ライフスタイルトレンドから見る2025年のインテリアトレンド予測!!
C-lab.では、ライフスタイルトレンド動向を踏まえて、最新の2024年のインテリアトレンドから2025年のインテリアトレンドを予測します。
ライフスタイルトレンド動向
昨今のビッグトレンドはSDGsです。今やインテリア業界においてもサステナブル抜きでは語れません。
建築資材や家具、インテリア雑貨などにもサステナブルを意識した商品が当たり前のように用いられ私達の生活に浸透してきています。
一方でライフスタイルのトレンドは「ゴルフ」「アウトドア」「グリーン」などが主流となってきています。
これはコロナ時代の「お家」時間からの反動といえるでしょう。
ゴルフブームは20代~30代の若者世代を中心に人気があり、コロナ禍によってもたらされた運動不足を解消するツールとなっています。
また爆発的なアウトドアブームもコロナ禍が後押ししています。人気のキャンプでは、ファミリー層からシングルで行ういわゆる「ソロキャン」まで幅広く楽しまれています。おしゃれなアウトドア製品も増え、それらを日常的に使用したりとアウトドアがより親しみやすくなりました。
グリーンは今やインテリアにはなくてはならない存在であり、非常に息が長いトレンドです。コロナ禍で家で過ごす時間が増えた事から外への憧れ、自然を求める気持ちが強まりグリーンブーム継続に反映されたと考えられます。
トレンドは何かを求める気持ち(−)から始まり、その欲求を埋めて(±)さらに深く掘り下げて進化する(+)傾向があります。(−→±0→+)
C-lab.ではこのように、最新のトレンド分析から将来のトレンドを予測し、新たなスタイルを提案することを得意としております。商品開発のアイディア創出に役立つコンサルタントやセミナーなど、各種詳細に関しては下記バナーからお気軽にお問い合わせください。
これまでのインテリアスタイルの傾向
ライフスタイルトレンド動向を踏まえて、今後のインテリアはどのようなトレンドが予想されるのでしょうか。これまでのインテリアスタイルの傾向を振り返り、更に詳しく解説していきます。先ずはここ10数年のインテリアスタイルの傾向を見てみましょう。
1) 2011年~のインテリアスタイルの傾向
2011年頃は東日本大震災の影響が強く、私達の生活に対する価値観そのものが覆されました。「昨日より少し」の幸せ、優しさ、をとりもどす事を願い、シンプルで飾らないスタイルが好まれ、白目止め調のオーク材やナチュラルな素材を使用した空間に安心感を抱きました。
2) 2015年~のインテリアスタイルの傾向
2015年頃にはその反動でオイルフィニッシュやスモークドフィニッシュの木材やコンクリート材をベースに黒のアイアンで空間を引き締める力強いテイスト「男前インテリア」が流行ってきます。
3) 2020年~のインテリアスタイルの傾向
そして2020年頃には生活者の「本物思考」が高まります。スタイルとしては、前トレンドに反発し木材の本来の質感を活かした表情やさらりとした塗装調などを使用したミニマルでシンプルな傾向のインテリアテイストとなりました。
より詳しいインテリアにおける木目柄の変遷に関するトピックスは下記リンクを参照ください。
今後のインテリアトレンドを予測
これらを踏まえて2025年のインテリアトレンドを予測してみます。
シンプルからの反動で装飾的なテイストが戻ってくるのではないでしょうか。
また、男性的なテイストやジェンダーレスなテイストが続いた反動で少し女性らしい丸みを帯びた優しいフェミニン寄りのテイストが復活してくると考えられます。
ただし、トレンドが反動すると共に今までのテイストをより深掘りし「進化」する部分も忘れてはいけません。また、2024年の最新インテリアのトレンドとして、多様な素材を使用しコーディネートをするミックスコーディネートも主流となってきております。きっと数年後には従来の女性らしいフェミニンテイストの中にBOHO的なクラフトアイテムやモロッカンスタイルの小物や雑貨などがコーディネートされる新しいインテリアスタイルがトレンドになってくると予測します。
ライフスタイルトレンド動向を踏まえた今後のインテリアトレンド予測についてお送りしました。より詳しい2024年~2025年のインテリアトレンドの情報をお求めの方はこちらから是非お気軽にお問合せください。
多角的な分析結果をもとに、今後のインテリアトレンドの傾向について予測できるのが、C-lab.の強みです。TOPPANの C-lab.では、生活空間のサーフェイスデザインをベースとして、長年培ってきた調査分析結果をもとに、生活空間に使用される製品開発に役立つコンサルティングを承り、ソリューション提案を行なっております。C-lab.のサービスについては以下をご覧ください。