トイレタンクの水漏れは自分で直せる?原因別の直し方とよくある失敗例を解説

更新日:2026年03月26日

更新日:2026年03月26日

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「便器の中に水がチョロチョロ流れ続けている…」

止まない水の音を聞くたびに、水道代の請求が気になってヒヤヒヤしていませんか?

水漏れを放置すると、月々の水道代が数千円単位で増える恐れがあります。また、タンク外への水漏れに気づかないと床や壁に染み込み、木材が腐食してしまいます。

トイレタンクの水漏れは、原因を特定できれば数千円の部品代で直せるケースも多いです。ただし、原因がわからないまま行う安易なDIY修理はやめましょう。無理に部品を外そうとして陶器のタンクを割ってしまうと、便器ごとの交換になり出費が膨らみます。

この記事では、水漏れの原因特定から修理手順、DIYできるかの判断基準まで解説します。

原因を突き止めて正しく補修し、水道代の不安から解放された快適なトイレを取り戻しましょう。

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目次

  1. トイレタンクの仕組みと水が流れる原理
    1. 主要部品5つの名前と役割
    2. 水が溜まって流れるまでの仕組み
  2. ご自宅の水漏れはどれ?タンクの仕組みから原因を探る
    1. 便器内にチョロチョロ漏れる→フロートバルブの劣化
    2. タンク内でポタポタ音がする→ボールタップ・浮き球の故障
    3. 給水管との接続部から漏れる→給水管パッキンの劣化
    4. タンクと便器の間からにじむ→密結パッキンの劣化
    5. トイレタンク本体から漏れる→タンクのひび割れ
  3. DIYか修理会社に依頼かの判断基準|修理内容・費用相場・条件
    1. DIYで対応できるケース
    2. 修理会社に依頼すべきケース
  4. 【準備】トイレタンクの水漏れ修理前にやること
    1. ステップ1|止水栓を閉める
    2. ステップ2|タンク内の水を空にする
    3. ステップ3|ウォシュレットの電源を抜く
  5. 【原因別対処法】トイレタンク水漏れの修理手順
    1. 便器の中にチョロチョロ漏れる場合【フロートバルブの交換】
    2. タンクへの給水が止まらない場合【ボールタップの交換】
    3. タンクと給水管の接続部から漏れる場合【パッキンの交換】
    4. タンクと便器の間から漏れる場合【密結パッキンの交換】
  6. 初心者が気をつけたい失敗例と注意点
    1. ナットの締めすぎで部品が割れる
    2. パッキン・部品のサイズを間違える
    3. 賃貸で無断修理してトラブルになる
  7. 安心できるトイレタンク修理会社の選び方3つ
    1. 水道局指定工事店かどうか確認する
    2. 見積もりが無料で料金が明確かどうか確認する
    3. 口コミ・施工実績を確認する
  8. トイレタンクの水漏れに関するよくある質問
    1. タンクの水漏れを放置すると水道代はどのくらい上がる?
    2. 賃貸マンションの場合、修理費用は誰が負担する?
    3. タンクに洗浄剤を入れても大丈夫?
  9. まとめ:トイレタンクの水漏れは仕組みを理解して落ち着いて対処しよう

トイレタンクの仕組みと水が流れる原理

トイレタンクは、5つの部品が連動して水を流すシンプルな構造です。

本章では、トイレタンクの仕組みと水が流れる原理について詳しく解説します。

  • 主要部品5つの名前と役割
  • 水が溜まって流れるまでの仕組み

トイレタンクの仕組みを理解しておくと、どこの部品が水漏れの原因か見当をつけやすくなります。

主要部品5つの名前と役割

トイレタンクは、主に5つの部品が連動して動く仕組みです。タンクのふたを開けると複雑に見えますが、それぞれの役割はハッキリとしています。

それぞれの役割を理解すれば、水漏れの原因特定がスムーズになります。

部品名 役割・特徴
給水弁
(ボールタップ)
・タンク内に水を給水・止水する装置
・水道の蛇口のような役割
浮き球 ・水位の上下に合わせて動くプラスチック製の球
・給水弁を開閉させるセンサーの役割
排水弁
(フロートバルブ)
・レバーと鎖で繋がっている黒いゴム栓
・お風呂の栓のように、開閉して便器へ水を流す
洗浄レバー ・水を流すためのハンドル
・排水弁を開くスイッチの役割
オーバーフロー管 ・一定の水位を超えた水を便器へ逃がす筒
・タンクから水が溢れるのを防ぐ安全装置

水が溜まって流れるまでの仕組み

トイレの水は「排水→給水→止水」という3段階の自動的な流れで入れ替わります。

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 洗浄レバーを回すと、チェーンで繋がった排水弁(フロートバルブ)が開き、便器へ水が流れる
  2. 水が減って浮き球が下がると、連動して給水弁(ボールタップ)が開き、新しい水が出始める
  3. 水が溜まって浮き球が元の位置まで上がると、給水弁が閉じて水が止まる

各部品が連動することで、タンク内の水量は常に一定に保たれます。

ご自宅の水漏れはどれ?タンクの仕組みから原因を探る

水漏れの発生箇所を観察すれば、どの部品が故障しているか判断できます。

症状からわかる水漏れの原因は、次のとおりです。

症状 水漏れの原因
便器内にチョロチョロ漏れる フロートバルブの劣化
タンク内でポタポタ音がする ボールタップ・浮き球の故障
給水管との接続部から漏れる 給水管パッキンの劣化
タンクと便器の間からにじむ 密結パッキンの劣化
トイレタンク本体から漏れる タンクのひび割れ

ご自宅の症状と照らし合わせることで、正しい修理方法を選択できます。

便器内にチョロチョロ漏れる→フロートバルブの劣化

便器へ水がチョロチョロ漏れ続けるのは、タンク底のゴム栓(フロートバルブ)が劣化したサインです。

フロートバルブは常に水に浸かっているため、長年使用すると縮んだり変形したりします。変形すると排水口との間に隙間ができ、古くなったお風呂の栓と同じ状態になります。トイレの水漏れトラブルで、よくある原因の一つです。

フロートバルブの劣化かどうかは、以下の方法で確認できます。

  • 鎖が絡まっていないか確認する(絡まりをほどけば直る場合がある)
  • フロートバルブを指でこする(指に黒い汚れが付けば寿命)

フロートバルブを触って手が真っ黒になる場合は、ゴムが溶けている証拠です。新しいフロートバルブに交換しましょう。

タンク内でポタポタ音がする→ボールタップ・浮き球の故障

タンクから「シューッ」「ポタポタ」と音が続くのは、給水弁(ボールタップ)の故障が原因です。

水位を感知する浮き球が割れて沈んだままになったり、給水弁内のバルブが摩耗したりすると、水が止まりません。

溢れそうになった水はオーバーフロー管を通って便器に逃げるため、床が水浸しになることはありません。

故障箇所を特定するために、タンクの蓋を開けて浮き球を手で持ち上げてみてください。

  • 水がピタッと止まる場合:浮き球の破損や引っ掛かりが原因
  • 水が止まらない場合:給水弁(ボールタップ)本体の故障が原因

原因箇所に合わせて、浮き球またはボールタップ本体の交換が必要です。

給水管との接続部から漏れる→給水管パッキンの劣化

タンク外側の給水管の付け根から水が漏れている場合、原因は接続部分にあるゴムパッキンの劣化です。

給水管をタンクに固定するナットの内部には、水漏れを防ぐパッキンが入っています。経年劣化でゴムが硬くなると、密閉できなくなり隙間から水がにじみ出てきます。ただし、冬場や梅雨時は「結露」を水漏れと勘違いしやすい箇所です。

以下の手順で、結露か水漏れかを見分けます。

  1. 給水管の表面の水を乾いたタオルで完全に拭き取る
  2. トイレの水を一度流す
  3. 5分後に確認し、ナットの隙間から水滴が垂れてくれば水漏れと判断する

パッキンの劣化による水漏れであれば、ナットをモンキーレンチで緩めて新しいパッキンに入れ替えるだけで直ります。

タンクと便器の間からにじむ→密結パッキンの劣化

タンクと便器の接合部から水が漏れるのは、密結パッキンの劣化が原因です。

密結パッキンとは、タンクと便器の隙間を埋めるドーナツ状の大きなゴム部品です。劣化すると水を流したタイミングで、接合部からじわじわと水がにじみ出てきます。

密結パッキンを交換するには、重さ10〜20kgある陶器製のタンクを持ち上げて取り外さなければなりません。

DIYでの交換には以下のリスクが伴います。

  • 重いタンクを支えきれず、落として便器ごと割ってしまう
  • タンクを固定するボルトの締め具合が難しく、再設置後に水漏れが悪化する

タンクが重く狭い箇所での作業になるため、DIYでの修理は難易度が高いです。無理をせずにプロへ依頼するのが安心です。

トイレタンク本体から漏れる→タンクのひび割れ

タンク本体から水が滴っている場合は、陶器のひび割れが原因です。

掃除中に物をぶつけた衝撃や長年の使用による経年劣化で、陶器自体にひびが入るケースがあります。水圧が常にかかっているため、防水テープや接着剤で表面を塞いでも水漏れは止まりません。放置するとひび割れが広がり、突然タンクが割れて大量の水が噴き出す危険があります。

ひび割れを見つけた場合、以下のような対応が必要です。

  • 止水栓を時計回りに回して完全に閉める
  • タンク内の水をすべて便器へ流して空にする

DIYでの修理は不可能なため、早急にプロに相談してください。

ただ、焦って依頼すると法外な費用を請求されるトラブルに巻き込まれる恐れがあります。TOPPAN運営の「リフォトル」では、厳しい審査を通過した信頼できる修理・リフォーム会社のみを厳選してご紹介しています。

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DIYか修理会社に依頼かの判断基準|修理内容・費用相場・条件

水漏れの修理は、症状によって「自分で直せるケース」「修理会社に頼むべきケース」に分かれます。

本章では、DIYと修理会社に依頼する際の判断基準について解説します。

  • DIYで対応できるケース
  • 修理会社に依頼すべきケース

自分の状況に合った最適な解決策を選び、無駄な出費やトラブルを防ぎましょう。

DIYで対応できるケース

タンクの蓋を開けて交換できる内部部品の劣化であれば、DIYで修理できます。

ホームセンターで部品を購入すれば、修理会社に依頼するより費用を抑えられます。

修理内容 DIY 修理会社に依頼
フロートバルブ交換 約1,000円 約8,000円〜
ボールタップ交換 約4,000円 約12,000円〜
給水管パッキン交換 約500円 約8,000円〜

DIYに向いている方の特徴は、以下のとおりです。

  • コストを最優先して修理費用を安く抑えたい
  • 工具の扱いに抵抗がなく、家具の組み立てなどが苦にならない
  • 失敗のリスクを理解した上で挑戦できる持ち家の方

修理会社に依頼すべきケース

タンク本体の取り外しが必要な作業や、ひび割れなどの修理はプロに依頼すべきです。

修理内容 修理会社に依頼した際の金額目安
密結パッキン交換 約20,000円~
トイレタンク本体の交換 約50,000円~

修理会社に依頼するのがおすすめな方の特徴は、以下のとおりです。

  • 確実性と安心感を優先し、絶対に失敗したくない
  • 作業時間を短縮してすぐに直してほしい
  • 賃貸物件に住んでおり、自己判断で修理できない

無理に作業をして陶器を割ってしまうと便器ごとの交換になり、10万円以上の出費になる可能性があります。

一刻も早く水漏れを止めたい場合は、自己判断せず専門家に任せるのが賢明です。リフォトルなら、複数の業者に一社ずつ電話して料金や空き状況を確認する手間が省けます。下記フォームから、お住まいの地域で対応可能な優良会社へまとめて相談できます。

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【準備】トイレタンクの水漏れ修理前にやること

トイレタンクの修理を始める前に、必ず準備作業を行いましょう。

修理前にやるべき作業は、次の3つのステップです。

  • ステップ1|止水栓を閉める
  • ステップ2|タンク内の水を空にする
  • ステップ3|ウォシュレットの電源を抜く

準備をきちんとしておくと、床が水浸しになる事故を防ぎ安全に作業を進められます。

ステップ1|止水栓を閉める

作業前には止水栓を閉め、トイレへの給水を完全に止めましょう。止水栓を開けたまま部品を外すと、水が噴き出して床が水浸しになります。

壁や床から出ている給水管の途中に、マイナスドライバーで回せる溝やハンドルがあります。時計回り(右回り)に回らなくなるまでしっかりと閉めてください。

どれくらい回したか覚えておくと、修理後に元の水量へ戻すときに便利です。

ステップ2|タンク内の水を空にする

タンク内の水を空にすることで、部品交換の作業がやりやすくなります。

止水栓を閉めた状態で洗浄レバーを回し、タンク内の水をすべて便器へ流し切ります。

水が抜けたら、底に少し残った水を雑巾やスポンジで吸い取ってください。手や服が濡れるのを防ぎ、落としたネジなどの部品を見つけやすくなります。

ステップ3|ウォシュレットの電源を抜く

ウォシュレット(温水洗浄便座)を使用している場合は、必ず電源プラグを抜きましょう。トイレは水を使う場所のため、作業中に水が飛んで感電やショートを起こす危険があります。

電源プラグが濡れないよう、ビニールで覆っておくとさらに安心です。

【原因別対処法】トイレタンク水漏れの修理手順

準備が整ったら、水漏れの原因に合わせた部品交換を行います。

原因別の具体的な修理手順は、以下のとおりです。

  • 便器の中にチョロチョロ漏れる場合【フロートバルブの交換】
  • タンクへの給水が止まらない場合【ボールタップの交換】
  • タンクと給水管の接続部から漏れる場合【パッキンの交換】
  • タンクと便器の間から漏れる場合【密結パッキンの交換】

手順通りに進めることで、初心者でも迷わず確実に修理を完了できます。ただし、密結パッキンの交換は難易度が高いため、無理をせず修理会社への依頼をおすすめします。

便器の中にチョロチョロ漏れる場合【フロートバルブの交換】

フロートバルブの交換は、特別な工具が不要で約20分で完了する簡単な作業です。

準備するもの 費用目安 作業時間
・新しいフロートバルブ
・ゴム手袋
約1,000円 約20分

交換手順は以下のとおりです。

  1. 古いフロートバルブのチェーンを洗浄レバーから外す
  2. タンク底の根元に固定されているフロートバルブを引き抜く
  3. 新しいフロートバルブを同じ場所に取り付ける
  4. チェーンの長さを調整し、少しピンと張る程度(たるみ2〜3玉分)にしてレバーに掛ける

チェーンが長すぎると他の部品に絡まり、短すぎると常に水が漏れる原因になるので注意しましょう。

タンクへの給水が止まらない場合【ボールタップの交換】

ボールタップの交換は、モンキーレンチがあれば約30分で可能な作業です。

準備するもの 費用目安 作業時間
・新しいボールタップ
・モンキーレンチ
・マイナスドライバー
約4,000円 約30分

交換手順は以下のとおりです。

  1. タンク外側の給水管をつなぐナットをモンキーレンチで緩めて外す
  2. タンク内側の固定ナットを外し、古いボールタップを引き抜く
  3. 新しいボールタップを差し込み、内側と外側のナットを締めて固定する
  4. 止水栓を開け、標準水位(オーバーフロー管の2〜3cm下)で水が止まるか確認する

水位の調整方法は製品によって異なるため、付属の説明書を読んで設定してください。

タンクと給水管の接続部から漏れる場合【パッキンの交換】

給水管のパッキン交換は、ナットを緩めてゴムを入れ替えるだけの作業です。

準備するもの 費用目安 作業時間
・新しいパッキン
・モンキーレンチ
約500円 約15分

交換手順は以下のとおりです。

  1. 水漏れしている箇所のナットをモンキーレンチで外す
  2. 給水管を少しずらし、中に入っている古いパッキンを取り出す
  3. 新しいパッキンを給水管の先端にセットする
  4. ナットをしっかりと締め直す

給水管に使われる平パッキンには、基本的に表裏の向きはありません。ただし、古いパッキンが管の中にへばりついて残っていると、隙間ができて水漏れが悪化します。

古いパッキンを完全に取り除いてから、新しい部品を取り付けてください。

タンクと便器の間から漏れる場合【密結パッキンの交換】

密結パッキンの交換は、タンク破損のリスクが高いためDIYはおすすめできません

タンクを固定しているボルトを外し、重い陶器を持ち上げて下ろす作業が必要です。作業中に壁にぶつけてひびが入ったり、落として便器ごと割ってしまったりするケースがあります。

密結パッキンからの水漏れが疑われる場合は無理をせず、プロの修理会社に依頼するのがおすすめです。

TOPPAN運営の「リフォトル」では、水まわり修理の実績が豊富で厳しい審査基準をクリアした優良会社のみを厳選してご紹介しています。

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初心者が気をつけたい失敗例と注意点

DIYでの修理は自己責任です。間違った手順で行うと状況を悪化させてしまいます。

初心者がやりがちな失敗例と注意点は、次のとおりです。

  • ナットの締めすぎで部品が割れる
  • パッキン・部品のサイズを間違える
  • 賃貸で無断修理してトラブルになる

よくある失敗を事前に知ることで、二度手間や追加費用を防げます。

ナットの締めすぎで部品が割れる

プラスチックや陶器の部品は、力を入れすぎると簡単に割れてしまいます

水漏れを心配するあまり、モンキーレンチで力いっぱいナットを締めるのは危険です。基本は「手で回せるところまで締め、最後に工具で少しだけ増し締めする」です。

締めすぎは部品を破損させ、水漏れをさらに悪化させる原因となります。

パッキン・部品のサイズを間違える

トイレの部品はメーカーや型番によってサイズが違うため、製品に合ったものを使いましょう。

「なんとなく同じ形だから」と購入すると、サイズが合わずに無駄になってしまいます。購入前にスマホでトイレの品番シールを撮影するか、外した古い部品をホームセンターに持参するのが確実です。

また、メーカーの公式サイトで型番や対応部品を確認するのも効果的です。

>> TOTO公式サイト

>> Panasonic公式サイト

>> LIXIL公式サイト

賃貸で無断修理してトラブルになる

賃貸物件の場合、自己判断でのDIY修理はおすすめできません。

トイレなどの備え付け設備は大家さんの所有物であり、無断で修理すると契約違反になる可能性があります。経年劣化による故障であれば、修理費用は大家さんが負担するケースがほとんどです。

自分で触る前に、まずは管理会社や大家さんに状況を連絡して指示を仰ぎましょう。

安心できるトイレタンク修理会社の選び方3つ

自分で直すのが難しい場合は、プロの修理業者に依頼するのが確実です。

ぼったくりの被害にあわないために、安心できる修理会社の選び方について解説します。

  • 水道局指定工事店かどうか確認する
  • 見積もりが無料で料金が明確かどうか確認する
  • 口コミ・施工実績を確認する

悪質な修理会社を見極めて、適正な価格で確実な修理を受けましょう。

水道局指定工事店かどうか確認する

修理会社のホームページを見て、「水道局指定工事店」に認定されているか確認しましょう。

水道局指定工事店は、国が定めた基準を満たし各自治体から認可を受けた修理会社です。一定の技術水準を満たしている公的な証明であり、修理会社選びの最低条件といえます。

ホームページや名刺に「水道局指定工事店」の記載や認定番号があるか確認してください。各自治体のホームページに指定工事店の一覧が掲載されているため、業者名を検索して照合するのが確実です。

見積もりが無料で料金が明確かどうか確認する

作業前に料金の内訳を記載した見積書を提示し、キャンセル料が無料の修理会社を選びましょう。

「トイレ修理数百円〜」といった極端に安い広告は、後から高額なオプションを追加されるリスクがあります。電話で依頼する際に、「現地での見積もりは無料ですか?」「見積もり後のキャンセルは可能ですか?」と必ず確認してください。

曖昧な返答をする業者は避けるのが賢明です。

口コミ・施工実績を確認する

実際に利用した第三者の評価や、修理会社の公式サイトで施工実績を確認しましょう。

Googleマップの口コミや比較サイトのレビューは、リアルな対応を知るための重要な情報源です。公式サイトに作業員の顔写真付きで実績を掲載している会社は、責任感があり信頼性が高いといえます。

とはいえ、水漏れなどの緊急時に一社ずつ口コミや実績を調べるのは、膨大な手間と時間がかかります。TOPPAN運営の「リフォトル」なら、すでに厳しい審査を通過し実績が証明された優良会社のみを即座にご紹介できます。

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トイレタンクの水漏れに関するよくある質問

タンクの水漏れを放置すると水道代はどのくらい上がる?

わずかな水漏れでも、放置すると1ヶ月で数千円〜1万円以上も水道代が上がることがあります。

便器にチョロチョロ流れる程度の水でも、24時間365日流れ続ければ膨大な量になります。「これくらいなら平気」と放置するほど、金銭的な損失は大きくなります。

数千円の部品代を払ってでも、早急に対処したほうが結果的に安く済みます。

賃貸マンションの場合、修理費用は誰が負担する?

部品の経年劣化が原因であれば大家さんが負担し、入居者の過失であれば自己負担になるのが一般的です。

10年以上住んでいてゴム部品が劣化した場合は、大家さん負担で修理してもらえることが多いです。一方で、掃除中に物をぶつけてタンクを割ってしまった場合は入居者の責任となります。

まずは管理会社へ正直に状況を報告してください。

タンクに洗浄剤を入れても大丈夫?

タンクの「中に入れる」ドボンと沈めるタイプの洗浄剤は、使用をおすすめできません。

洗浄剤に含まれる成分がフロートバルブなどのゴム部品を劣化させ、水漏れを引き起こす原因になるためです。また、溶け残った洗浄剤が給水弁に詰まるトラブルも発生しています。

手洗い管の「上に置く」タイプの洗浄剤であれば、内部部品への影響を抑えられます。

まとめ:トイレタンクの水漏れは仕組みを理解して落ち着いて対処しよう

トイレタンクの水漏れは、放置すると無駄な水道代がかかるため早急な対処が必要です。原因が内部部品の劣化であれば、初心者でも手順を守ることで費用を抑えて確実に修理できます。

ただし、「自分で直せるか不安」「トイレのひび割れを発見した」という場合は、無理をせずにプロへ相談するのが安全です。

まずはご自宅のトイレの症状を確認し、DIYで直すか修理会社に依頼するかを判断しましょう。プロに任せる場合は、無料見積もりを行っている信頼できる優良会社へ一度ご相談ください。

なお、緊急時に慌てて依頼先を探すと高額請求などのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。TOPPAN運営の「リフォトル」では、厳しい審査基準をクリアした優良会社のみを厳選しており、安心して修理や交換を依頼できます。

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執筆者

羽柴 文吾

福岡県在住の兼業ライター。住宅資材の総合商社にて、新建材の営業から各種工事の施工補助まで幅広く経験。現在はエネルギー関連事業に従事している。丙種ガス主任技術者と第二種電気工事士の資格を保有。豊富な現場経験と専門知識を活かし、暮らしに役立つ情報を発信している。
趣味はNetflix鑑賞。

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