テラス屋根は後付けできる?|費用相場やいらなかったと後悔しない選び方も解説

更新日:2026年02月27日

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「急な雨でも洗濯物が濡れないっていいな…」
「突き刺すような真夏の日差しを和らげてほしい…」

新築時にはいらないと思っていたテラス屋根。しかし、今になって「付けておけばよかった」と後悔していませんか?

テラス屋根は後付けできます。ただし、外壁に固定するのにビスで穴をあけると、住宅メーカーの防水保証や長期優良住宅の認定が無効になる可能性があります。

「せっかく10年保証が残っているのに…」と諦めてしまう方も多いでしょう。

実は、保証を維持したまま取り付ける方法があります。この記事では、その施工方法や費用相場、失敗しないリフォーム会社の選び方を詳しく解説します。

雨を気にせず洗濯物を干せる暮らし、真夏でもデッキの日陰で子供とアイスを食べられる快適な空間を実現しましょう。

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目次

  1. テラス屋根は後付け可能!設置を成功させる条件3選
    1. 【構造】外壁強度と設置スペースを確保できるか
    2. 【保証】防水保証と長期優良住宅を維持できるか
    3. 【法律】建ぺい率オーバーで違法建築にならないか
  2. 後付けテラス屋根は【壁付け型】と【独立型】のどちらがおすすめ?
    1. 強度と安さを選ぶなら【壁付け型】
    2. 資産と保証を守るなら【独立型】
  3. 【費用相場】タイプ別の価格目安
    1. 壁付け型の費用内訳
    2. 独立型の費用内訳
  4. テラス屋根の後悔しない屋根材の選び方3選
    1. 定番の万能素材を求めるならポリカーボネート
    2. 優れた遮熱性能を重視するならアルミ樹脂複合板
    3. 高級感と採光性を両立したいならガラス
  5. テラス屋根のDIYは可能?知っておくべきハードル3つ
    1. 【技術】基礎工事と防水処理の難易度
    2. 【コスト】工具代と残土処分費の負担
    3. 【安全】強度不足による事故のリスク
  6. テラス屋根のデメリット5選
    1. リビングが暗くなる
    2. 台風でテラス屋根が揺れる
    3. サイズ不足で雨が吹き込む
    4. 雨漏りや外壁が劣化する
    5. 近隣トラブルが発生する
  7. 業者選びで失敗しないポイント4つ
    1. HPで施工実績を調べる
    2. 見積もりの内訳をチェックする
    3. 契約前に保証内容を確認する
    4. 悪質業者のサインを見抜く
  8. テラス屋根の後付けに関するよくある質問
    1. テラス屋根の後付けで建築確認申請は必要?
    2. 賃貸でもテラス屋根の後付けできる?
    3. テラス屋根を後付けすると固定資産税は上がる?
    4. 2階のベランダにテラス屋根は後付けできる?
  9. まとめ|テラス屋根の後付けで後悔しない選択をしよう

テラス屋根は後付け可能!設置を成功させる条件3選

テラス屋根は、リフォームで後付けできます。ただし、どこにでも自由に設置できるわけではありません。

本章では、設置前に確認すべき3つの条件について解説します。

  • 【構造】外壁強度と設置スペースを確保できるか
  • 【保証】防水保証と長期優良住宅を維持できるか
  • 【法律】建ぺい率オーバーで違法建築にならないか

事前に条件を把握しておけば、住宅メーカーの10年保証を維持したままテラス屋根を設置できます。

【構造】外壁強度と設置スペースを確保できるか

テラス屋根を設置するには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

  1.  外壁に固定できる下地(補強材)があるか
  2.  柱を立てる地面に十分なスペースがあるか

注意すべきは、シャッターボックス・エアコンの室外機・雨どいなどの障害物です。

実際の現場では、「シャッターボックスがあってテラス屋根を付ける高さが足りない」「柱を立てたい場所に室外機がある」といったトラブルがよく起こります。

トラブルを避けるため、以下のポイントを確認して現地調査を依頼しましょう。

【設置スペースのセルフチェック】

項目 確認ポイント
有効高さ 窓サッシの上端から上に10cm以上の平坦な壁面があるか
柱の位置 窓の両端から外側に15cm以上の空きスペースが地面にあるか
障害物 換気扇・室外機・地中の配管などが、テラス屋根や柱の予定位置に重なっていないか

また、近年の住宅に多い「ALC(軽量気泡コンクリート)」や「タイル張り」の外壁は、強度の問題や割れのリスクから、壁付け型が推奨されないケースもあります。図面だけでは判別できない配管ルートや正確な下地の位置については、最終的にプロによる現地調査が必要です。

【保証】防水保証と長期優良住宅を維持できるか

築10年未満の住宅にお住まいの方は、ハウスメーカーの防水保証に記載された条件の確認が必須です。固定のため外壁にビス(ネジ)を打ち込むと、保証が対象外になる可能性が高いためです。

雨漏りが起きて「リフォームが原因」と判断されれば、高額な修理費用が全額自己負担になります。

また、長期優良住宅の認定基準から外れ、税制優遇が受けられなくなるリスクもあります。後悔しないためにも、設置前に「壁に穴を開けた場合の保証への影響」をハウスメーカーに確認しておきましょう。

【法律】建ぺい率オーバーで違法建築にならないか

テラス屋根を後付けすると、「建築面積」が増えて敷地の「建ぺい率」をオーバーする可能性があります。

よく「壁で囲まれていなければ、建ぺい率には関係ない」と誤解されがちです。しかし、建築基準法では柱と屋根がある構造物は、原則として建築面積に含まれます。

敷地の建ぺい率が限界に近い場合、テラス屋根を設置すると「建ぺい率オーバー(違法建築)」になり、次のような問題が生じます。

  • 家の売却時に買い手がつきにくい
  • リフォームローンの審査が通らない

また、工事面積によっては自治体への「建築確認申請」が必要です。

【建築確認申請が必要なケース】

  • 防火地域・準防火地域:すべての増築で申請が必要
  • それ以外の地域:増築面積が10㎡(約6畳)を超える場合に申請が必要

申請が不要でも、建ぺい率などの法令遵守は必須です。違法建築になると、将来の売却価格やローン審査に悪影響を及ぼします。

後付けテラス屋根は【壁付け型】と【独立型】のどちらがおすすめ?

後付けのテラス屋根には、建物の外壁にネジで固定する「壁付け型」と、地面に立てた柱のみで自立させる「独立型」の2種類があります。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットを比較し、選定の決め手となる判断基準を解説します。

  • 強度と安さを選ぶなら【壁付け型】
  • 資産と保証を守るなら【独立型】

どちらを選ぶかは、今の住まいの状況や将来の売却予定など、「何を最優先するか」によって変わります。

強度と安さを選ぶなら【壁付け型】

「とにかく費用を抑えたい」「台風が多い地域で強度が心配」という方には、壁付け型がおすすめです。

壁付け型は、テラス屋根を建物の外壁にビスで固定します。外壁に穴を開けるため防水保証への影響はありますが、建物と一体化するため強風や積雪に強く、高い安定性を発揮します。

また、外壁にテラス屋根を密着させるため、雨の吹込みを防げるのもメリットです。

壁付け型がおすすめな人

  • 築10年以上が経過し防水保証が終了している
  • 初期費用を抑えたい
  • 強風地域や豪雪地帯などに住んでいる

使用する部材が少なく構造もシンプルなので、見た目もすっきりと仕上がります。建物の保証に関する制約がないリフォームであれば、壁付け型はコストを抑えて確実に雨風を防げる現実的な選択です。

資産と保証を守るなら【独立型】

「新築の保証を継続したい」「大切なマイホームの外壁に傷をつけたくない」という方には、独立型がおすすめです。

独立型は、柱のみでテラス屋根を自立させる構造のため、外壁への固定が必要ありません。

 ハウスメーカーの防水保証に影響を与えず、将来撤去になっても外壁の補修は不要です。住まいの資産価値を保つことができます。

独立型がおすすめな人

  • 築10年未満の家や「長期優良住宅」の認定を受けた家に住んでいる
  • 外壁がタイル張りやALC(軽量気泡コンクリート)で、ネジを打ちにくい
  • 将来的な売却も視野に入れ、建物の資産価値を維持したい

ただし、外壁とテラス屋根の間に隙間ができるため、雨水が吹き込むのがデメリットです。

オプションで隙間をカバーする部材を取り付ける必要があります。

初期費用はかかりますが、保証と資産価値を守りたい方に最適な選択です。

【費用相場】タイプ別の価格目安

テラス屋根の後付けにかかる工事費込みの価格は、壁付け型なら10〜15万円、独立型なら15〜25万円が一般的な目安です。

それぞれの価格の内訳に加え、特殊部材や現地状況によって発生する「見落としがちな追加費用」を、以下で紹介します。

  • 壁付け型の費用内訳(本体+基本工賃)
  • 独立型の費用内訳(本体+基本工賃)

事前に適正相場を把握しておくことで、リフォーム会社から提示された見積もりが妥当な内容か判断できます。

壁付け型の費用内訳

壁付け型の総額目安は、工事費込みで10〜15万円です。

建物を支えとして活用するため、柱は通常2本で済みます。使用する部材が少ない分、製品価格も独立型より20〜30%ほど抑えられます。

【費用のポイント】

項目 費用の目安
本体価格 8〜10万円
(屋根材・柱・金具など)
工事費 1〜3万円
(取り付け・養生など)
防水処理費 1〜2万円
(シーリング)

壁付け型で特に重要な工程は、「シーリング(防水処理)」です。壁際からの雨漏りを防ぎ、建物の寿命を延ばします。

壁付け型はコストパフォーマンスに優れているため、浮いた予算を「遮熱・UVカット仕様の屋根材」や「便利な物干し掛け」などのオプションに回せます。より快適な空間にカスタマイズするのもおすすめです。

独立型の費用内訳

独立型の総額目安は、工事費込みで15〜25万円です。

壁付け型に比べて5〜10万円ほど高くなるのは、屋根を自立させるために強固な「基礎」を築く必要があるためです。

【費用のポイント】

項目 費用の目安
本体価格 8〜12万円
(屋根材・柱4本・金具など)
基礎工事費 5〜8万円
(掘削・コンクリート・残土処分含む)
施工費 2〜3万円
(組み立て・取り付け・養生など)
隙間ふさぎ材 1〜2万円
(オプション)

独立型は、建物と切り離すための追加部材と、自立させるための基礎工事にコストがかかります。しかし、建物への加工を避けることで住宅保証を維持できるため、保証や資産価値を守る「安心料」として価値ある投資です。

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テラス屋根の後悔しない屋根材の選び方3選

テラス屋根のパネル(屋根材)選びで重要なのは、「室内の明るさ」と「夏の暑さ対策」のバランスです。

3つの代表的なパネルの素材について、それぞれの特徴と選び方の基準を解説します。

  • 定番の万能素材を求めるならポリカーボネート
  • 優れた遮熱性能を重視するならアルミ樹脂複合板
  • 高級感と採光性を両立したいならガラス

設置場所の日当たりや、リビングへ入る光の量を考慮して選びましょう。

定番の万能素材を求めるならポリカーボネート

どの素材にするか迷ったら、ポリカーボネートを選びましょう。

ガラスの約200倍という耐衝撃性があり、ハンマーで叩いても割れないほど丈夫です。さらに標準仕様で紫外線を約99%カットするため、洗濯物の色あせや日焼けも防げます。

おすすめは「熱線遮断タイプ」の「かすみ調(クリアマット)」です。

  • 熱線遮断:真夏のジリジリした熱線をカットし室温上昇を抑える
  • かすみ調:すりガラス状で視線を遮りつつ光は通す

実用性・耐久性・価格のバランスが良く、安心して選べる定番素材です。

優れた遮熱性能を重視するならアルミ樹脂複合板

「とにかく夏場のリビングを涼しくしたい」「西日がきつすぎて困っている」という方には、アルミ樹脂複合板がおすすめです。

アルミで樹脂を挟んだパネルは、光を一切通しません。濃い日陰を作れるため、ポリカーボネート製に比べて屋根の下の温度上昇を抑えられます。

アルミ樹脂複合板の活用シーンと注意点を、以下でまとめました。

項目 内容
活用シーン ウッドデッキを「夏場でも涼しい完全な日陰」として活用したい
デメリット 光を通さないため日中でも照明が必要な場合がある
季節の影響 夏は快適だが、冬場は貴重な日光が室内に届かない

遮熱性に優れた素材のため、暑さ対策を優先するなら多少の暗さは許容してでも選ぶ価値があります。

高級感と採光性を両立したいならガラス

「見た目の美しさにこだわりたい」というハイエンド志向の方には、強化ガラスや合わせガラスがおすすめです。

経年劣化による変色や表面の細かい擦り傷が発生せず、圧倒的な透明感と高級感を長期間維持できるのが特徴です。

ガラス屋根を選ぶ際に注意しておきたいポイントを、以下にまとめました。

項目 内容
コスト・構造 高価で重量もあるため、支える強固な専用フレームが必要
建物への影響 壁付け型の場合は建物への負荷について専門家との打ち合わせが必要
破損リスク 万が一の破損に備え、飛散防止機能のある「合わせガラス」を選ぶのが一般的

ガラス材は、美しさと引き換えに予算や設置条件のハードルが高くなります。主に高級ラインの製品やガーデンルームで採用される、「本物志向」の方向けの素材といえるでしょう。

テラス屋根のDIYは可能?知っておくべきハードル3つ

ホームセンターやネット通販でテラス屋根の部材を購入し、DIYで設置しようと考える方も多いでしょう。しかし、テラス屋根のDIYはおすすめできません。

理由は以下の3つです。

  • 【技術】基礎工事と防水処理の難易度
  • 【コスト】工具代と残土処分費の負担
  • 【安全】強度不足による事故のリスク

コストを抑えるつもりでも、失敗すれば高額な補修費用がかかります。

【技術】基礎工事と防水処理の難易度

テラス屋根の施工は、「大きなプラモデルの組み立て」ではありません。「レベル出し(水平垂直)」や「雨じまい」という、高度なプロの技術が求められる作業です。

【レベル出し(水平垂直)】
柱をミリ単位で水平・垂直に立てるには、専用の道具と技術が必要です。わずかな傾きでもテラス屋根全体に歪みが生じ、強度不足の原因になります。

【雨じまい】
壁付け型は、外壁と屋根の接合部を埋める「雨じまい」が重要です。処理が不十分だと雨水が浸入し、柱や断熱材が腐る原因になります。

数万円を惜しんで、高額な修理費がかかるなら最初からプロに依頼するのが安心です。

【コスト】工具代と残土処分費の負担

DIYは本体価格だけを見ると安く感じますが、実際には見えない出費がかかります。

【工具代】
振動ドリルや大型脚立などの工具を揃えると、3〜8万円かかります。一度しか使わない道具にかける費用としては、現実的ではありません。

【残土(ざんど)処分】
基礎を作るために掘った土は、産業廃棄物として処分が必要です。処分費1〜3万円に加え、運搬の手間もかかります。

道具代と処分費を含めると、プロに依頼する場合とほぼ変わりません。

【安全】強度不足による事故のリスク

DIYで最も深刻なのは、自身の転落事故や、設置後の屋根の飛散によって他人に被害を与えてしまうリスクです。

【高所作業に伴う生命の危険】
高所で重い部材を扱う作業は、プロでも危険を伴います。転落すれば大怪我や死亡事故にもつながります。

【 損害賠償と火災保険の盲点】
施工不良があると、台風時に屋根が飛散する場合があります。DIYが原因の損害は火災保険でカバーされず、全額自己負担になります。

数万円を惜しんで、高額な賠償リスクを負うのは現実的ではありません。

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テラス屋根のデメリット5選

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、デメリットも事前に把握しておきましょう。

設置後に気づくことの多いデメリットは、次のとおりです。

  • リビングが暗くなる
  • 台風でテラス屋根が揺れる
  • サイズ不足で雨が吹き込む
  • 雨漏りや外壁が劣化する
  • 近隣トラブルが発生する

事前に知っておくことで、工夫して対応できます。

リビングが暗くなる

テラス屋根を後付けすると、屋根が日光を遮るため室内に入る光の量が減ります。日中のリビングが暗くなる原因です。

夏の遮熱を優先して濃い色の屋根材を選ぶと、冬の貴重な日差しもカットして日中のリビングが暗く感じる場合があります。

以下で、リビングの明るさを守るポイントをまとめました。

  • すりガラス調や透明などの透過率の高い素材を選ぶ
  • 夏の暑さ対策は「室内のカーテン」や「シェード」で調整する

工夫することで、季節を通して快適で明るいリビング空間を実現できます。

台風でテラス屋根が揺れる

独立型のテラス屋根を選んだ方の中には、強風時に「屋根が大きく揺れて怖い」と感じる方もいます。

独立型は、強風時にあえて揺れる構造に設計されています。屋根や柱を固定してしまうと、逆に部材が折れる危険があるためです。

「揺れるのは壊れにくいための仕様である」と事前に理解しておけば、台風の夜に不安を感じず過ごせるでしょう。

サイズ不足で雨が吹き込む

ウッドデッキと同じサイズでテラス屋根を設置すると、風を伴う雨の日に洗濯物が濡れてしまいます。

デッキより左右・前方に30〜50cm大きいサイズを選びましょう。

雨は風によって斜めに吹き込みます。デッキや洗濯物を干す場所よりも一回り大きな屋根を設置すれば、雨の日でも安心して洗濯物を干せるスペースが実現します。

雨漏りや外壁が劣化する

壁付け型の設置は、防水処理(シーリング)が不十分だと雨漏りや外壁の劣化につながります。

外壁にビス穴をあけるため、下穴への防水剤注入やシーリングの二重打ちなど、適切な処理が必要です。

初期不良は目立ちにくいものの、数年かけて壁の内部に水が広がり、柱や土台の腐食や断熱材の劣化、シロアリ被害につながる恐れがあります。

施工の質によって将来発生するメンテナンス費用に大きな差が生じるため、実績豊富な専門会社を選びましょう。

近隣トラブルが発生する

テラス屋根を設置すると、雨水の流れ方が変わるため、思わぬトラブルにつながるケースがあります。

「雨水が隣家の敷地に落ちるようになった」「屋根から滑り落ちた雪が隣の車を直撃した」といったトラブルです。

トラブルを避けるためには、設置場所を決める際に隣地との距離を十分にとりましょう。また、雪の多い地域では、雪止めオプションの設置を検討すると安心です。

業者選びで失敗しないポイント4つ

テラス屋根の満足度は、製品の質よりも施工の質で決まります。

信頼できる業者を見極めるポイントは、以下の4つです。

  • HPで施工実績を調べる
  • 見積もりの内訳をチェックする
  • 契約前に保証内容を確認する
  • 悪質業者のサインを見抜く

HPで施工実績を調べる

リフォーム会社のホームページで、「テラス屋根」の施工実績が豊富かチェックしましょう。

施工事例の写真を見るときは、テラス屋根全体の形だけでなく建物とテラス屋根の間に隙間ふさぎ材がきれいに付いているかにも注目してください。

細かい部分の仕上げにこそ、職人の技術と誠実さが表れます。

見積もりの内訳をチェックする

見積書に「テラス屋根工事一式 15万円」としか書かれていない業者は要注意です。

信頼できる業者であれば、内訳を詳細に記載してくれます。

  • 製品代(定価と割引率)
  • 標準組立費
  • 基礎工事費(ハツリ工事費、残土処分費、運搬費)
  • オプション部材費

明細があることで、「なぜ高いのか」「何が含まれているのか」がはっきりし、工事後の追加請求やトラブルを防げます

契約前に保証内容を確認する

製品保証だけでなく、施工不良が原因の雨漏りについて、施工店独自の「工事保証」があるかを必ず確認しましょう。

屋根材自体のメーカー保証は素材の不具合に限られるため、施工不良による雨漏りや取り付け不良は対象外になるケースがあります。

確認ポイント

  • 保証の範囲:施工に起因する雨漏りが対象か
  • 保証期間:何年保証してくれるか
  • 書面の有無:口約束ではなく保証書を発行してもらえるか

保証書があれば、施工後に雨漏りが起きても無償で修理してもらえるので安心です。また、事前に保証内容を把握することで、追加費用やトラブルのリスクを減らせます。

保証書は口約束ではなく、書面で発行してもらいましょう。

悪質業者のサインを見抜く

「建築確認やハウスメーカーの確認は不要です」と、法規制や保証を軽視する業者には注意が必要です。

テラス屋根の後付け工事は、外壁に穴をあけ防水層に手を加える雨漏りに直結する工事です。建築基準法やメーカー保証への影響などの重要な説明を行わない業者には慎重になりましょう。

以下のような言動がある担当者は要注意です。

  • 確認は不要と断言する
  • 保証内容を曖昧にする
  • デメリットを説明しない
  • 極端な値引きや即決を迫る

契約時に十分な説明を受け、少しでも不安を感じた場合は即決せず複数社を比較検討することが大切です。

信頼できる業者は、メリットだけでなくリスクも隠さず説明し、保証を書面で提示します。さらに「ハウスメーカーに確認を」といえる慎重さこそが信頼の証となります。

注意点やリスクを正直に伝える姿勢が、後悔のない選択につながります。

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テラス屋根の後付けに関するよくある質問

テラス屋根の後付けで建築確認申請は必要?

以下の条件に当てはまると建築確認申請が必要です。

  • 屋根の面積が 10㎡(約6畳)を超える
  • 防火地域・準防火地域 に指定されている場所

10㎡未満で防火地域外であれば原則不要ですが、地域の条例や制限によって異なる場合があります。設置前に市区町村の建築指導課へ確認しておきましょう。

賃貸でもテラス屋根の後付けできる?

原則として、賃貸物件にはテラス屋根を後付けすることはできません

独立型でも地面に基礎を作ると無断増築になり、賃貸契約違反となります。どうしても設置したい場合は、大家さんや管理会社に許可を取るか、タープやパラソルで代用しましょう。

テラス屋根を後付けすると固定資産税は上がる?

テラス屋根の後付けで固定資産税が上がることはありません

固定資産税の対象になる家屋は、屋根があり3方向以上が壁で囲まれている建物です。多くのテラス屋根は壁がないため、不動産登記の対象外となり課税されません。

ただし、サンルームやガーデンルームのように壁やガラスで囲む場合は増築扱いとなり、税額が上がる可能性があります。判断が難しい場合は、市区町村の税務課へ確認しましょう。

2階のベランダにテラス屋根は後付けできる?

2階のベランダにもテラス屋根は設置できますが、1階用の製品を流用するのは危険です。

2階に設置する場合は、「バルコニー屋根(造り付け部材用)」という専用品を使用しましょう。また、足場や資材の荷揚げも必要になるため、費用は1階より高くなります。

まとめ|テラス屋根の後付けで後悔しない選択をしよう

テラス屋根の後付けは、壁付け型と独立型で特徴が異なります。費用を抑えるなら壁付け型、保証を守るなら独立型がおすすめです。

ただし、選び方を間違えると「リビングが暗くなった」「保証が切れた」といった後悔につながります。

後悔を避けるには、記事で紹介した「設置を成功させる条件3選」や「失敗事例5選」を参考に、保証への影響や費用相場を把握しておきましょう。

信頼できるリフォーム会社に依頼すれば、雨の日も洗濯物を気にせず快適に過ごせる暮らしを実現できます。

会社選びに迷った際は、複数社から無料で見積もりを取得できる一括見積もりサービス「リフォトル」を活用すると便利です。

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執筆者

羽柴 文吾

福岡県在住の兼業ライター。住宅資材の総合商社にて、新建材の営業から各種工事の施工補助まで幅広く経験。現在はエネルギー関連事業に従事している。丙種ガス主任技術者と第二種電気工事士の資格を保有。豊富な現場経験と専門知識を活かし、暮らしに役立つ情報を発信している。
趣味はNetflix鑑賞。

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