです。

切り口がきれいだと、それだけで全体の完成度がぐっと高まり、まるでプロに頼んだような見た目になります。

障子紙はどれがいい?種類と選び方のポイント4選

障子紙にはさまざまな種類があります。ホームセンターやネットショップなどで「どれが良いのかわからない…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

見た目は似ていても、素材や接着方法、機能性によって使い勝手や耐久性が変わります。

「せっかく張り替えたのに、すぐ破れてしまった」「思ったより部屋が暗くなった」といった後悔を防ぐため、ここからは用途に合った選び方を解説します。

素材で選ぶ

障子紙の素材は、おもに以下の3種類です。

素材 特徴 向いている家庭
和紙 風合いが自然でやわらかい光 伝統的な和室を保ちたい
強化紙 樹脂加工で破れにくい 日常使いの和室
プラスチック 水拭き可能・耐久性が高い 子ども・ペットがいる

和紙は光をやわらかく通し、和室らしい落ち着いた雰囲気をつくります。ただし、破れやすいため繊細な扱いが必要です。

強化紙は見た目は和紙に近く、強度が高めです。迷った場合はこのタイプを選ぶと安心です。

プラスチックタイプは、うっかり触れても破れにくく、水拭きできる商品もあります。リビング横の和室など、使用頻度が高い空間に向いています。

接着方法で選ぶ

接着方法によって、作業の難易度が変わります。

接着方法 特徴 作業難易度
のり貼り 密着力が安定 やや慣れが必要
両面テープ 手軽で扱いやすい 初心者向き
アイロン 熱で固定 説明書確認が必須

のり貼りは仕上がりが安定しやすく、プロも多く採用する方法です。ただし、塗りムラがあると仕上がりに影響します。

両面テープは工程が少なく、初めてでも取り組みやすい反面、貼り直しが難しい場合があります。

アイロンタイプはのりを使わないため扱いやすいですが、紙が焦げないよう温度管理が必要です。

「きれいに仕上げたいのか」「まずは挑戦してみたいのか」を考えつつ、自分が扱いやすいタイプを選びましょう。

室内の明るさで選ぶ

紙の厚みによって、部屋に届く光の量が変わります。

日当たりが控えめな北側の部屋を明るく見せたいなら、光を通しやすい薄手の紙が適しています。逆に、道路に面した部屋や寝室であれば、透けにくく落ち着いた雰囲気をつくれる厚手のタイプが安心です。

実際の使用シーンを想像しながら、カタログやサンプルをチェックしてみましょう。

機能性・デザインで選ぶ

近年は、機能性やデザイン性に特化した障子紙も増えています。以前は「和紙かどうか」がおもな違いでしたが、現在は使い勝手に合わせて選べるようになりました。

種類 特徴 おすすめの使用シーン
耐水タイプ 水拭きできる・湿気に強い ・ペットや子どもがいる家庭
・結露が出やすい部屋
断熱タイプ 夏の熱気や冬の冷気を遮る ・冷暖房の効率を上げたい
・窓際が寒い
防炎タイプ 燃え広がりにくい加工 ・ストーブや仏壇がある部屋
UVカットタイプ 日焼けを抑える ・南向きの部屋
・畳や家具を守りたい空間
柄入りタイプ 空間の印象を変えられる ・来客用和室
・雰囲気を変えたい部屋

「冬の窓際がどうしても寒い」「暖房の効きが悪い」といった悩みがあるなら、断熱タイプが頼りになります。外からの冷気を遮りながら室内の熱を逃がしにくくしてくれるため、光熱費の節約にも一役買ってくれます。

また、小さなお子さまやペットがいるご家庭では、耐水タイプが重宝します。うっかりついた手垢や泥はねをサッと拭き取れるだけでなく、湿気にも強いため、結露が発生しやすい窓際でも紙がふやけてたるみにくいのがメリットです。

「張り替えを機に模様替えを楽しみたい」という方には、柄入りタイプが人気です。上品な和柄で落ち着いた印象にしたり、モダンな柄で北欧風のおしゃれな空間を演出したりと、好みに合わせて和室の雰囲気をガラリと変えられます。

今の生活で気になっていることや、理想のお部屋のイメージに合わせて、最適な一枚を選んでみてください。

【料金比較】自分でやる場合と業者に依頼する場合の違い

自分でやるか業者に頼むか、気になるのはやはり費用の違いではないでしょうか。手間とコストのバランスを考えるために、それぞれの目安を比較してみましょう。

項目 DIY(自分で張り替え) 業者に依頼
費用目安(1枚) 約1〜3千円 約3〜8千円
所要時間 半日〜1日 数時間~半日
仕上がり 慣れが必要 プロによる均一な美しさ
メリット コストを最小限に抑えられる 手間いらずで建具の調整も可能

材料費だけを見るとDIYが安く感じます。しかし、枚数が多い場合や仕上がりを重視する場合は、業者依頼のほうが結果的に効率的になるケースも多いです。

ここからは、それぞれの詳細を解説します。

DIYで張り替える場合の材料費

自分で張り替える場合、必要なのは材料費のみです。

スタンダードな障子紙1本(2枚分)で1〜2千円程度、のりやカッターなどの道具を揃えても合計で3千円以内に収まることがほとんどです。100円ショップのアイテムを賢く利用すれば、さらに出費を抑えられるでしょう。

一度道具をそろえてしまえば次回からは紙代だけで済むため、頻繁に張り替えたい方には経済的なメリットが大きい選択です。

ただし、自分の作業時間を「人件費」として考えると、「慣れない作業に半日費やすよりもプロに頼んだ方が効率的」だと感じる方もいます。コストと時間のどちらを優先するか、じっくり考えてみてください。

業者に依頼した場合の費用相場

業者に依頼する場合、1枚あたり3千円から8千円程度が目安です。実際の価格は、障子紙の種類やサイズ、地域によっても変わります。

通常の和紙であれば比較的安価に収まりますが、強化紙やプラスチックタイプを選ぶと価格は上がります。

さらに、雪見障子(下部にガラスがはめ込まれた障子)や猫間障子(一部が開閉する障子)など特殊な形状の場合は、追加料金がかかるケースが多いため事前の確認が不可欠です。

出張費や最低施工枚数が設定されている場合もあります。枚数が少ないと割高になるケースもあるため、事前に見積もりを取って確認しましょう。

費用はDIYより高くなりますが、作業は短時間で終わります。仕上がりも均一で、建付けの調整を一緒にしてくれる場合も多いです。時間と品質を優先する場合は、業者への依頼を検討してみましょう。

障子張り替えが得意な会社をご紹介!

障子張り替えはどこに依頼する?おすすめの相談先と選び方

「自分でする時間がない」「プロの仕上がりにこだわりたい」という場合、どこに相談すればよいか迷う方も多いかもしれません。

依頼先によって得意分野や価格帯が異なるため、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。ここではおもな相談先と、それぞれの特徴を解説します。

【手軽さ重視】ホームセンター

ホームセンターは、買い物のついでに相談できる手軽さが特徴です。

店頭に張り替えサービスの案内があり、受付手続きも分かりやすくなっています。価格も明示されている場合が多く、初めての場合でも安心して依頼できます。

ただし、基本的には外部の協力会社に委託するケースが多いため、仕上がりが安定しなかったり完成までに長期間かかったりする点には注意が必要です。また、引き取り方式の場合は、障子を自分で持ち込まなければなりません。

枚数が多い場合や急ぎの場合は、事前に納期を確認しましょう。「とにかく近場で簡単に頼みたい」という方にはおすすめの依頼先です。

【技術力重視】地元の表具店・工務店

「長く住み続ける家だから、確かな品質で仕上げたい」という方には、地元の表具店や工務店が最適です。

職人の手によって丁寧に仕上げられる障子は、紙の張り具合や端の処理が美しく、桟が痛んだりシワが寄ったりする心配もありません。建具自体の動きをスムーズにする調整などもあわせて相談できる場合があります。

地域に根ざしたお店であればアフターフォローも期待できるため、住まいの「かかりつけ医」のような存在として頼りになるでしょう。

カタログには載っていないような希少な和紙を扱っていることもあるため、こだわりの和室をつくりたい方にはこれ以上ない相談先となります。

【安さ重視】シルバー人材センター

費用を抑えたい場合は、シルバー人材センターへの依頼もひとつの方法です。地域によっては、障子張り替えを比較的安価で請け負っています。

ただし、あくまで地域貢献や就業支援の一環であるため、混雑状況によっては予約が取りにくかったり特殊なプラスチック紙などの対応が難しかったりする場合も多いです。

急ぎでない場合や、一般的な和紙での張り替えを希望する場合には、検討してみる価値は十分にあります。まずは電話で、お住まいの地域のセンターが対応しているか確認してみましょう。

【利便性重視】無料の紹介サイト・マッチングサイト

納得のいく業者を効率よく見つけたいなら、紹介サイトやマッチングサイトの活用が便利です。

住んでいる地域や予算に合わせて、信頼できるプロを比較検討できます。「どこに頼めばいいか見当もつかない」という状況でも、一括で相談できるため、手間をかけずに自分にぴったりの依頼先が見つかります。

サイトを通じて複数の見積もりを比較すれば、適正価格で依頼できる安心感を得られるのも大きなメリットです。また、利用者の口コミを参考にできる場合も多く、技術力や対応の丁寧さを事前にチェックできます。

「日中に問い合わせる時間がない」「本当に信頼できる地域の業者に頼みたい」と考える方にはぴったりの選択肢です。

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障子張り替えのベストタイミングは?

障子はどのタイミングで張り替えるのが正解なのでしょうか。

障子の張り替えには、作業がうまくいく物理的な条件と、暮らしを整える心理的な条件の2つの側面があります。

ここでは、障子を張り替えるおすすめのタイミングを紹介します。

劣化状態で判断するタイミング

最も分かりやすい判断基準は、見た目の寿命です。

障子紙の寿命は一般的に3年から5年と言われていますが、直射日光が当たる部屋や湿気の多い環境では、それよりも早く劣化が進みます。

見た目や質感に次のような変化が現れたら、張り替えを検討する合図です。

  • 日焼けによる黄ばみや、結露によるシミが目立つ
  • うっかり開けてしまった小さな穴や破れがある
  • 表面を撫でると白い粉が指につく
  • のりが劣化して紙の端が桟から浮いている

変色した紙は外の光を遮ってしまうため、放置すると部屋全体が暗い印象になります。また、繊維が脆くなった紙をそのままにすると、はがす際に桟を傷める原因にもつながります。

早めに新調して、和室本来の明るさを取り戻しましょう。

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暮らしのイベントや節目に合わせるタイミング

物理的な劣化ではなく、大切な行事に合わせて障子を張り替えるのもおすすめのタイミングです。

日本では古くから、一年の汚れを落とす大掃除の仕上げとして、年末に障子を張り替える習慣があります。真っ白な障子でお正月を迎えれば、清々しい気持ちで一年をスタートできるでしょう。

そのほか、お盆や法事、家庭内のお祝い事などで親戚や友人を招く際も、張り替えを検討するのにちょうど良い機会です。

障子は部屋の面積に占める割合が大きいため、新しい紙が光を反射して、部屋全体がパッと明るくなったように感じられます。お客様を「明るい部屋」でもてなすという気遣いは、和室のある暮らしならではの楽しみと言えるのではないでしょうか。

「和室全体をきれいにしたい!」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>古い和室をおしゃれに!インテリア術やリフォーム・リノベーションのコツ

季節と湿度で判断するタイミング

DIYで作業を行うなら、当日の天気や湿度にも注目してみましょう。意外かもしれませんが、張り替えに最も適しているのは、カラッと晴れた日よりも、少し潤いを感じる「曇りの日」や「雨上がりの翌日」です。

障子紙には、湿気を吸うと伸び、乾燥すると縮む性質があります。

湿度の高い日に作業をすると、紙が程よく伸びた状態で桟に固定されます。その後、天気が回復して乾燥していく過程で紙全体がギュッと収縮するため、プロが仕上げたようなピンとした美しさが生まれるのです。

のりの乾きもゆっくりで、初心者の方も余裕をもって作業しやすくなります。

逆に梅雨時のような多湿すぎる環境では、のりがいつまでも乾かず紙がふやけてしまうため注意が必要です。

仕上がりの美しさにこだわるなら、あえて「天気の悪い日」を狙って計画を立ててみましょう。

障子張り替えに関するよくある質問

障子張り替えの両面テープのはがし方は?

両面テープをはがすときは、ドライヤーの熱を当てて粘着剤を柔らかくするのがコツです。温めながらゆっくりと端からはがしていくと、桟にベタつきを残さずきれいに取り除けます。

もし粘着が残ってしまったら、市販のシールはがし剤を少量布に含ませて拭き取りましょう。無理に削ると桟を傷めてしまうので注意が必要です。

障子張り替えのダメな月はある?

特定の月が完全に適さないわけではありません。

ただし、梅雨時期は湿度が高く乾燥に時間がかかります。真冬は空気が乾燥しており、紙が縮みやすくなります。

空調で湿度を調整できる場合は問題ありませんが、自然乾燥に頼る場合は春や秋が安定しやすい時期です。

障子は何年で張り替える?

一般的には「3〜5年」が推奨されます。しかし、日当たりの良い南向きの部屋や、ペットがいるご家庭ではそれより早く劣化することもあります。

逆に、ほとんど使用しない客間であれば10年近く持たせることも可能です。紙の白さが失われ、触ったときに指に白い粉がつくようになったら、寿命と考えましょう。

>>障子張り替えのベストタイミングは?

まとめ|障子張り替えで、パッと明るく心地よい和室へ

障子の張り替えは、部屋の印象だけでなく暮らしの快適さにもつながる作業です。

古くなった紙を新しくしただけで、それまで少し暗く感じていた和室が、見違えるように清々しい場所へと変わります。

自分で時間をかけて丁寧に作業を進める時間は、住まいへの愛着を深めるきっかけになるでしょう。一方で、忙しい方や仕上がりの美しさにこだわりたい方は、地元の職人や専門のサービスを頼るほうが満足度の高い結果につながります。

まずは、今の障子がどれくらい日焼けしているか、光を遮っていないか、少し離れたところから眺めてみてください。小さな破れや色のくすみに気づいたら、それが張り替えを検討するタイミングです。

今回紹介した内容を参考に、後悔のない障子張り替えを進めてください。

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執筆者

中村しょう子

二級建築士・ライター。建設会社で現場監督・設計・CAD製図・積算・営業など幅広く経験。現場を知る強みを活かし、ハウスメーカーや工務店のSEO記事、建設・不動産会社の取材記事から一般向けメディア記事まで、多様な建築系コンテンツを手掛ける。

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